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Geforce RTX 3080 が届いたのですが…

2020年11月14日 | デスクトップパソコン
Amazonで、1ヵ月前に注文していた ZOTECの Geforce RTX 3080 がようやく届いたので喜び勇んでレビューを書こうと思ったのですが…まさかの初期不良

よくAmazonを利用しているプライム会員ですが、初期不良に当たるのは初めてです。開封後、写真を撮り GTX1070と比較するつもりだったのですが…


初期不良の内容は以下の通りです。

RTX 3080 を装着した後、PCの電源を入れると3連ファンのブラケット側のファン1機が全開で回り続けWindows10起動後も全く制御できません。残り2つのファンは、温度が低いためか、Windows10起動後停止します。

RTX 3080本体を何度かPCI Express x16 に刺し直してみましたが現象は改善されませんでした。また、ZOTECのサイトからFireStormをダウンロードし、ファン制御も試みたのですが、やはりブラケット側のファンは全開のまま制御できませんが、残りの2つのファンはマニュアルで制御できているようです。

これから Amazonに初期不良による製品交換の手続きに入るのですが、代理店による初期不良の判断と担当者名が必要となるので、まずは代理店のASKのサポートへメールしました。

ASKの返答には2営業日ほど掛かるという事なので、その返信を確認後、Amazonに連絡する予定ですが、RTX 3080 は人気でとても品薄なので代替品があるのか不安です。最悪また1ヶ月以上待たされるかも…

代替品の RTX 3080 が送られてきたら、改めてレビューしたいと思います。
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安価にコンパクトなデスクトップを購入するには?

2020年06月22日 | デスクトップパソコン
今回はゲームを目的としない一般用途(オフィスソフトの使用など)に向けた小型のデスクトップPCを購入する際、ネット(Amazon)の情報を元にコストパフォーマンスの良い買い物について考察したいと思います。

家電量販店に置かれているデスクトップPCの殆どはゲーミングPCで、お値段は10万円以上と高額です。オフィス用途に限れば、DELL・HPなどの製品が有名でCore i3のモデルであれば比較的安価(5万円から)に購入できますが、至る所にコスト削減の形跡が見受けられます。下のモデルもメモリ容量が4GBなので増設は必須です。

 
さらに格安(2万円から)なモデルとして Celeron N3350 や N4000 を搭載したPCが販売されていますが、これはSOC(≒CPU)にタブレットで使われていたAtomの後継(コードネーム:Apollo Lake・Gemini Lake )が使用されており、さらに2コアとコア数が半分に削られているため体感できるほど性能が低くくお勧めできません。

 
また殆どの安価な製品は4GB以下のメモリしか搭載していないため、ブラウザで沢山タブを開く方には向いていません。何をするのも待たされイラっとします。搭載されている eMMCやSSDの容量も少ない事が多く常に容量不足に悩まされ安物買いの銭失いになりかねません。

ただしCeleronNシリーズでも、Celeron N4100以上の SOCを搭載しているモデルであれば、話は変わり4コアなのでオフィス用途であればある程度は使えます。

以下の製品であれば安価(2万円半ば)であるにも関わらず、8GBのメモリ、180GBのSSDを搭載しているのでサブ機としては良いのかもしれません。

 
もう1万円捻出できるのであれば、CPUは少し古目ですが、Core i3を搭載モデルが購入できます。下の製品はその中でも安価(3万円半ば)なのですが、8GBのメモリ、128GBのSSD搭載と要所は抑えており、ゲームをしなければ快適に使えると思われます。

 
新品に拘らないのであれば、保証は1ヶ月と短くなりますが、2万円半ばでCore i5のモデルが購入可能です。下の製品ですが、デスクトップ用の省電力 Core i5 搭載に加え、8GBのメモリ、256GBのSSD、さらに外付けDVDドライブが付いてきます。

 
これであれば、オフィス用途だけではなく、画像の編集や動画の視聴など幅広い用途で快適に使う事ができます。ただし映像出力にHDMIポートがなくDPとD-Subしかないので、HDMI端子しかないモニターと接続には下のような変換ケーブルが必要となります。

