スヌスムムリクの生々流転日記

過ぎ行く日々の風景(2012.5.4~)ご訪問ありがとうございます。

映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」

2020-07-24 23:00:00 | 映画

今日は映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」を観てきました。

冒頭、ダー子とスタァのケンカ、そうはいってもまたあとでスタァは絡んでくるんだろうなとは思ってましたが、まさかあんなふうに絡んでくるとは思いませんでした。ルパン三世なみの変装です。

コックリ役の関口渚さんはよい役柄を貰い、とても瑞々しく演じることができよかったです。

三浦春馬さん、いい役者さんを亡くしました。残念です。

とても豪華なメンバーが出演していて十分に楽しめました。


東京都小金井市「はけの森美術館緑地」

2020-07-13 23:00:00 | 湧水

滄浪泉園からはけの森美術館緑地へやって来ました。

写実的な画風で知られる洋画家、中村研一のアトリエ跡です。

アトリエ跡は現在緑地内のカフェとして使用されています。

所在地:東京都小金井市中町1-11-3

はけの森美術館の横に緑地の南側の出入口があります。

中庭からの湧水は画像、右下に流れてきています。

庭はハケの風景を生かして広がります。

西欧の庭のような水景もあります。

湧水はこの中庭に湧いています。

石升の中からの湧水が池に美しい水紋を描きます。

こちらは東京都の名湧水57選に選定されています。

竹林の中の階段を上がっていくと北側の出入口があります。

画像の右側には湧水口があるようで水が流れてきています。

北側の出入口。

竹林からの湧水の流れ。

石升からの湧水と一緒になり、南側の出入口の右手に流れ出ます。

はけの森美術館緑地から流れ出た湧水は細い道路をまたぎ、流れは「はけの小路」へ続きます。

野川沿いの住宅地へと続く約80mの水路付き遊歩道です

はけの小路を進むと暗渠になった水路を通り野川に流れ込んでいます。

暗渠となったところを眺めていたら、そこにあった家から少年が出てきて、網を持ちキックボードで出掛けていきました。

きっと、野川へ魚などを取りに出掛けたのでしょう。

夏の風景ですね。


東京都小金井市「滄浪泉園」

2020-07-12 23:00:00 | 湧水

今日は東京都小金井市の湧水を2つ巡ってみました。

まずは滄浪泉園へ行きました。

所在地:東京都小金井市貫井南町3-2-28

この滄浪泉園は外交官、衆議院議員などを歴任した波多野承五郎が明治末期に別荘としたところで、その名の由来は、大正8年、この庭で遊んだ犬養毅元首相によって名付けられ、入口の右側にある石の門標は犬養毅の自筆によるものだそうです。

入園料100円を支払い入園しました。

門をくぐり抜け、緑豊かな木々の中の石畳を道を下ります。

突き当たりを左折すると東屋のあるちょっとした広場にでます。

そして「順路」という看板に沿い細い坂道を下っていくと池が見えてきます。

この池の回りを反時計回りに進みます。

池の回りを歩き始めると橋が架かっています。

まずはこの橋の下が湧水口になっており、池に流れ込んでいます。

そしてしばらく進むとまた湧水口があります。

滄浪泉園の湧水は東京の名湧水57選に選定されています。

ハケ

段丘崖下部の窪みのような部分から泉がこんこんと湧くところを一般に「ハケ」と呼んでいます。

市内にはこのような場所がいたるところにみられ、「小金井」の地名も豊富な湧水が湧くところから起こったとも伝えられています。

こちらも池へと流れ込んでいきます。

散策路途中には、かなり年月か経過している「馬頭観音」と書かれた石碑もありました。

池に映る緑がとてもきれいです。

画像の右側に最初の橋が見えたのでズームしてみました。

残念ながら橋の下は暗くてよくわかりませんでした。

しばらく歩くとお地蔵さまが立っています。

おだんご地蔵

このお地蔵様は正徳三年(一七一三年)いまからおよそ二百六十六年前念仏供養のためにまつられたものです。

何を見、何を想っているのでしょうか?

素朴で柔和なお顔だちは、このお地蔵様がたどってきた長い歳月を私たちに語りかけてくれるかのようです。

お地蔵様の足元にはエビネが自生し、五月頃には花のじゅうたんを敷きつめふくいくとした香りを届けます。

池から水が流れ出ています。

その流れは滝となって流れ落ちています。

そして園を出て暗渠に流れ、野川へと流れています。

池の回りを歩き終え最初の広場に繋がる道を上りはじめるとまたお地蔵さまがたっていました。

鼻欠け地蔵尊

この石仏は寛文六年(一六六六年)いまからおよそ三百十三年前に庚申さまとしてまつられたもの市内でもっとも古いお地蔵さまです。

信仰のため何度も触られたからでしょうか、目や鼻などが欠け落ち、昔の人の厚い信仰が伝わって来るようです。

背後の椿は樹齢百年を悠に越すと見られ季節には真紅の花を散らせお地蔵さまを飾ります。

水琴窟がありました。柄杓で水を流してみるととてもよい音がします。

滄浪泉園は、大岡昇平の小説「武蔵野夫人」の舞台となった「はけ」を生かした庭園として知られており緑地保全地区に指定されています。


東京都小金井市「貫井神社湧水」

2020-07-11 23:00:00 | 湧水

東京都小金井市の遊水地、貫井神社へ行ってみました。

所在地:東京都小金井市貫井南町3-8-6

大正12年にこの湧水を利用しプールがつくられたほどで、この画像の右下にある記念碑が建っています。

最初の画像の左側。境内から流れる湧水が池に流れ落ちています。

こちらは最初の画像の右側。こちらも境内から湧水が流れ落ちています。

最初の画像の階段の右下。何かはわかりませんがお口から湧水が流れ落ちています。

貫井神社の鳥居。鳥居の向こうには赤い橋がかかっています。

池の東側から。

池には鯉が泳いでいます。

池の西側から。

貫井神社拝殿

貫井神社の創建年代は不詳ながら、湧水の出る当地に弁財天として古くより祀られていたのではないかといい、明治維新後貫井神社と改称したといいます。

社殿の周囲を湧水が流れています。

社殿の西側から時計廻りに歩いてみましょう。

こちらが一番の量を誇る湧水地点です。

こちらは東京都の名湧水57選に選定されています。

きれいな水が湧き出ていますが、残念ながら看板にもあるように飲料水には適していないそうです。

社殿の裏側。

社殿裏側の湧水地点。

面白いことにここから左右に湧水は流れ出しています。

社殿東側の湧水の流れ。

こちらの真っ赤な末社は厳島神社でしょうか?

「小金井」という地名は、黄金に値する豊かな水が湧くことから名づけられたそうです。