スヌスムムリクの生々流転日記

過ぎ行く日々の風景(2012.5.4~)ご訪問ありがとうございます。

スーパーブルーブラッドムーン 2018

2018-01-31 23:30:00 | ニュース

月が地球に接近した際に見える月が「スーパームーン」。

1ヶ月に2回、満月になる現象が「ブルームーン」。

さらに皆既月食で、月の表面が赤っぽく見える現象が「ブラッドムーン」。

今回はこれらの3つ現象が同時に起こるので「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」なのだそうです。

そして、地球上でこの3つが重なるのは実に35年ぶりだそうです。

前回、皆既月食をこのブログでアップしたのが2014年10月8日でした。

今回は2018年1月31日、20時48分から東南東で欠け始め、21時51分に南東の空で皆既月食となったそうです。

私も大した腕も機材も無いのですが、撮影してみました。

ただのコンデジで三脚もないので腕を柱で固定して撮影です。

シャッターを押すだけでもぶれるのでタイマーで撮影してみたりもしました。

何枚か撮影してみたのですが、私ではこれぐらいが限界です。

この画像は22時44分に撮影したものです。

皆既月食は23時03分に終わり、日付が変わり0時12分に元に戻るそうです。

これを撮影するのに1時間近く外にいたら寒くて仕方ありませんでした。

まさに奇跡の天体ショーでしたね。


東京都檜原村「払沢の滝 氷瀑 」2018.1.31

2018-01-31 23:00:00 | まち歩き

東京は残雪もなかなか解けない、寒い日が続いています。

今日は東京で唯一「日本の滝百選」に選ばれている払沢の滝へ行ってきました。

この寒さで12年ぶりに完全凍結したと聞きましたが果たしてどうでしょうか?

JR武蔵五日市駅からバスで30分程度で払沢の滝入口に辿り着きました。

駐車場もあるのですが、完全凍結のニュースをを聞きつけてか多くの人が見物に来ているようで、満車のようでした。

いつものようにお豆腐のちとせ屋さんの裏から15分程度歩くと滝に辿り着きます。

 払沢橋の下を見ると大きな氷の柱ができていました。

「森のせせらぎ」という木工品等を販売しているお店があります。

旧郵便局の建物を移築したそうです。

そして「森のせせらぎ」から後ろを振り向き向かいの山をカメラでズームすると滝が見えます。

「天狗滝」という滝で、裸眼でもなんとなくわかりますが、「森のせせらぎ」の入口に望遠鏡が設置してあり、自由の覗かせてもらえます。ちなみにこちらの滝は凍結していません。

しばらく山道を進むと「忠助淵」の看板があり、下を見るととても澄んだ川の水が溜まっているのが見られます。

山道はウッドチップが敷かれていて歩きやすいですが、ご覧の通り残雪がまだ多いので足元の油断は禁物です。

しばらく行くと人工的に造られた「氷のオブジェ」がありました。

そしてついに滝が見えてきました。

何度かこの時期見に来たことがありますが、やはり駐車場が満車になるだけあって見物客が大勢いました。

それでは滝の正面へ早速、行ってみましょう。足元には十分に注意しましょう。

うぉ~、凍っています、凍っています、落差64m(4段)の滝が凍りついています。

氷の裏は水が落ちているようですが、表面はほぼ凍結していいるようです。

凄い迫力ですね~。

前回は2013年の1月に訪れ、このブログにもアップしていますが、その時は一筋の流れがありました。

多くの人がカメラやスマホを構え撮影をしていました。

そんな中、このお姉さん油絵を描いています。

この寒い中、気合入っていますね~。

滝の上部

滝の中腹部

とても長い氷柱ができています。 

滝壺も凍り着いています。

寒かったのですが2時間近くウロウロして撮影したり眺めたりしました。

帰りは最初の画像、豆腐のちとせ屋さんで温かい豆乳とおからドーナツをいただきバスでJR武蔵五日市駅へ戻りました。

 


映画「祈りの幕が降りる時」

2018-01-28 23:30:00 | 映画

新参者はいつまで新参者なのか?

映画「祈りの幕が降りる時」を観ました。

人間関係が少し複雑に思えましたが、とてもよく出来たストーリーだと思いました。

阿部寛演じる主人公、加賀恭一郎の過去、母親にまつわる物語。

これに松嶋菜々子、小日向文世の切ない親子物語が絡んできます。

ただただ切ない話ですが、人殺しは人殺し、犯罪です。

罪悪感を感じさせないのはどうかと思いました。

東北大震災も絡み、溝端淳平演じる加賀のいとこ、松宮の成長ぶりに時の流れを感じてしまいました。

新参者もこれで完結なのでしょうか。残念ですね~。


湯島天満宮 最強寒波の中の梅の花 2018.1.26

2018-01-27 23:30:00 | 季節の花

東京国立博物館をあとにして、湯島天満宮まで歩いてみることにしました。

1月23日の降雪から東京は日中でも冷蔵庫の中のような寒い日が続きます。都心で48年ぶりの寒波だそうです。

上野恩賜公園のお池に置かれているチューリップも冷たい風に揺れています。

不忍池はほとんど凍りついたままです。

ここまで歩いて来る間も、とても寒かったです。

そんな寒さの中でも梅はちらほらと咲き始めていました。

こちらの拝殿の横にある白梅は結構、開花が進んでいました。

それにしてもすごい絵馬の数ですね。 

お庭の梅の木の様子。まだまだ残雪が多いですね。

女坂

白梅が少しだけ咲いていました。

あまりに寒いので足早に境内をぐるりと一周して、地下鉄湯島駅へ駆け込みました。

寒い寒いとはいっても春はやってくるのですね~。


「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」

2018-01-26 23:00:00 | アート・文化

今日は上野の東京国立博物館で開催されている特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」を見てきました。京都仁和(にんな)寺のご本尊をはじめ、全国の御室(おむろ)派寺院から国宝や秘宝が集結しています。そしてふだんはお目にかかることのない仏像や書、絵画、工芸品等々を楽しむことができます。

仁和寺は平安時代の仁和2年(886年)に光考天皇が建立を発願し、仁和4年(888年)に宇多天皇が完成させたお寺で現在は世界遺産にも指定されています。御本尊は上の画像左、阿弥陀如来座像です。ちなみに上の画像右は大阪・葛井寺の千手観音菩薩坐像です。

宇多天皇は譲位したあと出家して真言宗のお坊さんになり、仁和寺へ住まわれます。宇多天皇から宇多法皇となり、「御室(おむろ)」と呼ばれた場所に住み、それが仁和寺の別称となり、地名にもなったそうでうす。「御室派」とは仁和寺を総本山とする真言宗一派のことで、全国に約790寺あるそうです。なみに下の画像の桜は「御室桜」と呼ばれる遅咲きの人の背丈ほどの桜だそうです。

弘法大師・空海ゆかりの国宝「三十帖冊子」が展示されていました。空海や橘逸勢(たちばなのはやなり)の直筆の書を見ることができます。(1月16日)~28日までは全帖公開)

個人的には空海の書より、橘逸勢の書の方が好きなんですよね~。

そして私にとってもっとも見どころだったのがこちら。仁和寺の観音堂が再現されています。

33体の仏像がずらりと並んでいます。珍しく撮影が可能なコーナーでした。

風神と二十八部衆。

不動明王、中央に千手観音菩薩、降三世明王

雷神と二十八部衆

とても見応えのある展示会でした。興味のある方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?