スヌスムムリクの生々流転日記

過ぎ行く日々の風景(2012.5.4~)ご訪問ありがとうございます。

映画「超高速!参勤交代」

2014-06-29 23:47:40 | 映画

久しぶりに映画館へ足を運びました。

興行成績でここしばらく「アンとなんとかかんとか」というのが人気のようですね。「♪アリのママが全てを壊すのよ~」とかいう歌(よく耳にするのですがこうとしか聞こえないのでわかりません(^_^;)。)も流行っているようですが私は先週公開された佐々木蔵之介さん主演の「超高速!参勤交代」を観てきました。

CMなど観てコメディ感が強いのかなと思っていたのですが、湯長谷藩家臣は刀、槍、弓と強者揃いで、佐々木蔵之介演じる藩主内藤政醇は気さくでお人好しの殿様のようで実は居合抜刀術の達人で、必死の参勤交代を妨害しようとする公儀隠密忍者軍団との殺陣は凄い迫力でした。佐々木蔵之介さんの佇まいは決まっていました。笑いあり、殺陣ありの娯楽時代劇映画でしたね。

結局、無事、参勤を終えるのですが、市川猿之助さん演じる将軍吉宗とのやりとりはなんだったのでしょうか?吉宗さん参勤できなかったらどうするつもりだったんでしょう?

湯長谷藩は福島なんすね~。

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都指定名勝「清澄庭園」~紫陽花と花菖蒲が咲く頃~2014..6..21

2014-06-21 22:30:00 | まち歩き

清澄庭園へ行ってました。こちらへ訪れたのは確か2回目です。

所在地:東京都江東区清澄3-3-9

概要

泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」です。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたものですが、明治時代の造園にも受けつがれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたといわれています。
この地の一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言い伝えられています。享保年間(1716~1736年)には、下総国関宿の城主・久世大和守の下屋敷となり、その頃にある程度庭園が形づくられたようです。
明治11年、岩崎弥太郎が、荒廃していたこの邸地を買い取り、社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園造成を計画、明治13年に「深川親睦園」として 一応の竣工をみました。弥太郎の亡きあとも造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、周囲には全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を 代表する「回遊式林泉庭園」が完成しました。
清澄庭園は、関東大震災で大きな被害を受けましたが、この時図らずも災害時の避難場所としての役割を果たし、多数の人命を救いました。岩崎家では、こう した庭園の持つ防災機能を重視し、翌大正13年破損の少なかった東側半分(現庭園部分)を公園用地として東京市に寄付し、市ではこれを整備して昭和7年7 月に公開しました。

また、昭和52年には、庭園の西側に隣接する敷地を開放公園として追加開園しました。ここには芝生広場、パーゴラなどがあります。また、サクラの木が20 本ほど植えられ、春のお花見の場となっています。なお、庭園の方は、昭和54年3月31日に東京都の名勝に指定されています。

また、岩崎弥太郎さんのお名前が。ずいぶんと稼いでいらっしゃったんですね~。

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入園料150円を払って入口を入ると大きな水鉢があります。このように清澄庭園といえばやはり名石の庭園という感じがしますね。

灄津御影のなつめ水鉢

結構大きいんですよ。今日は時計回りにお池の周りを歩きました。

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佐渡赤玉石 

私にはこの石が一番印象に残りました。赤い石って珍しいですよね。この園内におそらくこの1個だけでしょう。

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磯渡り

池の端に石を点々と置いて、そこを歩けるようにしたもの。

広々とした池の眺めが楽しめるだけでなく、歩を進める度に

景色が変化するように配慮されています。

対岸に見えるのは涼亭。

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紫陽花の向こう、対岸に見えるのは「富士山」と呼ばれている築山。

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こちらが中の島から撮影した富士山。

右側の人と比べてみてください。

ここの庭園で最も高く大きな築山。関東大震災以前はこの築山の山頂近くには樹木を植えず、サツキ・ツツジの灌木類を数列横に配して、富士山にたなびく雲を表現したものだと言われています。の庭園でもっとも高く大きな築山。

