富士塚No.24
浅間神社例祭のご案内
浅間神社は木花咲耶姫を祭神とし富士浅間様と 言い慶長年間徳川幕府創立のころの関東総代官で 当時今の小門町に居住していた大久保石見守長安 が 駿河国浅間神社を分社し現在の地に高さ約二丈 周囲六十間余の塚を築き頂上に浅間神社を勧請し た のが起源となっております。 宝永年間社殿が破壊に及び 延享二年改めて石造りの社殿を再建したのが現在 の 本殿であり、天明六年には石の階段が造られ 現在の拝殿は昭和二十四年に大正殿の 払下げを受けて造営されたとして 崇拝する社でした。 後に前述のように 木花咲耶姫を祭神としました。 姫は天孫瓊瓊杵尊のお妃で大層美しかった。 一夜で身ごもり尊に疑われ 身の潔白を御子の強さを証明するため 火の中の産室で三人の御子を安産しました。 安産の神として火山富士山の祭神として 浅間神社に祭られました。 昔より当夜売られる団子は暑気除けとして 有名です。 古い歴史を持つ神社は今台町一、二、三、四丁目 及び万町二丁目により氏神様としてお護りされております。
以上
八王子駅南口から私の足で15分くらいで辿り着きました。富士見森公園という広いグランドもある公園の一角にこの浅間神社が鎮座します。ちなみに八王子には浅間神社という名の神社はあと2つほどあるようです。
説明にもあるように大正殿の石碑があります。
初詣の準備か参道に提灯が飾られていました。
浅間神社拝殿。手前に手水舎があります。最初の説明書きは拝殿右側の白い看板のものです。
左には浅間神社の石碑があります。
早速、お参りをしました。お賽銭箱に富士山の文字と浅間神社の絵が描かれています。
また、上の文字は難しく崩した字体で浅間神社と書かれていました。
それでは社殿の裏にある富士塚へ行ってみましょう。
階段が直線で頂上まで伸びています。
登りたい気持ちを抑えてまずは時計回りに富士塚の周りを歩いてみました。
真裏から。どうやら溶岩石などはなく土を盛られた富士塚のようです。
下からはお社と赤い鳥居が確認できます。
木々はかなり高く伸び、今は熊笹が主に生えています。
それでは登ってみましょう。
階段正面。
第二の鳥居があり、お社が見えてきました。
あれ?ちょっと斜めって撮影してしまいましたがお社があります。
横に壁がなく吹きさらしです。
寒いのでどなたかが願い事を書いて、木花咲耶姫さまに赤い布で包んで差し上げたようです。
山頂から浅間神社の社殿を望みます。
下から見えた赤い鳥居はお稲荷さまのお社のものでした。
手前には富士山の形に似た石が置かれています。
稲荷大明神さまもいらっしゃいます。
明日はみそか、今年もあと2日ですね。まぁ~年が変わろうが季節が変わろうが時間の流れは変わらず、何も変わる訳でもないのですが・・・。