品川を旧東海道に沿って歩いてみました。いろいろと見て歩きましたが、まずは先日、このブログでも紹介しました今、話題の映画「天地明察」の主人公、二世安井算哲のちの渋川春海さんが眠る東海寺へも行ってみました。
解説
東海寺(とうかいじ)は、東京都品川区北品川三丁目 にある臨済宗大徳寺派の寺院。
山号は万松山。
歴史
寛永15年(1638年)
徳川家光が沢庵宗彭を招聘して創建。沢庵を住職とする。 寛永21年(1644年) 土岐頼行が出羽国上山の 春雨庵を模した塔中を沢庵宗彭のために建立する。
明治6年 寺領が新政府に接収され、衰退。
ここを進むと東海寺の山門があります。あるはずなんですが今年の6月2日に東日本大震災で損壊した場所を補修するための業者のトラックが突っ込んで東海・・・いえ、倒壊してしまったそうです・・・。
梵鐘
世尊殿
こちらの建物で座禅会をしているのでしょうか?
手前の楓が少し赤くなっていますね。
さて、こちらの墓地は300mくらい離れた場所にあります。東海道線等の鉄橋をくぐり線路沿いに歩くと東海寺大山墓地に辿りつきました。
新幹線の線路がすぐ横を走っていてまさに線路に挟まれた場所にあり、絶えず列車の走る音が聞こえてきます。歴史上の著名人が何人か眠っていらっしゃるようです。まずは東海寺の最初のご住職、沢庵宗彭さんのお墓です。ちなみに漬物の沢庵は沢庵和尚が作り始めたという説と沢庵和尚のお墓の石が漬物の石に似ているからという説の2つあるそうですが、その他にも諸説あって定かではないようです。
日本の鉄道の父と呼ばれている井上勝さんのお墓。うぉ~新幹線N700系がすぐ横を走っているとは偶然でしょうか?
そして渋川春海さんのお墓。ここも新幹線N700系がビュンビュン走っています。
各地の緯度を計測した渋川さん、何を思って眠っていらっしゃるか・・・。