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石仏群解説版

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石仏群

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名石

伊豆磯石、伊予青石、紀州青石、生駒石、伊豆式根島石、佐渡赤玉石、備中御影石、讃岐御影石。これらは庭園に置かれた多くの庭石のうち代表的なもの。この ほか敷石や橋、前述の磯渡りの石を含め、園内には無数の石が配置され、さながら「石庭」の観を呈しています。これらの石は、岩崎家が自社の汽船を用いて全 国の石の産地から集めたものです。

ちなみにこの縦長の石が紀州青石だそうです。

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菖蒲田に辿り着きました。L字型に菖蒲田はあります。

もう見頃は過ぎているのか花数が少ないです。

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脇道には淡い水色と薄紅色の紫陽花が咲いていました。

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定番の紫の花菖蒲。

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奥の菖蒲田の方が花数が多かったです。

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芭蕉の句碑

「古池や かはづ飛び込む 水の音」。

松尾芭蕉の最も有名なこの句を刻んだ石碑が、園内に立てられています。

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「古池の句」碑由来

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涼亭

池に突き出るようにして建てられた数寄屋造りの建物。これが、この庭園を日本情緒豊かなものにしています。涼亭は明治42年国賓として来日した英国のキッ チナー元帥を迎えるために岩崎家が建てたもの。震災と戦火の被害からまぬがれ今日に至りましたが、昭和60年度に全面改築工事を行いました。集会場として 利用できます。平成17年には「東京都選定歴史的建造物」に選定されました。

画像左側、池の奥の建物は大正記念館です。

大正記念館

大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築したもの。しかし、最初の建物は戦災で焼失したため、昭和28年に貞明皇后の葬場殿の材料を使って再建、平成元年4月に全面的に改築されました。集会場として利用できます

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アジサイの向こうに涼亭、左には松島の多層塔。

泉水

三つの中島を配した広い池。水面に島や数寄屋造りの建物、樹々の影を映し出すこの池は、庭園の要です。昔は隅田川から水を引いていました。そのため潮の干満によって池の景観が微妙に変化したといわれます。現在は雨水でまかなっています。

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松島にある雪見燈籠

石の上にいる鳥はアオサギでしょうか?

右側にはカモさんがお昼寝中です。

こちらのお庭は川と海が近いことがあっていろいろな野鳥がやって来るのでバードウオッチングをするのにもよいそうです。

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ねじ花というそうです。撮影していたら近くにいた方が教えてくさいました。

茎にピンクの花ビラが巻きついているように見えます。

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渡り石の向こうの盛り上がった場所は傘亭。人が休んでいますね。

見晴らしがよくベンチがあるのでゆっくり景色を堪能できます。

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大きな石橋ですね~。仙台石で出来ています。

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石橋のたもとに咲く紫陽花と大きな鯉。

近くに売店があり、鯉のエサも売っており、この石橋からエサを投げている人が多かったので大きくなるわけですね~。

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大正館の前辺りに戻って来ました。

真ん中に面白い石が真っ直ぐ立っていますね。

伊予青石の立札がありますが立っているのがそうなんでしょうか?

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これで都立文化財9庭園のうち8庭園をご紹介しましたかね。

あとは 旧芝離宮恩賜庭園だけですが、ブログ人さん終了が決まりました。

それから私、画像をなるべく見ていただいた方にご自分が行かれた気になれるように画像をたくさんアップするため容量もあとわずかなんですよね~。

旧芝離宮恩賜庭園は1度行ったことがあり画像もありますが、もう1度行ったとしてアップできるかどうか・・・OCNさんはgooさんへの移行を勧めているようですがどうなんでしょう?

