スヌスムムリクの生々流転日記

過ぎ行く日々の風景(2012.5.4~)ご訪問ありがとうございます。

東京都府中市「西府町湧水」

2014-02-28 22:30:00 | 湧水

谷保天満宮に行くまで西府町湧水地を訪れてみました。

JR南武線西府駅の駅前にはなんと古墳があります。日本一、駅に近い古墳ですかね?

御嶽塚

JR南武線西府駅の西、徒歩1分。西府文化センターの一角にある。 府中崖線沿いのこの地域では発掘調査によって約20基の古墳群が発 見されたが、この御嶽塚はそのひとつ。 周囲に溝のある円墳だったと考えられる古墳で、塚の上の石祠に は御嶽大権現が祀られており、江戸時代後期の山岳信仰の塚であったと考えられてきたが、調査により周溝や地下式横穴墓が発見され て6~7世紀ごろの古墳と判明した。 太刀などの副葬品を出土しており、府中市の史跡に指定されている。

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円憤の一番高いところには祠があります。

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西府文化センターを抜け、西北西に進むと崖線(立川段丘)があり、それに沿って歩きます。

崖線にはシラカシ、ケヤキ、ニセアカシアなどの自然林も残っています。

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しばらく歩くと崖線の下へ続く階段があります。

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下って行くと右側に柵が見えてきましたね~。

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こちらが東京の名湧水57選の府中市の西府町湧水です。

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このえぐり取られてような場所から湧水が流れ出ています。

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量は大して多くはなさそうですが、滴り落ちる音がスゴいです。

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流れ出した水は階段の脇を流れ出ます。

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階段の下をどう流れているのかわかりませんが、向かいには池があります。

狭い池ですが真鯉が何匹か泳いでます。

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谷保天満宮脇から流れてきている水路に流れ落ちています。

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水路沿いに市川緑道がおり散歩するにはとてもよいところでした。


谷保天満宮「湧水」「梅林」2014.2.21

2014-02-26 23:00:00 | 湧水

京王百草園の帰りに谷保天満宮へよってみました。

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所在地:東京都国立市谷保5209

御祭神

菅原道真公・菅原道武公

由緒

昌泰四年右大臣菅原道真公筑紫太宰府に左降の折、第三子道武公は武蔵国多摩郡分倍庄栗原 郷(現国立市谷保)に配流せられた。 延喜三年父君薨去の報に、道武公は思慕の情から父君の尊容を刻み鎮座したのが起りであ る。 天暦元年京都北野天満宮造営の折、当社の威霊を奉上され村上天皇の勅により神殿を造営さ れ官社に列せられる。建治三年後宇多天皇の勅により藤原経朝書「天満宮」の扁額を納めら れる。 その後、道武公の裔孫津戸三郎為守は源頼朝に仕え数々の武功を立てるが、養和元年 十一月三日旧来の地(現国立府中インター付近)より神殿を現在の地に遷し、太宰府に模して梅香山安楽寺を興し、 社務六院を置き祀典を司どった。 明治十八年には府社に昇格し東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神 とならび関東三天神と称される。

参道を進みます。残雪がまだ残っています。

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参道を進むと右手に鳥居があり境内社があります。

左から稲荷神社、淡島神社、蒼守稲荷神社となります。

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手水舎

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立川崖線に沿って造られているため、石段を下り進むと右手に拝殿があります。

画像の左の建物は社務所で二階が宝物殿となっているそうです。

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湯島天満宮と同じように牛の像があります。

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拝殿

右側の狛犬前にもう一体、牛の象がありました。

そして絵馬がたくさん奉納されています。

ちなみにこの日は都立高校の入試試験日だったようです。

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拝殿奥へ進むと御社殿が見えてきます。

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御社殿うらに境内社五社があります。

稲荷神社、妙義神社、日吉神社、熊野神社、天照大野神宮

一番左側の祠は三郎殿

また6月くらいには周囲をあじさいが咲き誇ります。

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厳島神社

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弁天池

こちらの池も湧水だそうですがすくないときはポンプアップで補水しているそうです

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鯉や鴨が泳いでいます。

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きれいな水ですね。

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常盤の湧水

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厳島神社の裏側にあります。石段を降りてみましょう。

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水面に空と木が映っています。

さすがは東京の名湧水57選に選ばれているだけのことはあります。

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さて、ここで湧水繋がりで少し谷保天満宮を離れ、甲州街道下の歩道をくぐり「清水の茶屋跡」へ行ってみましょう。