 
という事で、ざっとコンパクトでコストパフォーマンスが良いデスクトップPCを見てきましたが、結論として新品であれば中国製品の Core i3のモデルを、中古の場合リファビッシュ品であれば性能が良い Core i5の製品を安価に購入できることがお判りいただけたと思います。

ノートPCの場合、中古品はバッテリーがヘタッテいる可能性が高いので、注意が必要ですが、デスクトップPCの場合そのような心配は無用です。
オフィスメインのサブ機購入をお考えの際に参考にして頂けたら幸いです。
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Seagate 8TB HDD レビュー

2020年06月03日 | デスクトップパソコン
前回の更新からかなり時間が経ってしまいましたが…
1TBのSSDと同時に購入した、8TBのHDDをレビューをしたいと思います。

 HDDに関しては、ここ10年来 Western Digital(以下、WD)の製品を愛用してきました。それまでは色々なメーカー製のHDDを使っていましたが、WD一筋になったのは、自分の使用用途に合っていたからです。

では、昔使っていた他メーカーの印象をあげ、今回はなぜ Seagate製にしたのかを書いていきます。あくまでも個人的な意見であって、それが絶対正しいとは限りませんので、ご了承ください。

・東芝製
アクセス時に若干「カリカリ」と音がする
安全性はかなり高いが、HDDの中では高価

・HGST
アクセス時に若干「カリカリ」と音がする
安全性は高い(ただし東芝製には劣る)がその分、高価

・WD
静かでケースの中に入れておくと殆どアクセス音を感じない
安全性は、グレードによって分けられている
安い製品は当たり外れがあるようで安全性は、おみくじだが比較的に安価

・Seagate
アクセス時に「ガリガリ」という音が、はっきりと聞こえる
安全性は、グレードによって分けられている
安い製品は当たり外れがあり安全性は、完全におみくじ
利点は、どの容量でも他メーカーに比べて安価でお手頃価格

今回は全ドライブのバックアップには6TB以上の容量が必要だったので、8TB製品の中で飛び抜けて安かった Seagate製の ST8000DM004 を購入しました。税込みで1.4万円程でした。

 
・製品の情報(CrystalDiskinfo)



・アクセス速度(CrystalDiskMark)



シーケンシャルリード・ライトは、今どきのHDDからしたら少し遅めかも…
ただし後述するWDの 2TB・3TBよりも圧倒的に高速です。
後は、キャッシュが256MBと多いせいかランダム書き込みが速いです。

バックアップで使うため、シーケンシャルリード・ライトが速ければ問題ありません。アクセス音は健在で、昔は「ガリガリ」でしたが、「ゴリゴリ」という音に変わりました。ただし音が低くなったので多少良くなった感じでしょうか。

では、今まで使用してきた、WDの2TBと3TBの製品情報とベンチマークも載せておきます。

・WD 2TB(WD20EZRX)





・WD 3TB(WD30EZRX)





今でも耐久性は、おみくじなのかなぁ
こればかりは使って行かなければ分かりませんね。

今回SSDの新調とHDDの追加によって暫くはストレージ容量を気にしなくても良くなりました。
次はグラフィックボードの交換かな?今は Geforce GTX1070 を使っているのですが、4Kでゲームをするには力不足でゲームの設定(クォリティー)を落として遊んでいます。次期 Geforce RTX3070 が発売され値段がこなれてきたら買い替えたいと思っています。贅沢な悩みですよね。Geforce RTX3000シリーズが発表されるまで、無駄遣いせずお金を貯めておきたいと思います。
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SanDisk Ultra 3D 1TB SSD の導入

2020年05月19日 | デスクトップパソコン
新型コロナウィルスによる休業は明日までで明後日から仕事が始まります。
この間にメインPCの仕様を変更したので、その内容を書いていきます。

仕様変更は以下の通りです。
512MB SSD(Crucial MX100)→ 1TB SSD(SanDisk Ultra 3D)
8TB HDD(Seagate ST8000DM004 )の増設



512GBのSSDには、ゲームデータと仮想環境のイメージファイルが入っているのですが、空き容量がなくなってきたため、1TBに換装です。

HDDはメインPC全体のバックアップを行うべく 大容量で安価な製品を選びました。
今までシステム全体のバックアップは取っておらず、バックアップはメインストレージだけだったので、今後の事を考えての増設です。

