香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

村上朝日堂

2009-06-18 11:06:40 | 本のこと
お友達のブログとかここで村上春樹さんのエッセーを
紹介しているうちに、また読みたくなって
夜、寝る前にちょこちょこと読んでいます

最初の『村上朝日堂』が1984年 
今読んでいる『村上朝日堂の逆襲』が1985~86年の連載
内容は、いま読んでももちろんこのうえもない面白さ
1996年て出版した
『村上朝日堂ジャーナル~うずまき猫のみつけかた』は
写真が多く、安西水丸さんの絵がすべてカラーで大きくきれい
I LOVE 村上朝日堂

朝日堂ではないけれど、安西水丸さんとのコンビで出している
『象工場のハッピーエンド』は春樹さんと水丸さんが
お互い自由に書いた分とイラストを組み合わせた本
『うさぎおいしーフランス人』は村上カルタに水丸さんの絵
絵は可愛面白く、カルタの一言も中のお話も面白~い

水丸さんとのコンビじゃなく、大橋歩さんの画で書いてあるのが
『村上ラヂオ』ほのぼのな絵と文とでこれもお気に入り
そして、『東京するめクラブ~地球のはくれ方』は
村上春樹 吉本由美 都築響一 著
日本も含め世界各国の町のおいしいもの楽しいことを書いた本
写真も多いけど、すごい読み応えのある本で
山田詠美さんも読んでいるよう(この前読んだエッセーにチラッと)

最近のエッセーでは、
『走ることについて語るときに僕の語ること』は
2007年に出版されたエッセー集で、最近の春樹さんの様子や
春樹さんの小説への考え方などがさらっと書いてあって
とても面白く読んだ記憶がまだ新しい

まだまだ『1Q84』熱が覚めやらずの毎日

風のガーデン

2009-06-16 17:15:24 | なんでもない話
今日、散歩から帰って来て新聞を見たら
『風のガーデン』第1回目再放送をすると知りました
思わず、テレビの前で1時間以上・・・昼間っから・・・
第1回目だけ間違えて、録画したものを消してしまい
DVDに取っていなかったので、慌てて録画
緒形拳さんのやさしい声と素敵な姿に再会幸せ
写真は第1回の題名”スノードロップ”
貞三先生の花言葉は
「去年の恋の名残の涙」
そして

”カンパニュラ”の花言葉は
「花園の小人の禿かくしの帽子」

百万円と苦虫女

2009-06-16 10:13:15 | 映画のこと
蒼井優ちゃん主演の映画『百万円と苦虫女』
優柔不断な性格のために変な事に巻き込まれ
まわりの人に誤解され、うとまれ、
100万円貯めては、住む場所を変えて行く
そして、そんな生活の中で変わって行く
森山未來くんやアルバイト先の人たちもまたいい
おもしろかった

よさこい祭りも終わりました
札幌祭りは今日で終わりかな
しかし、ずっと
今年は冷夏なのかしら・・・
土曜日にどうしても用事があってお昼頃地下鉄に乗りました
地下鉄に乗っていると、よさこいに出ている着物を着た団体が
入って来たので、「あぁ~、またか」と思っていたら
みんなニコニコ笑ってはいるけど、大声で話をする訳でもなく
なるべく邪魔にならないようにつり革につかまって立ってる
席が空いていても、他の人たちに譲り座っている人はいない
ちょっとびっくり
何年か前は、テンション上がりまくりで
大声で集まってうるさかったのに・・・
このチームだけかなと思ったけど、
帰り道、地下鉄ホームに向かう時
地下鉄から出て地下街を歩いている違うチームは
横に広がらず、1列に並んで静かに歩いていました
お祭りだからテンション上がるのはしょうがないし
うるさいと思うなら、自分で近寄らないようにすれば
いいと思っていたけどきっと、色々なことがあって、
よさこい祭り全体で気をつけるようにしたんだろうなぁと思ったら、
ちょっと不憫なような気もしました
楽しむ時は思いっきり楽しんで、でもマナーを守る
ちょっとよさこいが好きになりました

夕映え天使

2009-06-15 16:20:51 | 本のこと
浅田次郎さんの『夕映え天使』
久しぶりの浅田作品
浅田さんの現代物はちょっと臭い、というか
泣かせようとする気がしていてちょっと敬遠がちだったのだけど
今回の短編集はすごくよかった
切なく、昭和の香りがするようだった
帯に書いている
人生って、そんなに捨てたものじゃありません。って
それにしてもちょっと辛いなって感じる内容だったけど
人の温かさややさしや、しゃいなところがそれぞれ描かれているようで
読み終わってふぅ~と安心する小説でした

