CBRで風になる~♪

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スタンドアロンでクライアント・サーバを実現する方法

2013年03月22日 | ノートパソコン
晴れ

今週末にKLX125でオフロードツーリングに出かけようと思っていたのですが
雨のようですね。さすがに雨の山道は怖いので止めておきます (´・ω・`)

今回のお題は実家の経理システムをいつ何処でも改修できる環境を整えたので
その手順をメモとして残して置きたいと思います。

最悪の環境を考え、ネットは有線・無線ともに使えない(閉鎖された)状態で
PC1台で疑似ネットワーク環境を構築しクライアント・サーバーを実現する
事を目的にシステム構築してみました。

ホストOS兼クライアントアプリ実行は「Windows8」でソフトウェアは
Excel2013のマクロ(VBA)を使用しています。

仮想環境に「VM Virtualbox 4.2.10」を用意し、ゲストOSには
「Ubuntu Server12.04」をDBには「PostgreSQL9.1」を使用しています。

今まで開発してきた実家の経理システム(クライアント・サーバー方式)を
1台の隔離されたPCで実現させるために設定変更を加えたものなので
基本的な導入手順は以前書き残した「DBサーバー構築メモ」参照ください。

デモ用や限られた資源でクライアント・サーバーシステムを構築する際に
有効な手段だと思っています。ただしホストOSとゲストOSを同時に
使用するので動作させるPCはできるだけ多くのメモリを積みCPUは
4スレッド以上を動作させられる「Corei3」以上を推奨します。

ちなみに今回は以前購入したノートPC「X202E-CT3217G」を使用しています。
一応CPUは「Corei3-3217U」・メモリは4GBを搭載しているので問題なく
動作しています。さすがにHDDがボトルネックになっているため遅いので
SSDに換装すると幸せになれそうですw

今回は「DBサーバー構築メモ」+αのα部分だけに焦点を当て操作手順を
記載していきます。新規でシステム構築する際は「DBサーバー構築メモ」の
1~4までの操作を事前に済ませて置いてください。

1.Virtualboxで物理的なネットワークを使用せず仮想ネットワークを設定
  ・設定でネットワークの割り当てを「ホストオンリーアダプター」に変更
   ホストOSとゲストOSのみ通信が可能になるモード
   ゲストOSはインターネットなどの外部にアクセスできなくなる

 

   ※規定値ではホストOSに「192.168.56.101」ゲストOSに「192.168.56.102」の
    ipアドレスが割り当てられます。

2.ゲストOS(UbuntuServer12.04)のipアドレスを固定する
  ・同じ状況で2台のゲストOSを起動するとipアドレスが変わる可能性が
   あるため静的なipアドレスに変更

  (1) まず以下のファイルを端末から編集

   $ sudo su -
   $ cd /etc/network/
   $ gedit interfaces

   eth0を例に

   auto eth0
   iface eth0 inet dhcp

   ↑を↓に書き換える

   auto eth0
   iface eth0 inet static
   address 192.168.56.110(サーバーとなるゲストOSのアドレス)
   netmask 255.255.255.0
   network 192.168.56.0
   broadcast 192.168.56.255
   gateway 192.168.56.1(デフォルトゲートウェイ)

  (2) ネットワークの再起動

   $ cd /etc/init.d/
   $ networking restart

3.ホストOSからゲストOS(PostgreSQLサーバ)に接続するためファイルを編集

  (1) まず以下のファイルを端末から編集

   $ sudo su -
   $ cd /etc/postgresql/9.1/main
   $ gedit pg_hba.conf

   host  all  all  192.168.56.0/0  md5

  (2) PostgreSQLの再起動

   $ cd /etc/init.d/
   $ postgresql restart

4.ホストOSから見るゲストOSの名前解決
  ・Windows8 の「hosts」ファイルにてPotgreSQLサーバーの名前を解決
   DHCPやDNSを使用していないためレガシーな方法での名前解決が必要となる

  (1)メモ帳を管理者権限で起動

 

