東京国立博物館で開催されている特別展「深海 2017」を見てきました。
夏休みとあって家族連れが多くとても混雑していました。
特に入場してすぐに展示されている発光生物のコーナーはとても混雑していました。
1、発光生物
発行する能力をもつ深海生物は全体のおよそ9割だそうです。
チョウチンアンコウ
クロカムリクラ
一番最初の画像の向かって右側の上から4番目が発光している状態です。
デメニギス
一番最初の画像の向かって右側の1番上が発光している状態です。
2、深海の巨大生物
深海には私たちの想像を超える巨大な生物が生息しているそうです。
そのメリットは他の捕食者に襲われにくくなるといったメリットがあるそうです。
でも、身体が大きいとたくさん食べないといけなくなるのではないでしょうか?
オンデンザメ
ダイオウイカ
左側が通常のイカの大きさです。
3、超深海
深海の中でも6000mより深いところは「超深海」と呼ばれます。
カイコウオオソコエビ
もっとも深い地点で記録されたエビです。
4、深海に囲まれた国、日本
日本列島周辺には8000mを超える海溝をはじめとした様々な深海環境が存在し、それぞれ特色のある生物が分布しているそうです。
5、深海底から見えてきた巨大災害
深海底で撮影された亀裂。「しんかい6500」による海底調査で見つかったそうです。
有人潜水調査船「しんかい6500」
世界最大の科学採掘船「ちきゅう」
緊急断層掘削プロジェクトは、東北地方太平洋沖地震発生メカニズムの解明に向けて大きな成果をもたらしたそうです。
「ちきゅう」によって実施された「東北地方太平洋沖地震調査採掘(JFAST)において、宮城県東方沖約200㎞の海底下深部(推進6889.5m、海底下約820m)から採取された本物だそうです。
「ちきゅう」搭載されている「サイバーチェア)(海底下を採掘しる危機の操縦席)の実物展示。
6、深海に眠る資源
南鳥島東方沖の水深5500mに広がるマンガンノジュール
マンガンノジュールとは、深海底に存在する、岩石片や生物遺骸などを中心に同心円状に成長した、微細な鉄、マンガン酸化物の集合体。ニッケルやコバルト、レアアースなどのレアメタルも含有しており、最近はコバルトの含有量の高さが注目を集めています。日本の領土で唯一太平洋プレートに乗っている南鳥島周辺では、マンガンノジュールやレアアース泥(高レアアース濃度の深海の泥)が見つかっているそうです。
7、深海調査で活躍する機器
高圧で暗闇の深海を調査するには、高性能の調査船や探査機の存在がかかせません。
海底広域研究船「かいめい」
2016年3月に完成した「かいめい」は海底資源の分布等海底の広域調査を効果的に行うとともに、鉱物、鉱床の生成環境を捉える総合的科学調査を可能とする最新鋭の研究船です。最先端の調査機器、海洋研究ラボ機能を有し、大気・海洋観測等の凡庸研究船としての機能を兼ね備え、地震・津波に対する防災・減災研究にも貢献することができるそうです。
8、グッズ売り場
ダイオウグソクムシのぬいぐるみが売っているではありませんか。そのお値段なんと、35億・・・じゃなくて270,000円となっているではありませんか。
寒い夜は抱いて眠ると温かいかもしれませんね(^_^;)。
ちびっ子が多くいましたが、よく理解できtのでしょうか・・・私には少し難しかったです。