台風一過の陽射しがたおやかな一日でした。
そこで「幻の池」と云われる小平霊園の雑木林の中にある「さいかち窪」へやってきました。
台風の大雨が重なったりしたとき、数年に一度、湧水が流れだし池ができるそうです。
でもってこちら、下の画像がその上流にあたる部分です。
残念ながら湧水は流れ出していませんでした。
あれだけ降っても湧水は流れずか・・・。
仕方がないので雨水が流れたと思われる跡をたどってみました。
石橋がありました。
ここは湧水がよく流れそうですね~。
流れ出た湧水はこちらの「さいかち窪」に溜まるようです。
結構な広さです。湧水が溜まっている所を見たかったですね。
再び水が流れた跡をたどりました。
すると石橋が見え視界が開けます。
石橋の上から撮影。窪みに水のはけ口があります。
湧水が流れ出すとこちらのはけ口から新青梅街道を潜り黒目川へ繋がります。
新青梅街道を渡りました。すると手すりに竹林が見えてきました。
あれっ?竹林でよく見えませんでしたが丸い流れ口からかなりの量の水が流れています。
どこからこんなに水が・・・?排水にしてはきれいな水ですし、よくわかりません。
黒目側の案内マップがありました。結構な散歩道なようです。
川沿いは大きなな木が生えています。ここから先は私有地で少し遠回りして川に沿って歩きました。
進むと川沿いに遊歩道が整備されてあります。
長福橋までやってくると神社が見えてきました。
神社下の遊水地。
こちらが東京の名湧水57選である黒目川天神社下にある湧水地です。
所在地:東久留米市柳窪4-15
普段は湧水量が少なく、流れ自体も涸れそうになることもあるそうでうすが今日は台風一過のせいか木の柵の間から下の画像のように湧水が流れ出ているのを確認しました。
こちらが黒目川天神社(柳窪天神社)
黒目川天神社(柳窪天神社)鳥居と拝殿。
湧水地と天神社あとにしてさらに流れに沿って歩いてみようと思います。
柳窪緑地保全地域看板
天神橋。石柱には柳窪天神社の文字が。こちらの呼び名が正式なのかな?
ここからが参道だったんですね。私は裏手の方から来てしまいました。
心地よい水の流れる音が続きます。
あっ、鴨さんこんにちは。
流れはだんだん宅地の中に向かっていきます。
散策路案内板 結構、歩きました。
流れは東久留米第十小学校の裏を流れます。
川が合流しました。
それにしても小学校裏も遊歩道がよく整備されています。
しんやま親水公園で折り返しました。
さいかち窪の湧水を見ることはできませんでしたがとても心地よい散策路でした。
富士塚No.60
こちらに辿り着いた時、境内では幼稚園か保育園の運動会が行われていたようで帰り始め、片付け始めといった感じでした。さすがに私のようなハゲデブオヤジがカメラを持っていると不審者そのもので警察を呼ばれても困るのでおとめ山公園まで足を運び時間を潰し、再び訪れました次第です。実はすでに怪しむ視線を感じていました。やはり人は見かけが一番ですね。
所在地: 新宿区上落合1-26-19
概要
月見岡八幡神社は、新宿区上落合にある八幡神社です。月見岡八幡神社の創建年代は不詳ですが、源義家が奥州征伐の際に参詣したと伝えられています。もと明治39年に北野神社、昭和2年には浅間神社と富士塚を合祀しました。旧上落合村鎮守です。
月見岡八幡神社鳥居
月見岡八幡神社拝殿
月見岡八幡神社神楽殿
月見岡八幡神社天祖神社
足王神社と道祖神社
祠の左側にわらじが祭られていたのですがこちらが足王神社だと思います。
北野神社
云わずと知れた菅原道真を祀っています。
笑福稲荷神社鳥居
急なカーブの石段です。
笑福稲荷神社
撮影しにくかったです・・・。
浅間神社
浅間神社の裏側が富士塚となっていますが柵があり立ち入れないようになっていました。
高さは4~5mくらいでしょうか。
柵越しに撮影。頂上に2本、木が生えています。
祠はこの下、葉が生い茂って下からはよく見えませんでした。
浅間神社左側から撮影。石段があります。やはり登れる日、お山開きがあるのかな?
天狗さまがいらっしゃる~。
その手前には庚申塔があります。
月見岡八幡神社庚申塔の概要
正保4年(1647)に造立された区内最古の庚申塔である。宝篋印塔形で、高さ184.5cm、 石質は安山岩である。 塔身部の四面にはそれぞれ金剛界四仏の種子が、また基礎部の四面には造塔銘が刻ま れている。(新宿区教育委員会掲示より)
上落合富士裏側から撮影。ブロック塀の角に納まっており画面左にはアパートがありました。もともと古墳を利用して作られて富士塚だったらしいのですがこちらに移されたのだそうです。でも溶岩石を積んだ高さもある立派な富士塚でした。
ご近所で見かけたトケイソウ。きれいな紫色ですね。
10月も半分以上過ぎました。季節はたおやかに時計回りに過ぎて、だんだんと寒くなっていきますが、お互い体調には気をつけましょう。
久しぶりに湧水探検隊?です。
所在地:新宿区下落合2-10
おとめ山公園はこの公道を挟み東西に分かれています。
それではまず湧水地がある西側の区画へ行ってみましょう。
入ってすぐ右側にフェンスで囲みヘイケボタルを養殖している区画があります。
初夏には鑑賞会が行われているそうです。私も鑑賞したいです~。
細い水路が流れています。この流れに沿って歩きます。
しばらく進むと池があります。湧水は一旦この池に流れ込みます。
木が倒れていますが台風のせいですかね?
ザリガニ釣りをしている親子を何組かみかけました。
バケツの中をチラ見したら3~4匹入っていました。
まさに都会のオアシスですね。
飛び石があり、公園らしく整備されていますね。
以前、訪れた時は工事中でした。
さらに進むと崖線が見えてきます。草が茂って流れが見えません。
画面中央が湧水地点です。
こちらが湧水地点です。「東京の名水57選」に選ばれています。
こんな都心の一部分から湧き出ているとはなんとも貴重ですね。
真ん中に高い木がある小島があるお池に東屋があります。
公道の下に水路があり、湧水が流れ込んでいるようです。
噴水があります。鴨さんとかいたんですけどね。今日はいませんでした。
この池の周りにも湧水地らしき場所があるのですがどうなんでしょう?
江戸時代、このあたりは徳川将軍家の狩場だったところで、一般人は狩猟が禁じられていたそうです。
つまり「おとめ山」は「乙女山」と思われがちですが、「御留山」「御禁留山」の意味だそうです。
新宿という都心の公園の中の湧水地ですがいつまでも綺麗な水が湧き出る場所であってほしいものです。