  (2)「hosts」ファイルを開く
   メニュー「ファイル」-「開く」から以下のアドレスの「hosts」ファイルを読込み
    
   C:\Windows\System32\Drivers\etc

  (3) 「hosts」ファイルの最後に以下を追記

   192.168.56.110  ubuntu(サーバー名)

以上で完了です。後は以前のブログで書いたODBC32などの設定などを行えば
全て1台のPCでデモや検証を行うことができます。

 

これでお仕事を家にお持ち帰りができます。あまり嬉しい事ではありませんが (;´∀`)


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代替品も不良って…

2013年03月20日 | デスクトップパソコン
曇り

DELLから送られてきた代替の液晶ディスプレイ…小指の爪1/3ほどの
面積の青色のドット欠けがあり、再度交換になりました。

見た目は新品なのですが修理上がり品でチェックが甘い感じ…
気付いてよかったです。 (; ・`д・´)

何度も交換依頼しているとクレーマーのような気がして感じ悪いですね。

22日にまた代替品が届くそうですが27インチにもなると交換は
重くて大変なので今度こそ良品が届くのを期待しています。
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DELLの法人サポートは素晴らしい

2013年03月18日 | デスクトップパソコン
のち

DELLの液晶ディスプレイU2711の画面右半分に時々ノイズが出るようになったので
テクニカル電話サポートに連絡したら即交換という事になりました。

ディスプレイが無くなると、メインPCが使えなくなるので危惧していたのですが
代替品を送って貰い設置した後、不具合の出た製品を送り返すようで安心しました。

U2711は法人名義で購入(個人名義より安価であったため)して今年の6月で丸3年…
サポートは標準で3年付いていたのでギリギリ間に合い助かりました。
※実家の会社名でネット注文しましたが、代金は自腹での購入です。

かなり以前に個人名義で購入したノートPCが壊れた際には電話サポートの方が
どう聞いても片言の日本語だった(たぶん中国人の女性)でマニュアル通りの
対応してして貰えなかったので苛立ちを感じたのを覚えています。

今回のDELLの法人サポートは話の分かる日本人男性で親切にお話を聞いて頂けたので
法人サポート部門と個人サポート部門は別物なのかなぁと感じてしまいました。

DELLのサポートには悪いイメージを持っていましたが、法人部門は別物ですね。
今現在の個人サポートはどうなっているのか分かりませんが…

自分としては今後も同じ値段の代物であれば法人名義で購入しようと思います。
ユーザーにとって手厚いサポートはありがたいですから…
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メインPCの現状

2013年03月11日 | デスクトップパソコン
晴れ

ここ数日、春らしい陽気になって来たなぁ…思っていたら冬の寒さへ逆戻り。
また花粉と共に黄砂もかなり飛んできていて自家用車も泥だらけ orz
もう少し暖かくなり黄砂が一段落したら洗車しようと思っています。

この寒さではバイクに乗る気も起きないので今回もPC関連のネタで行きます。

メインPCで Windows8 を快適に使えるように少しずつ時間とお金をかけて
システムを再構築しました。今回の更新は大掛かりなものではなく、メインPCに
接続しているケーブル類を極力減らしメンテナンスの向上を目指しています。

ついでにコールドスタート時の起動速度の改善および使い勝手の向上を目的に
SSDのストライピング(RAID-0構成)を止め、単発でストライピングとほぼ同等の
速度が出ている最新のSSDを装着しました。

RAID構成を組んでいると、コールドスタート時にRAID-BIOSの起動などで余分な時間が
掛かり遅く感じてしまうのと、ストライピング時には片方のドライブが壊れると
復旧不可能になるので、それの改善です。

