CBRで風になる~♪

趣味のバイクやPCの事を主体に書いて行きます♪
月に1度以上ブログの更新を目指しています!

NEC製 モバイルノートPC(リファビッシュ品)の購入

2015年07月16日 | ノートパソコン
時々

ご無沙汰しています。急に暑くなりましたね。
仕事場はクーラーが効き過ぎているので、まだ夏が始まったばかりなのに夏バテ気味です。
アウトドアなネタを書きたいのですが…暑過ぎてバイクに乗っていないどころか、休日も外出せずクーラーの効いた部屋でゴロゴロしています。という訳で今回もPCネタになります。

今まで使用していた、Windowsタブレット(T100TA-DK564G)ですが…ストレージが64GB、メモリが2GBと少なく、いくら新型のCPUといえ所詮はATOM、常用するのにストレスを感じ始めていました。

省電力なので、microUSBで充電できたりバッテリーのみで10時間以上駆動したりと良い部分も多いのですが、もう少しパワーが欲しい…という事で、T100TAを里子に出し、そこで得たお金に追い金してCorei搭載のモバイルノートPCを購入する事に決めました。

とはいえ CoreiクラスCPUを搭載したモバイルノートPCを新品で購入するなると15万円以上、下手をすると30万円近くするので、なるべく安価に10万円(税込み)以内で購入可能なものをネットや実店舗で探しました。探し始めてから1ヶ月ほど経った頃に意外な場所で、値段と要求するスペックを満たす商品を見つける事ができました。

商品を購入した場所は、ヤマダ電機名古屋本店で2年ほど前に法人向けに発売された NEC VersaPro のリファビッシュ品(PC-VK16TGTEH)を、10万円弱(税込み)で販売していました。展示品ではなく、バックヤードから商品を持ってきたので傷も無く新品同様の代物でした。

 

リファビッシュ品とは、初期不良など何らかの理由でメーカーに戻ってきた製品を修理し再販する物で、不良個所を修理した物なので不具合に遭遇する確率も低くなります。しかもNECのリファビッシュ品にはメーカー保証(1年)が付いているので扱いは新品と変わりません。

今回購入した「VersaPro」は「Lavie Z」の法人版になります。
ハードのカスタマイズが可能で、OSやSSDの容量などが市販品とは異なります。一つ前の型落ちモデルになりますが、OSにWindows8.1proを採用していたり、ストレージが256GBのSSDだったりと市販モデルより高スペックな代物になっています。

VersaPro(PC-VK16TGTEH)の主な仕様は以下の通りです。

 CPU : Corei5-4200U (2core 1.6GHz~2.6GHz・HT・TB有効)
 MEM : 4GB (DDR3L-1600 SDRAM)
 VGA : Intel HD Graphics 4400 (CPU内臓)
 SSD : 256GB (SUMSUNG MZMTD256HAGM-000L1)
 液晶 : 13.3inch(1920x1080dpi IPS 10点マルチタッチ)
 OS  : Windows8.1 Professional Update (64Bit版)
 etc  : Office2013 Home & Business 付属
 重量 : 964g


スペックの詳細情報は以下のアドレスを参照してください。

http://www.toppage.ne.jp/asp/product_detail.asp?tpcode=210005213100003298&user=tp

13.3インチのFullHDタッチパネル搭載で1kgを切る軽さは驚異的です。
かなり頑張った仕様ですが、残念な所も存在します。私が感じた不満点は以下の通りです。

・メモリが4GBで増設不可(もう少し頑張って8GB積んで欲しかった)
・USB3.0ポートが2口のみ(USB2.0でいいので、もう1ポート欲しかった)
・有線LANが無い(無線LANで5GHz帯を使用できるので許容範囲内)
・前面、背面ともにカメラを搭載していない(最近はビデオチャットしていないので無問題)
・バッテリー稼働時間が実質6時間強(カタログスペックでは14.5時間)

軽さと引き換えに犠牲になったと考えれば仕方ないと思われます。
で、早速 Windowsのエクスペリエンスインデックスで性能測定をしてみました。

 

CPUとプライマリディスクの速さは言う事無しです。
メモリとグラフィックスが伸び悩んでいるのは、メモリの搭載方法がシングルチャネルだからでしょう。デュアルチャネルで8GB搭載していればパーフェクトだったのに…(´・ω・`) ザンネン

 

Crystalmark2004R3 の値も上々です。グラフィックスは T100TA と比べると雲泥の差です。

 

SSDの速度は Writeは速くないですが、Readは十分高速です。



3Dゲームの動作確認として2008年に発売された「ラスト・レムナント」のベンチを 1280x720dpiで実行して見ました。このクラスのゲームになると、やはり別途グラフィックチップが必要ですね。重いシーンでは紙芝居になりますが、通常時 20fps強で推移していたので何とか遊べそうです。

スナップショットはありませんが、PSPエミュ(PPSSPP)で「リッジレーサーズ2」を遊んでみると、T100TAでは 15fpsだったのが、上限の 60fpsに張り付いていたので、軽い3Dゲームや2Dゲームなら十分遊べそうです。

高負荷時にはファンが全開で回るので動作音は確かに聞こえますが、小型ファンの割には甲高くなく音量も控えめ(ジーというノイズ音に聞こえます)なので煩くて困るという事はなさそうです。
排気の吹き出し口がキーボードの左上にあり結構熱を持つのですが、タイピング時に手を置く部分から離れているので特に不快には感じませんでした。
またアイドル時や軽い作業(Word・Excel etc)の時にはファンの音が聞こえなくなります。

省電力機能が充実しており、「Fn」+「F4」を同時押しする事で再起動することなく 高性能・標準・ECO の3つのモードに切り替えられます。「Fn」+「Space」でパッドを無効にできる配慮もありがたいです。

キーボードの打ち易さですが、このアイソレーションキーボードはキーストロークが浅く打ち易いとは言えません。材質も安っぽいです。また「Fn」キーが一番左下にあるのも頂けません。ただし「Fn」キーはBIOSの設定で右隣の「Ctrl」キーと入れ替えられるので、「Ctrl」を一番左下に持ってくる事は可能です。

最後に、リファビッシュ品だからなのか、それとも法人向け仕様なのか分かりませんが幾つか不思議に感じる部分があったので、その内容を箇条書きに記します。

1.最初からローカルアカウントが設定されすぐ使える状態になっていた
2.無線LANの「5GHz」帯が無効になっていた
3.Bluetooth接続のマウスがやたらと応答不能状態に陥った


その対処策

1.マイクロソフトアカウントのユーザーを作成
2.デバイスドライバで「5GHz」帯を有効に変更
3.Intelの最新版のドライバを適用


定価30万円の代物が2年経ったというだけで、10万円弱で買えるとは良い世の中になりました。
これから仕事のお伴として使い倒して行きたいと思います♪
コメント