メインPCの中身は下の写真のようになりました。詳細な仕様は 足跡帳+プロフィール をご覧ください。
このマザーボード&ケースであれば、後2台ストレージの増設が可能です。



今回は、容量をアップしたSSDについて見ていきます。

SSDの容量は1TBで信頼性が高い製品にしようと考え、SanDisk Ultra 3D に決めました。下位モデルに SanDisk SSD Plus という製品があるのですが、評判の良くないレビューが散見されたので、2,000円高くなりますが本製品を購入しました。信頼を2,000円で買ったという計算です。ちなみにSanDisk Ultra 3D 購入時(2020年5月)のお値段は、13,800円(税込み)でした。

 
実は SanDiskのSSDは、上位、下位モデル共に TLC の製品なのですが、 SSD Plusはランダムアクセスが極端に遅いようです。これは SSD Plusが DRAMキャッシュを搭載していないことが原因と考えられます。安価な製品によく見られる仕様です。 

また、ドライブとして認識されない相性問題を持った個体もあるようです。
私も以前、PLEXTORの SSDで同様の現象に悩まされたことがあった(メインPCでは認識されず、サブのノートPCでは認識される)ので、そういったトラブルを避けたいという思いもありました。

Ultra 3D 1TB に換装後、ベンチマークを取ってみたところ、仕様通りの結果に満足しています。



SSDの交換にあたり、USB接続の外付けのHDDケースとアプリ(EaseUS Todo Backup)を使いクローンを作成したため、クローン作成後、勝手にドライブ番号が振られ交換するドライブにインストールしていたWindowsストアアプリ(Forza Horizon 3・4 etc)の紐づけが切られ、アプリを再インストールする破目になりました。

HDD/SSDスタンドを持っていれば、これらの作業は回避できたと思いますが…
頻繁に使うものではないので購入は見送りました。

 
100GB越えのアプリのダウンロードおよび再インストールには数時間かかりましたが、セーブデータはクラウド上にあったので助かりました。最近のゲームは数十GBを消費するアプリが多くなってきていますが、これでしばらくは空き容量を気にせず使う事ができます。

長くなってきたので 8TBのHDD増設については、次回のブログで書いていきます。
1ヶ月間も仕事をお休みしていると明日からの仕事を考えるとブルーになりますが、ボチボチとブログもアップしていきたいと思います。
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iVCamをZOOMで使ってみた

2020年04月24日 | デスクトップパソコン
前回お話ししていた、某社のオンライン新人研修ですが…
持っているWEBカメラが古かったので、新調しようと何店か近くの家電料品店を巡ったのですが、何処にも置いてありませんでした。店によってはWEBカメラ関連の商品は入荷未定と張り紙が貼ってありました。それだけ皆さんテレワークに移行しているのですね。完全に出遅れました。

仕方がないのでWindowsVista世代の古いWEBカメラを使おうとしたのですが、暗い部屋では残像が酷すぎて社外の研修に使用するのは如何なものかと感じ、代替えとしてカメラ性能良いiPadをWEBカメラ代わりに使うことにしました。

無料でいくつかのアプリを試したのですが…その中で一番使い勝手が良かった iVCamについて見ていきたい思います。このアプリですが、インストール方法や使い方に関しては既に多くの方々がレビューしているので、その辺りは割愛します。

ココでは iVCamを使用するに辺り気になった点を幾つかご紹介します。

1.アプリは母体となるPCとiPad双方にインストールが必要

・Windows版は こちら から入手できます。
・iPad・iPhone版は APP Storeで「iVCam」で検索すると見つかります。

2.無線で使用する場合 PCとiPadは同じ無線LAN環境下に置く必要がある

・インストール後、まずはWindows版の iVCamを起動します。
・次にiPad販のアプリを起動します。
iPadでは初回起動時にカメラやマイクの使用許可が求められるので「OK」をタップして使用許諾します。※USBで有線接続もできるようですが今回は試していません



3.無料のトライアルバージョンの場合、画面左上に「iVCam」のロゴが入る

・アプリ内課金で正規ユーザーになるとロゴが消えます。
私の場合、買い切り\1,220で購入しましたが普段はもっと安い様です。これは時期が悪かったです。ただWebカメラを購入するよりは安価でした。