浅田さんといえば、競馬競輪競艇ギャンブルでしょう
散歩コースの途中にいた競馬馬くん

クーリエ・ジャポンとポンちゃん

2009-06-12 19:32:11 | 本のこと
今日、TSUTAYAで立ち読みじゃなくって
座り読み(?)で、雑誌クーリエ・ジャポンの
村上春樹さんへのインタビュー記事を読みましたぁ
3ページに渡るインタビュー記事で、多分インタビュアーは
日本人じゃないんじゃないかな
場所も外国で、村上さんに現地の高校生が賞をあげたいということで
村上さんが出向いて行ったときのこと
掲載内容すべてが印象的だったのだけど
とても嬉しかったのが、『1Q84』の小説を書いているとき
登場人物が好きで楽しかったとのこと・・・
そして、音楽を奏でるように自分が好きで小説を書いているだけとのこと
ハッと目について読んだ雑誌、読んでよかった
村上さんの言葉が少しなんだろうけど聞けたことがすごく嬉しかった


夜、寝る前に読んでいた山田詠美さんの
『熱血ポンちゃん 膝栗毛』
このシリーズに外れはないでしょう
憧れてやまない詠美さん
相変わらずのエッセイにホッとしました
文庫でしか買わなくってごめんなさい
でも、宮本て・・・さんは未だに手書きで原稿を書いていると思います

なんだか、この頃、携帯持っていたってたいして意味ないな
なんてちょっとブルーな気持ちでいたんだけど
だからといって、無くなるとこまるんだろうなぁなんて
思い切って手元から無くなる物は
もう、車と仕事でもう十分ですの
でも、夕方、元の会社の同僚、それも一番関係薄い人から電話があって
まあ仕事のことだったんだけど、なんだか嬉しくって
考えてみたら火曜日以降、ちゃんと人と話していなかった
少し、病・・・かしらねん
人と係っていることって、大切なことだったんだなぁ
でも、今の孤独も嫌いじゃないんだけどな

お楽しみ

2009-06-10 22:19:24 | なんでもない話
今日のおやつは、ケンミンショーでやったちくわパンで有名な
「どんぐり」の生チョコロールケーキ1切れ
前は、ぜっんぜん甘いもの食べたいと思わなかったんだけど
この頃、無性に食べたくなるので
ちょくちょくミスドに登場する香さん
しかし、今日のロールケーキは想像したいて以上に甘かった・・・わ

宮本輝さんの流転の海シリーズ第6部『慈雨の音』が
文芸雑誌「新潮」で連載が始まって、
初回は100枚の原稿が掲載されると聞いて
いてもたってもいられず、Amazonで購入したのが今日届いたの
今日の目標を達成したら、夜読もうと思っていたんだけど
目標達成出来ず 今日は読めないかもしれない
お楽しみにとっておきます
しかし、「新潮」は私が分かっている限り
札幌の本屋さんで購入出来るのは、
札幌駅横の紀伊国屋書店だけだと思うんだけど・・・
連載が毎月なのかどうか分からないけど、
これからどうしようかなぁ
買いに行くか、Amazonで購入するか、検討中
文芸雑誌って、売れないから置いていないのか、
置いていないから売れないのか、卵か鶏か。。。だな

シザーハンズ

2009-06-09 19:54:12 | 映画のこと
昨日の夜、WOWOWでやっていた『シザーハンズ』
1990年の作品、そんな前だったんだぁ
手が鋏になっている人造人間エドワードの悲しい運命
ジョニー・デップの無表情ながらのあの切ない顔が
見ているだけでも涙が出そう
ハリウッド映画らしく、悪いやつはとことん悪いやつなんだけど
ストーリーも斬新なものではないけれども
人造人間だけど純粋な感情をもつエドワードと
エドワードを造った博士や、助けた家族達が素敵で切なくって
何年たっても、いい映画って何度も見たくなる
ジョニー・デップ、いいなぁ・・・・


先週、村上春樹さんの「1Q84」を読み終わってから
何冊か手にはとったのだけど、何も読む気になれず
やっと読み終わったのが、やはり春樹さんの
『1973年のピンボール』
風の歌を聴けから2作目で、2作続けて芥川賞候補にもなった本
当時の審査員の方々に受け入れられず、でも次回作はと期待されていたんだけど
次回作が『羊の冒険』で、短編中編とは言えず、候補にもならず
そのまま芥川賞とは縁がなくなったということ
世界中で認められている作家なのにね
同じようなことが吉本ばななさんにもいえているのかな
芥川賞とか良くわからないけど
自分がいいと思える本に出会うことがとても幸せだと思うし
自分でどう感じるか考えるかを大切にしていきたい