お詳しい方、ぜひアドバイスをお待ちしております~。

 


鎌倉 あじさい開花状況 ~御霊神社~ 2014.6.13

2014-06-14 23:00:00 | 季節の花

昨年と同じく極楽寺の切通を下り、御霊神社入口の角にある力餅屋さんまでやってきました。

昨年も撮影したポストとあじさい。

さすがに昨年の画像と比べると色合いが濃く額も大きくなっています。

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テレビドラマで有名になった御霊神社まえの江ノ電の踏切。この画像左側に撮影で使われているお家があります。内部はスタジオ撮影らしいですけど。

ドラマでは極楽寺で降りたのになぜかこの線路の向こう、御霊神社の境内から踏切を渡って帰ってくるんですよね・・・長谷駅から帰って来るのなら分かるのですが、地元住民しか知らない近道があるんでしょうか?

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またまた昨年と同じくあじさいと走る江ノ電。

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御霊神社のあじさいも見頃を迎えていました。

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淡いピンクのあじさい。白い花びらも混じっていますね。

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今年はあじさいの小道の看板がなかったです。

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あじさいと御霊神社拝殿

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この後、どこへ行こうか考えたのですが由比ヶ浜から七里ヶ浜まで海沿いをゆっくりと歩きました。この日は波が高くて砂浜は波にほとんどのまれていました。


鎌倉 あじさい開花状況~成就院境内から由比ヶ浜を望む~ 2014.6,13

2014-06-13 22:30:00 | 季節の花

今年もまたこの場所へやって来てしまいました。

昨年は6月1日に訪れています。

昨年の状況もこのHPにアップしていますのでぜひご覧ください。

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今年はいつもより遅めにやって来たのであじさいの花数も多いです。

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極楽寺の駅に降り立つ人も多かったですがこちらも人が多かったです。

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平日なのに・・・フジテレビのドラマの影響もあるんでしょうね。

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真ん中に白い子が一房。可愛いですね。

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下から上を振り返ってみました。

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さて、今度も昨年と同じように御霊神社へ行ってみましょう。


明治神宮 御苑内「清正井」

2014-06-09 22:45:00 | 湧水

菖蒲田を抜け清正井とやってきました。

この井戸に訪れたのは2回目で前回は2011年3月4日と東日本大震災の七日前に訪れています。

当時TV番組でパワースポットとして話題となり数時間待ちの行列ができ、携帯電話の待受画面にすると運気が上るなんて大人気でしたね。私も当時、携帯電話の待受画面にしてみましたがそのおかげで運気があがったせいかどうかは分かりませんが、なんとか今も生きています。逆にパワーを吸い取られるなんて話もあるようですが私にとっては一湧水地としての興味しかありませんし吸い取られるパワーなんてこれっぽっちも最初からありません・・・(悲)。井戸に警備員さんがお一人いらっしゃいましたが、今でも2時間待ちの行列ができると近くにいた女性二人に話していました。日曜日でこんな小雨の中、何人もやってきていましたが、私は5~6回並び直して数分ごとに何回も撮影することができました。今日は空いていたほうなんですかね?

御苑の奥まで来るとやや下りの階段があり清正井があります。

木々がうっそうとしていてすり鉢状の地形の中心に井戸はあります。

この形状も掘ったのでしょうか?

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この地に下屋敷を構えていた加藤清正が掘ったと伝えられ、一年中絶えることなく湧き出る清水は南池の水源となり掘方の巧妙と水質の優秀なことは早くから世に知られています。(清正井手前の掲示板より)

東京都のの調査では四季を通じて15度前後と一定して、毎分60リットルの水量があるそうです。

訪れる人が多かったせいか井戸の回りに石の足場がいくつか増えたような気がします。

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しかしホントに澄んだきれいなお水ですね。

こちらも東京の名水57選の一つです。

よく見ると横穴がありますね。

こんこんと湧き出す様子は、まさに井泉そのものです。

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湧き出た水は水路をとおり菖蒲田へと流れて行くのでした。

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