4.iPadの消費電力が高くバッテリーが結構な勢いで減っていく

・常時カメラを回しっぱなしでデータ転送しているので致し方なしです。
筐体が小さなiPhoneの場合、熱暴走にも気を付ける必要がありそうです。
今回は研修時間が長かったので、途中からiPadにモバイルバッテリーを繋ぎました。

5.使用中 iPadの画面をうっかり触ると画面が点きっぱなしになる

・通常時は接続してしばらくすると画面が消灯します。
画面が点きっぱなしの場合、バッテリーの消耗が更に激しくなります。
今回は、途中iPadをうっかり触ってしまった際、一旦接続を切ってつなぎ直していました。これに関しては私の設定が悪いだけかも知れませんが…



6.マイクの感度が高すぎる

・iPadはキーボードの打撃音だけでなく、マウスのクリック音もしっかり拾っていました。
実はコレ、かなり気になります。研修で使用するには問題ありと判断しました。
解決策として古いWEBカメラも接続して置き、そのマイクの音を拾うように設定しました。

マイクの設定変更は以下の通りです。
・通知エリアの「スピーカ」アイコンを右クリック
・「サウンドの設定を開く」をクリック
・入力の「入力デバイスを選択してください」から任意のマイクをクリック
 
これらの機器を駆使し無事オンライン新人研修を終える事ができました。
こんなご時世でなければ、オンラインでの研修は無かったと思うので、良い経験にはなりました。
しかし、これから在宅勤務が増えるのかなぁ…それはあまり嬉しくはないので早く自体が収束してくれるのを待つばかりです。
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ロジクールマウス M705m を軽量化

2020年04月18日 | デスクトップパソコン
昨今、新型コロナウィルス感染症で世の中が大変な事になっていますが…
私もその煽りを受け先週から在宅勤務になっており、一昨日と昨日の2日間、某社の新人研修をオンラインで行う事になりました。その際にZOOMを使ったのですが、凄く便利ですね。巷ではセキュリティーに関し問題視されていますが、適切に運用すれば問題は少ないと思います。

2日間の研修を行うに辺り、その前から準備していたのですが、どうもマウス(M705m)が手になじまない…キーボードとマウスはPCを動かす際に直接触れるインターフェースなのでPCの中で最も重要なパーツの一つだと考えています。これが使い辛いと作業効率がとても悪くなります。

 
ではなぜマウス(M705m)が使い辛いと感じるのか少し考えてみました。以前使っていたM950tは本体が大きく重かったのですが重量バランスが良く、掴みやすさも相まって使い易く感じていたのだと思います。

M705m本体はM950tより軽いものの、電池寿命最大36ケ月を実現するため単三電池を2本使っています。電池は真ん中から手元に向け並行に搭載するようになっているので、重量バランスが悪くマウスを持ち上げる際に手元の方が重くなり余計に重さを感じます。これが使い辛さの原因と考え対処法を探ってみました。

ググっているとM705mは電池1本でも動作するとのコメントを見つけたので早速試してみることにしました。写真のように中央寄りの部分にのみ電池を入れ動かして見ると何事も無かったかのように動作しました。



この状態でM705mを3日間使ってみましたが特に不具合はなく、とても使い易くなりました。単三充電池1本分(約25g)の軽量化と重量バランス改善の結果だと思います。

メーカーの推奨する使い方ではないので自己責任になりますが、無線マウスの宿命(重量)を少しでも緩和することができ、満足な結果となりました。
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ロジクールマウス M705m

2020年03月13日 | デスクトップパソコン
ご無沙汰しています。
最近はPCやバイク関連のブログを書いていなかったので、久しぶりにPCネタでいきます。
今回は最近交換したロジクールのマウス(M705m)について簡単にレビューしたいと思います。

今まで使用していたマウスは logicool performance mx M950t で大変気に入っていたのですが、5年以上前の代物でチャタリング(マウスを一回クリックしただけなのにダブルクリック扱いになる不具合)が頻繁に起こるようになったため、しぶしぶ交換することになりました。マウスは消耗品ですからね。