全然大丈夫

2009-06-08 02:22:00 | 映画のこと
眠れない夜、『全然大丈夫』という映画を観ました
2008年 藤田容介監督
荒川良々、木村佳乃ちゃん、岡田義徳くん
ココリコ田中、蟹江敬三さん、他たくさんと鳥居みゆき
ゆるゆるの笑いを誘うコメディで
駄目なやつでも、そのままでも、大丈夫というふうに受け取れて
笑っちゃって癒されちゃう感じでした

眠れるかな・・・
この頃夜が遅くなって、朝が遅くなって、だる~い感じで
なんだかこのままだらしがなくなってしまうのが嫌なので
ちゃんと目覚ましかけて寝ることにしたのに
そんなlことでプレッシャーかかって眠れなくなっている・・・阿呆
おやすみなさい

もつ鍋

2009-06-07 18:12:54 | おいしいぃ
金曜日、E師匠夫妻と上司の奥さんと一緒に
E師匠の幼なじみNonちゃん夫妻が開いたもつ鍋のお店に行ってきました
もつ鍋、初体験です
白石の本郷通商店街に今年5月にオープンした
『もつのだるま』という居酒屋さん
お通しは、Nonちゃんが毎日趣向を凝らして違う物を造って出してくれます
店内はサッポロビールの昔のポスターが貼られていて
カウンターとテーブル2つのほか、堀ごたつのある席があり、
そちらに通してもらいました
生ビールを飲みながら、焼き鳥やざんぎ(唐揚げともいう)や

とり皮チップ

煮ぶたのあぶり卵付(裏メニュー)
を食べてワイワイととめどないおしゃべりをしていたら

もつ鍋がきました 特味噌もつなべ
野菜がたっぷり入っていて、お出汁がきいていて美味しかった
私はやはりちょっともつ自体は苦手だったけれども
野菜と一緒に食べたらすごくおいしかったぁ
ベーシックな醤油とチゲ味の他、塩もつ鍋があって
あっさりしていておいしいとのことなので、今度挑戦したいな
本郷通商店街は、昨日のローカルテレビ番組でも特集していたけど
昭和39年に出来た商店街で、私の卒業した中学校のすぐ近くにあって
セーラー服着てよく歩いたものです
その時とはかなり変わって、道路自体が一方通行のシケイン状態となっていて
広い歩道にテーブルやベンチが沢山置いてあって、とても感じが良くなりました
今は、色々な種類のリサイクルショップが10軒もあって
市場や食べ物屋さんなど沢山の小さな商店がならんでいます
ちょっと昭和のにおいがする札幌で4番目に古い商店街です
Nonちゃん夫妻の「もつのだるま」が本郷通商店街で繁盛しますように

日本映画を続けて

2009-06-05 13:18:34 | 映画のこと
TSUTAYAで借りて、2本続けて映画を見ました
おとついの夜は『天国はまだ遠く』

原作は瀬尾まい子さんで、主演は加藤ローサちゃんとチュートリアルの徳井さん
映画に出てくる景色がとても綺麗 ザ・日本って感じ
ストーリーも原作とちょっと違っていて、徳井さんの演じる田村のことも描かれていて
静かだけど、現代っ子的なおもしろさもあって、楽しかった

昨日の夜は『パコと魔法の絵本』

原作は関口尚さんで、キャストはすごい豪華
役所広司さん、アヤカ・ウィルソン(パコ役の子役)、妻夫木聡さん
土屋アンナさん、阿部サダヲさん、加瀬亮くん、小池栄子ちゃん
劇団ひとり、國村隼さん、上川隆也さん、山内圭哉さん
子役以外は、特殊メイクがすごくって普通の顔は分かりません
原作に忠実なストーリーなんだけど、映像になった方が迫力があって
アニメと実写とが微妙に行き来する、ファンタジー映画
おもしろいけど、やさしい気持ちに、子供に戻って夢見る感じでした

さっき、地震があって、丁度知り合いに電話をかけた時だったので
「今、地震ありましたね」って言ったら
「え?、こちらはなかったようよ」って・・・
あの、近くにいるんですけど
そのあと、E師匠からメールがきたので
「地震ゆれたね~」と返したら
「ゆれませんでしたけど」って・・・・
同じ札幌市じゃん、隣の区じゃん
NHKニュースで、札幌は震度2ということなのに、どういうこと
様似の方が震度4だったようだけど、特に被害は無いようです
よかった