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Ryzen9 3900X + X370マザーの設定を最適化

2019年11月25日 | デスクトップパソコン
Ryzen9 3900X 環境に移行して2ヶ月が経ちました。
その間、ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming のUEFIを最適化を図るべく試行錯誤していました。そして以下の設定で落ち着きました。

・Windows10 電源プラン
 AMD Ryzen Balanced

・CPU:Ryzen9 3900X
 Clock:定格(3.8GHz~4.6GHz)
 Core Voltage:Offset -0.1v
 Load Line Calibration:level 2

・メモリー:DDR4 2400 DIMM 16GB x 2枚
 Clock:2933MHz
 CL:18-18-18-39 1T

その際の CINEBENCH R15 の結果は以下の通りです。
X570のマザーボードを使っている方々のスコアを見ると、マルチスレッドのスコアはほぼ変わらないのですが、シングルスレッドの値が3~5%ほど低くでています。これはX370マザーボードが XFR2 に対応していないため、クロックが上がりきらないこととメモリーのクロックが若干低いことが原因と考えられます。



CINEBENCH R15 実行時のCPUの挙動は以下の様になりました。
 
・シングルスレッド高負荷時 4.525GHz


・マルチスレッド高負荷時 4.100GHz

まずCPUですが、ZEN2世代のCPUの常用可能な動作クロックは4.2~4.3GHzと言われています。これは全てのコアがフルロード時した時の値です。
定格の状態でもフルロード時に4.1~4.25GHzで動作し、シングルタスク時には 4.525GHzまでブーストするのでオーバークロックは無意味と判断し定格運用することにしました。

それよりも電圧の高さが問題で、全てオートで設定にしていた時 Vcore の値が 1.45v を超えて動作していました。外れ石でも安定動作するように考慮されているのだと思われますが…
さすがにそれは無いでしょう (〃゜д゜;A アセアセ…

定格電圧での常用は怖いので、Offset の値を -0.1vに設定しました。
まだ下げられそうですが、ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming の UEFIの設定では、これ以上Offset値を下げる事はできませんでした。

続いて Load Line Calibration(急な高負荷時に電圧低下を抑える機能)の設定は Level 3 まで問題なく動作するのですが、Level 4 にしたとたん起動しなくなりました。安全策をとって Level 2 で運用することにしました。

次にメモリーの設定ですが…3000MHzを超えた辺りから動作が不安定になり、CL値を22と緩くして電圧を盛っても 3200MHz でWindows10は起動しませんでした。
ZEN2世代になりメモコンが良くなったと言われていますが、私の環境では Ryzen7 1700Xの時と変わらないので、今持っているメモリの限界値が 2933MHzという事なのでしょう。



最後に、PCIex 接続のSSD(Intel P750 400GB)ですが、グラフィックボード下の x16形状のスロットに刺していると何故かWidows10の起動が遅いので、ダメ元で最下段の x16形状(x4動作)のスロットに刺し直してみました。
一つ前のUEFI(5.30)では SSDを見失い起動しなかったのですが、最新の UEFI(5.80)では問題なく動作しました。Windows10の起動も体感できるほど速くなり大満足です。

一つ不満を上げるとすれば、このX370のマザーボード UEFIのバージョンが 5.80以降更新されておらず、将来性が不透明なところです。まぁ2世代前の物なので新CPUに対応して貰えただけでもラッキーなことなのでしょうが…

とい訳で、Ryzen9 3900X は価格相応のパフォーマンスを持ったCPUと呼べるでしょう。ゲームから動画編集までそつなくこなす優等生だと思います。

 
来週発売される Ryzen9 3950X(16コア・32スレッド)がコンシューマー向け最強のCPUとなりますが …発熱のためベースクロックが抑えられており CPUファンが同梱せず、28cm以上の水冷クーラーを推奨としているところから扱い辛いCPUになるのではと予想しています。

しかも初期入荷数が少ないため奪戦となり入手は困難と予想されるので、欲しい方は発売日当日(11月30日11時)にショップに並んでゲットするしかないでしょう。予算(約10万円)としっかり冷やせる環境をお持ちの方は是非チャレンジしてみてくださいね。私は…Ryzen9 3900Xで十分です。というか予算的に無理です…ごめんなさい。
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YZF-R125 復活

2019年11月08日 | オンロード バイク
今日は仕事がお休みだったので…
YZF-R125(以下 R125)の復活を図るべく、まずはプラグの交換を行いました。

燃料ポンプは新品でセルは元気よく回りCDIのエラー警告などは出ていない…
となると電装系の末端であるプラグが怪しいという事でAmazonで注文していたイリジウムプラグと交換しました。取り外したプラグですが…



ススで真っ黒。長男がエンジンをあまり回さず乗っていたのが原因なのかなぁ
これだけカーボンが着いていたら、さすがに着火しないですよね。

そしてプラグを取り換え、セルを回してみると…いっぱつで始動。アイドリングも安定しました。また1時間ほど試乗しましたが、全く問題なくエンジンは絶好調でした。

エンジンが、かからないとレッドバロンに修理をお願いしたのですが…
プラグも見ていなかったという事ですね。

紆余曲折はありましたが何はともあれ、R125が復活して良かったです。
これでまた親子でツーリングができますから…
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