実はこのマウス、2018年に復刻しているんですよね。


m950tはマウス自体大きいのですが、私の手が大きいせいもあり、つかみ持ちでもフィット感は抜群でした。しかし、1万5千弱とお高く今の金欠状態では買えません。

そこで同じ、Logcool製で下位モデルの Marathon Mouse M705m を購入することにしました。



使い心地は… m950tに慣れているせいか、親指のホールドに少し違和感を覚えました。m950tの方が若干えぐれているので、その差だと思います。
かぶせ持ちや、手の小さい方には M750mの方が合うのかも知れません。

 
M750mは充電式ではなく(乾電池2本で3年間もつそうです)親指を置く場所のスイッチの一部機能が省略されていたり(前モデルのM750tではあったようです)下位グレードらしいところがありますが、それらは必要がないので、あまり問題にはなりません。

m950t と M705m の決定的な差は、お値段です。
M705mは…4千円弱。m950tの3分の1以下のお値段です。
それなのに、m950tと同様、通常のホイール機能と水平スクロール機能に加え、高速スクロール機能を搭載しています。この高速スクロール機能に慣れると他社製のマウスに変える気がおきません。

WEB閲覧中、縦長のページがあった場合、真中のホイールロックスイッチを押した後、ホイールを回すと、勢いよくスクロールし目的のページまで飛ばすことが可能です。

唯一気に入らないところは…ロゴですね。
正直ここまで自己主張が強いと安物っぽく見えて残念です。

このマウスも使い込んでいくと慣れてくると思うので…
これからはメインのマウスとして活躍して貰いたいと思います。
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Ryzen9 3900X + X370マザーの設定を最適化

2019年11月25日 | デスクトップパソコン
Ryzen9 3900X 環境に移行して2ヶ月が経ちました。
その間、ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming のUEFIを最適化を図るべく試行錯誤していました。そして以下の設定で落ち着きました。

・Windows10 電源プラン
 AMD Ryzen Balanced

・CPU:Ryzen9 3900X
 Clock:定格(3.8GHz~4.6GHz)
 Core Voltage:Offset -0.1v
 Load Line Calibration:level 2

・メモリー:DDR4 2400 DIMM 16GB x 2枚
 Clock:2933MHz
 CL:18-18-18-39 1T

その際の CINEBENCH R15 の結果は以下の通りです。
X570のマザーボードを使っている方々のスコアを見ると、マルチスレッドのスコアはほぼ変わらないのですが、シングルスレッドの値が3~5%ほど低くでています。これはX370マザーボードが XFR2 に対応していないため、クロックが上がりきらないこととメモリーのクロックが若干低いことが原因と考えられます。



CINEBENCH R15 実行時のCPUの挙動は以下の様になりました。
 
・シングルスレッド高負荷時 4.525GHz


・マルチスレッド高負荷時 4.100GHz

まずCPUですが、ZEN2世代のCPUの常用可能な動作クロックは4.2~4.3GHzと言われています。これは全てのコアがフルロード時した時の値です。
定格の状態でもフルロード時に4.1~4.25GHzで動作し、シングルタスク時には 4.525GHzまでブーストするのでオーバークロックは無意味と判断し定格運用することにしました。

それよりも電圧の高さが問題で、全てオートで設定にしていた時 Vcore の値が 1.45v を超えて動作していました。外れ石でも安定動作するように考慮されているのだと思われますが…
さすがにそれは無いでしょう (〃゜д゜;A アセアセ…

定格電圧での常用は怖いので、Offset の値を -0.1vに設定しました。
まだ下げられそうですが、ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming の UEFIの設定では、これ以上Offset値を下げる事はできませんでした。

続いて Load Line Calibration(急な高負荷時に電圧低下を抑える機能)の設定は Level 3 まで問題なく動作するのですが、Level 4 にしたとたん起動しなくなりました。安全策をとって Level 2 で運用することにしました。

次にメモリーの設定ですが…3000MHzを超えた辺りから動作が不安定になり、CL値を22と緩くして電圧を盛っても 3200MHz でWindows10は起動しませんでした。
ZEN2世代になりメモコンが良くなったと言われていますが、私の環境では Ryzen7 1700Xの時と変わらないので、今持っているメモリの限界値が 2933MHzという事なのでしょう。



