港の見える丘公園から山下公園を目指しましたがその前にお腹が空いたので食事をとることにしました。
山下公園通り沿いの歩道を歩くと街路樹の新緑がとても綺麗で、吹き抜ける風はとても心地がよかったです。
横浜といえば中華街ですが今日はこちらの気分でした。
山下公園通りを挟んで山下公園真向いあるホテルニューグランドです。
横浜市認定歴史的建造物
ホテルニューグランド本館は現存する唯一のクラッシック・シティ・ホテルとして横浜を代表する建築物。ベース・ロビー・客室の特徴ある3層構造と高密度なインテリアにより建築史的価値が非常に高い。外観、内部ともに往事の姿をとどめ、玄関・ロビー・ホール・宴会場など内部も認定されている。
お目当てはこちらのホテルの誰もがご存知のスパゲティナポリタンです。
解説
ナポリタンの起源については、 横浜山下町にあ るホテルニューグランド 第2代総料理長・入江 茂忠が最初に考案したとの記録が残ってお り 、現在ではこれが最も有力な説である。な お他説としては、第一次世界大戦 に連合国側で 参戦した日本が地中海に艦隊を派遣した際にイタリアに寄港してトマトベースのパスタを 知ったという説や、大正時代には日本海軍にお いて既に今のナポリタンと同様な料理が供食 されていたとの説がある。
ホテルニューグランドは、戦後まもなく GHQに 接収され、以後7年間米軍によって使用され た。現在でも同ホテルにはマッカーサーが滞在 していた部屋が残っている。当時の米軍ではス パゲティをトマトケチャップで和えたものが、 一般的な兵営食であるとともに、レーショ ン(缶詰の戦闘食)としても供給されており、同 ホテル駐在の兵士たちも軽食や夜食としてよ く食べていたと思われる 。そのため、接収解 除後の同ホテル倉庫には、保存の利くスパゲ ティーの乾麺と瓶詰ケチャップが大量に残され ていた。そこで料理長・入江は、当時の日本で は珍しかった両者を組み合わせた料理を同ホテ ル再出発の看板にしようと思い立ち 、後のナポリタンに当たるパスタ料理の開発に取り組んだとされる。
ただし入江が生み出したパスタ料理には、トマ トケチャップは一切使われることなく 、トマ トピューレなどの調味料や具材が加えられ、本 格的な料理に仕上げられていた。もっとも当時 の日本人はアルデンテに馴染みがなく、この点 が試食会で不評だったため、入江は日本人の嗜好に合わせるべく、7割方茹でたスパゲティ を冷蔵庫に一晩置いて うどんのような食感に する調理法を編み出すに至った 。
かくしてこのパスタ料理は、かつて ナポリでト マトソースのスパゲティーが屋台で人気だった ことにちなみ、「スパゲティナポリタン 」と英語で命名され、同ホテルのメニューに載せられ ることになった。このスパゲティナポリタン は、その後の大衆化したナポリタンと違い、フ ランスのスパゲティ・アラ・ナポリターナに近 い料理になっている。現在も同ホテルで提供さ れているナポリタンには、入江のレシピどおり トマトケチャップが一切使われておらず、一般 的なナポリタンとは味の異なる、いわばトマト ソースのスパゲティとなっている。
(ウキペディアより)
ということでスパゲティナポリタンとアイスコーヒーを注文しました。
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横浜の歴史に思いをはせとても美味しくいただきました。
こちらの厨房からはドリアやプリンアラモードなども有名ですね。