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今では民家の入り口にあります。水はもう流れていないようですが今日は残雪がありました。

再び谷保天満宮に戻ってきました。厳島神社の前にも鳥居があります。

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この滝は人工に造られたものでしょうね。

しかし白梅が見事に咲いていました。

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そしてふと上を見上げると鶏がいました。放し飼いにされていて今日は一羽も見かけないと思ったらこんなところに丸くなっていました。

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筆塚

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神楽殿

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そしてこちらの谷保天満宮にも梅林があります。

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約350本のあるそうでまだ5~6分咲きといったところでした。

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和魂漢才

梅林を入って左手の小高い所にあり、黒花崗岩の大きく立派なものです。菅公1075年大祭奉賀事業の1つとして、昭和52(1977)年に建立されました。和魂漢才の文字は、菅公
の裔孫(えいそん)太宰府天満宮宮西高辻信貞氏の揮毫によるもので、五角形の台石には、菅公御遺戒が彫られています。

 

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まだ満開ではありませんでしたが紅梅がいい色をしています。

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参集殿

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参集殿前の駐車場の脇に境内社の第六天神社があります。

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百草八幡神社

2014-02-25 00:21:00 | まち歩き

京王百草園は正門から出てさらに奥へ進むと鳥居がありました。

所在地:東京都日野市百草867

百草八幡神社第一鳥居

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百草八幡神社第二鳥居

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百草八幡神社概要

百草園に隣接する八幡神社創建の年代は詳しく判っていませ ん。古くは古八幡宮と称され、社宝の石造狛犬に天平の文字が あるので古い社であると推測されています。康平5年(1062) 源頼義が奥州征伐の折、この地をよぎられ再建されたといわれています。             建久3年(1192)には源頼朝武運長久を祈願した太刀一振の奉納がありました。

歴史ある神社なんですね~。

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銅造阿弥陀如来座像(国指定重要文化財)

八幡神社奉安殿に安置されている。鎌倉幕府の御祈祷寺で百草にあったと伝えれている真慈悲寺の僧慶祐の発願により、建 長2年(1250)、に造られたものです。 真慈悲寺は廃寺になった後、八幡神社の本地仏として伝えら れてきました。年に一度、祭礼の時に公開されています。

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百草八幡神社境内末社

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境内と京王百草園の出入口。

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百草のシイノキ群(日野市指定天然記念物)

八幡神社境内から百草園の裏にかけて樹齢何百年ものシイノキの大木が偉容を誇り、その深厳さを示して います。最大のものは八幡神社本殿の裏にある、高さ17m、目通りの太さは1.3m。

 境内左側にあるシイノキが枝が折れてしまっていました。まだ新しい折れ口でしたので雪の重みで折れたのではないかと思います。道が続いていますので雪に気を付け、折れた枝をよけて進んでみましょう。

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シイの種類は全てスダジイで多摩丘陵でここのように群生しているのは非常に珍しいものだそうです。シイノキ群の間を抜ける道は本殿の裏へと進み、さらに進むと松連寺詩碑がありました。