最後に、PCIex 接続のSSD(Intel P750 400GB)ですが、グラフィックボード下の x16形状のスロットに刺していると何故かWidows10の起動が遅いので、ダメ元で最下段の x16形状(x4動作)のスロットに刺し直してみました。
一つ前のUEFI(5.30)では SSDを見失い起動しなかったのですが、最新の UEFI(5.80)では問題なく動作しました。Windows10の起動も体感できるほど速くなり大満足です。

一つ不満を上げるとすれば、このX370のマザーボード UEFIのバージョンが 5.80以降更新されておらず、将来性が不透明なところです。まぁ2世代前の物なので新CPUに対応して貰えただけでもラッキーなことなのでしょうが…

とい訳で、Ryzen9 3900X は価格相応のパフォーマンスを持ったCPUと呼べるでしょう。ゲームから動画編集までそつなくこなす優等生だと思います。

 
来週発売される Ryzen9 3950X(16コア・32スレッド)がコンシューマー向け最強のCPUとなりますが …発熱のためベースクロックが抑えられており CPUファンが同梱せず、28cm以上の水冷クーラーを推奨としているところから扱い辛いCPUになるのではと予想しています。

しかも初期入荷数が少ないため奪戦となり入手は困難と予想されるので、欲しい方は発売日当日(11月30日11時)にショップに並んでゲットするしかないでしょう。予算(約10万円)としっかり冷やせる環境をお持ちの方は是非チャレンジしてみてくださいね。私は…Ryzen9 3900Xで十分です。というか予算的に無理です…ごめんなさい。
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Ryzen9 3900X を X370マザーで常用!

2019年09月12日 | デスクトップパソコン
先日ようやく手に入れた Ryzen9 3900X(以下3900X)今回は、それをX370チップセットのマザーボードで使用する際に合ったトラブルや使い心地などを書いていきます。


まずは古いチップセットで最新のCPUを動作させるにはUEFI(≒BIOS)の更新が必要になります。
Ryzen7 1700X(以下 1700X)で使用していた「ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming」(以下 X370マザー)のUEFIのバージョンは 3.10でした。
この状態から 3900Xに対応させるには最低2回のUEFIのアップデートが必要でした。



まずはRyzen7 1700xを搭載したまま、第2世代Ryzen(ZEN+)対応 のUEFI(ver3.30)にアップデート。更に第3世代Ryzen(ZEN2)対応 のUEFI(ver5.30)にアップデートし動作確認を行いました。

この時に何故かPCIex4 接続のSSD(Intel750)を見失うようになり、OSの起動ができなくなったので、上から2段目のPCIex16スロットにINTEL750を移動させました。

PCIex16スロットを2本同時に使用するとx8動作になり帯域が減るので、上段のグラフィックボードの性能が2~3%下がります。ほぼ誤差ですが(汗)

これで動作確認はとれたので、いよいよ CPU の交換です。
AMDのPGAソケットは、INTELのLGAソケットは異なり CPU側にピンを持っているので不意な事故でマザーのピンを折ってしまい使い物にならなくなる可能性が低いので安心です。

CPU交換後、CMOSクリアを行いPCの電源を入れると無事 UEFIが起動しました。ホット一安心です。UEFIの設定を確認しWindows10を起動させたのですが…ここで問題発生!!

画面が周期的に暗転を繰り返しブルースクリーンの繰り返し。デバイスマネージャーを確認すると正常に動作していないデバイスが多数見受けられました。最新のドライバーセット「AMD all in 1 with グラフィックカードドライバ バージョン:19.10.16_19H1_WHQL」を適用しようとしたのですが EXEを実行しようとするとブルースクリーン…

Windows10の再インストール(各種アプリのインストールなどシステムの復旧にとても時間が掛かるのであまりやりたくない)を覚悟しましたが、一つやり残していることを思い出したので、まずはそれを試すことにしました。

その内容は…UEFIを最新の状態(ver5.80)にすることでした。
説明文を読むと旧世代のCPUでの使用は推奨しないとの事…という事は最新のRYZEN 3xxx(ZEN2)シリーズに最適化されているとも読み取れます。

早速、UEFIを最新(Ver5.80)にアップデートしてCMOSクリアした後、UEFIの設定を確認しWindowsを起動してみました。そうしたところ以前のような画面の暗転およびブルースクリーンは起こらずシステムは安定したように見えました。

しかしデバイスマネージャーでは相変わらず認識できていないデバイスが多数見受けられました。Windows10の場合ネットにつながっていると、デバイスドライバは自動的に適用されるのことが多く、こういった現象に当たる事はあまりありません。

ここで最新のドライバーセット「AMD all in 1 with グラフィックカードドライバ バージョン:19.10.16_19H1_WHQL」を数回実行…全てのデバイスが正常に動作するようになりました。
いやぁ~Widnowsの再インストールが必要になるかと焦りました。

そしてタスクマネージャーを確認!