またシステムディスクが単発のドライブだと、クローンの作成も容易なので
システム障害時の復旧も早く済みます。

その結果、機器構成は以下の通りになりました。

 Case: CM690 II Plus
      (吸気用14cmFANx2機+排気用14cmFAN+排気用12cmFAN)
 MB : ASUS P9X79 rev1.0 BIOS 3305
 CPU : Corei7-3930K @ 4.00GHz~4.75GHz(HT・TB有効・Vcore1.29v)
      ※CPU簡易水冷ステム KUHLER-H2O-920-E
 MEM : 16GB(DDR3-2000 SDRAM 4GBx4枚)
 VGA : GeforceGTX660(VRAM 2.0GB)
 SSD : 256GB(PLEXTOR M5proXtreme)
 HDD : 2TB(WD20EARS)
      2TB(WD20EZRX)
 DVD : Blu-ray Drive(BH08NS20 SATA)
 PCI : 地デジチューナー(DT-H33/PCI)
 KeyBord:Logicool Wireless Keyboard K270
 Mouse :Logicool Wireless Mouse M235
 TouchPad:Logicool Wireless Rechargeable Touchpad T650

 etc : 3.5inchCardReader(CF,MS,SD,SM対応)
    : Bluetooth4.0(USB2.0接続:Skypeヘッドフォンマイクのレシーバ用)
    : 800W定格(80PlusGOLD ATX)電源
    : 27インチ液晶(DELL U2711 2560x1440dpi)

 OS  :Windows8 professional(64Bit)
 Office:Microsof Office 2013 professional

今まで入力機器はUSB2.0接続のキーボードおよびマウスを使用していましたが…
Windows8導入時に購入したタッチパッドに合わせ、入力機器をすべて
Logicool製の無線機器に更新しました。

メリットはLogicoolの独自規格のUnifyingレシーバー1個ですべての機器を接続でき
この規格の機器はBluetoothに比べ省電力でノイズを拾い難く感度が良好です。

今年の6月にはIntelの新CPU(Haswell:LGA1150)が発売される見込みですが
ミドルレンジのデスクトップ向けのため、上位モデルでも4core/8thread
動作周波数は4GHz未満のため、ハイエンド環境はLGA2011で変わり無さそうです。

GPUに関してAMDについては今年1年はRadeonHD7xxxで変える予定が無いようですし
NVIDIAはGeforceGTX660以降の製品であれば重いゲームでも最高設定にしなければ
問題無いようです。

ただしGefoceGTX660でWindows8のエクスペリエンスインデックス値が「7.8」と
いうのを見ると何だか悔しく思え…GTX670以降もしくはSLI構成で組んでみたいなと…
感じさせられてしまいます。まぁ無駄なのですが(汗)

という事でメインPCのハードについてはこの仕様で2年は戦えそうなので
しばらくは要らない出費は無くなるかなぁと…

これから暖かくなりバイクシーズンに突入するので必要経費はそちらに回したいと
思います。今年こそはサーキットを走りたいですしね♪

追記:2013/3/12 8:00

PLEXTOR M5proXtreme 256GB のアクセス速度を計測してみました。
※BIOS:AHCI mode,ドライバー:Windows8標準記憶コントローラー



M5proがいくら最新のSSDとはいえ、real C300 SSDのストライピングには敵わず
読込み速度が3割程低下しています。逆にM5proの書込み速度は単発であるにも関わらず
C300 のストライピングに対して約1.6倍以上のスコアを叩き出しています。
※C300 のストライピング時シーケンシャルリードは650MB/s:ライトは260MB/sでした。

システムディスクは書込みより読込み速度が重要になるのですが3割程度の速度低下で
あればコールドスタート時において RAID-BIOS 起動の方が遥かに時間が掛かるため
むしろ以前より快適になっています。

またシステムディスクはシーケンシャルでの読込みは殆どなくランダムリードの方が重要に
なってくるので通常の使用感も依然と全く変わりありません。
※ランダムリードの性能は C300 のストライピング時と同等でした。

という事で最新のSSDはSATA3(6Gbps)の限界に近づいているので次世代規格(SATA4 ?)が
策定されSSD単機で1000MB/sの速度が出るようになった時にまたシステムの再構築を
考えたいと思います。
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