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京王百草園 つるし雛まつり 2014.2.24

2014-02-24 22:30:00 | アート・文化

つるし雛会場は三檪庵でした。

展示期間:2月19日(水)~3月2日(日)まで

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とても華やかですね~。

いろいろなお内裏様とお雛様がありますんr。

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うさぎのお内裏様とお雛様

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お庭にもつるし雛が飾られています。

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五月人形も飾られていました。

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こいのぼりがありますね。

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こちらはさるぼぼです。他にもさるぼぼが大勢いました。

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藤の花

三檪庵の前に藤棚がありました。5月には咲くのでしょうね。

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季節はずれですがお月見。

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ランプにつるし雛

ステンドグラスが使われています。

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松連庵にもつるし雛が飾られていました。

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実は正門入口にも飾られていました。

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京王百草園 梅まつり 2014.2.24

2014-02-24 22:00:00 | 季節の花

残雪が残り、寒い一日でしたが今日は京王百草園へ梅を見に行ってきました。

所在地:東京都日野市百草560

概要

江戸時代から語り継がれる名園
江戸時代の亨保年間(1716年~)、が徳川家康の長男・岡崎 三郎信康追悼のために松連寺を再建し、それに伴ってつくられた庭園が百草園です。 また、園内の有名な寿昌梅は寿昌院殿慈覚元長尼がこの時自ら植樹したと伝えられています。 明治初期に廃寺となり、地元出身の生糸商人が所有し、昭和32年に京王電鉄に移管され、現在に至っていま す。 現在も豊かな自然を残す多摩丘陵。その一角に佇むのが、百草園です。 素晴らしい眺望が楽しめる園内には松連庵、三檪庵をはじめ若山牧水の歌碑、松尾芭蕉句碑などが四季の草 木に彩られ、訪れる人を飽きさせません。 さらに、2月~3月に咲く800本の梅は見事で、梅の名所としても親しまれています。

京王線百草駅から少し歩くと結構な上り坂になり、多摩丘陵の一角にあります。

急な坂の途中で湧水を発見。たま-ゆめ崖線からはこういった湧水がいくつもあるそうです。

それにしても豊富な量の湧水ですね。

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大きな看板があります。もう少しかな…?

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ありました、ありました。やっと正門に辿り着きました。

入園料は大人300円です。

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階段が真っ直ぐと続きます。

この辺はまだ梅はチラホラとしか咲いていませんね。

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大雪のせいで水仙が寝てしまっています。

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案内図がありました。

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真っ直ぐの階段から左へ進みました。

若山牧水生誕百周年生誕建立歌碑

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左にソシンロウバイ、右に梅が咲いています。

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あずまやがありました。雪が屋根に残っていますね

その向こうの紅梅はかなり開花しているようです。

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三椏がありました。

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白梅と竹林。白梅が降る雪のようですね。

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解説

この石は以前園内の土中から出てきたもので、本来は寺の入口にあり不許葷酒入山門という文字が彫られていたと思われます。これは葱塔の臭いのある野菜、酒を口にした者は寺内に立ち入りできないという意味ですが、不許の文字は割れており現在はありません。

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傘の形をしたあずまやがあります。ロウバイもよく咲いてますね。

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寿昌梅

小田原城主大久保候の室、寿昌院殿慈覚元長尼が植樹したと伝えられているそうです。

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根元には福寿草が花を咲かせています。

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白梅ですがこちらもまだ5分咲きといったくらいでした。

なんという鳥でしょうか?こちらは丘陵の一角にあるだけあって野鳥も観察できるそうです。

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おっ、見晴らしがいいですね。手前の紅梅もよく咲いています。

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大気が澄んでいると筑波山までみえるようです。

今日は新宿のビル群がうっすらと見える程度でした。

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こちらにも若山牧水の歌碑がありました。

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いつもでしたら食事もとらず撮影しながら散策することが多いのですが、今日は食事をとることにしました。

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松連庵

こちらはそば処となっています。

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せっかくなのでお座敷でいただきました。

ガラス障子からお庭を望む。

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やまかけそばをいただきました。

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松連庵と梅

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この白梅は早咲きのようでした。

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百草八幡宮に抜ける出入り口。

左側に竹林、右側の木は秋になると真っ赤に紅葉する楓。

帰りに百草八幡宮へもよってみました。

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さて、松連庵に戻ります。

マンサクの花が咲いていました

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きれいに咲いていますね。

池の方へ行ってみましょう。

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お地蔵様がありました。

子育地蔵尊

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井戸がありました。

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松尾芭蕉句碑

春もやや 希して記調ふ(ととのふ) 月や梅

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心字池は雪で凍っていました。

松の雪吊が今年は十分に役割をはたしたことでしょう。

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氷が解けた水面に映る紅梅。

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見晴台を目指します。見晴台付近には大きな木がありますね。

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雪で足元が悪いので気を付けて登ります。

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見晴台

松連庵の茅葺屋根が見えます。

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大気が澄んでいたら見える風景。

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都心とは違い青い空が広がっていました。

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松連庵の裏あたりから撮影。

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紅梅

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白梅

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つるし雛編へつづく。