24スレッドの動作は圧巻ですね。ロマンがあります ( ´艸`)

続いてみんな大好きCINEBENCHの実行です。


※マルチスレッド時のスコア 3172


※シングルスレッド時のスコア 202


※マルチスレッド時のスコア 7232

CINEBENTCH R20 では Ryzen7 1700X の2倍のスコアを記録しました。
また、CINEBENTCH実行時のクロック周波数は 4.05GHzを保っていました。

続いて真のシングルタスクの処理を計測するスーパーパイを実行。



シングルタスク時、クロック周波数は4.5GHzまで上がることを確認しました。



1700X(4.0GHzまでOC)では 11~12秒台だったので スコアは2秒以上縮まりIPCの向上が伺えます。ただしこのアプリはINTELが強くオーバークロックした Corei7 4930Kでは8秒代前半だったので、それには及びません。

しかし、これだけ性能が上がると何をするのもサクサクで、ベンチマークのスコア向上だけでなく実際に速さを体感できます。←コレ大事

ただし良い事ばかりではなく…
極めて負荷の高いCINEBENCHを連続で実行すると、簡易水冷(CORSAIR H110i)を用いても CPU温度は80℃に達します。室温は30℃を超えているので、これ以上CPU温度が上がることはないと思いますが…

最後に、X370マザーで 3900Xを運用する時のデメリットを上げていきます。

・XFR2に対応していないため、カタログ上の最大クロック周波数の 4.6GHzまで上がらない
・PCIex GEN4.0 に対応していない
・UEFIのアップデートが必須 + 苦労する

X370マザーで 3900Xを動作させた場合、最大クロック周波数は4.5GHz ですが、下位モデルの 3700X の場合、4.4GHzなのでそれよりも高クロックで動作します。CPUをしっかりと冷却していれば、全コアブブースト時のクロック周波数は X570マザーと変わらず 4.05GHzまで上がります。
PCIex GEN4.0 対応のハードウエアが、MVMeのSSD以外、殆ど存在しない事を考えれば X370でも十分実用的です。

私は 1700X購入時 ZEN2世代のCPUまで X370マザーを使い回すことを考え、同時の上級グレード(下の機能を搭載)であった「ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming」を購入しています。

・16フェーズのVRM
・10個のSATA3端子
・2個の有線LAN(内1つ5GHz対応)
・Intel® 802.11ac WiFi + BT 4.2搭載

同じ仕様を満たすものを買うとなると結構な出費になるので、暫くはこのままX370マザーで 3900Xを使って行きたいと思います。
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やっと Ryzen9 3900X を買えました

2019年09月07日 | デスクトップパソコン
昨日やっと Ryzen9 3900X(以下 3900X) を定価(64,584円 税込み)で買う事ができました。
丁度非番だったのでネサフをしていたところ、パソコン工房である程度まとまった量の仕入れがあったようなので、大須まで行ってきました。



グッドウィルは11時開店でしたが、現地に10時20分に到着し暇だったので、10時30分開店のツクモへ行きCPUの価格一覧表を見てみると…ここでも3900X の在庫が復活していました。

まぁ速攻で確保ですよね。
あれだけ手に入らなかった 3900X ですが意外とあっさりと買えてしまいました。
Amazonプライムでも予約を始めた様です。

 
今回の3900Xの大量入荷は、まもなく Ryzen9 3950X(以下 3950X)が発売されるので、その前に 3900X をしっかりと売って置きたかったのかなぁと考えさせられます。

まぁ 3950X は10万円近くするので買えませんが…
3900X のスペックはシングル・マルチスレッド共にバランス良いのが魅力なので待った甲斐がありました。
昨日は午後から予定があったのでメインPCに組み込めませんでしたが、次の休みにCPUの取り換えを行いと思います。
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