香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

廃墟に乞う

2012-01-15 19:11:39 | 本のこと
佐々木譲さんの『廃墟に乞う』


北海道警察の刑事・仙道は、ある事件が原因でPTSDとなり休職中
そんな彼を頼って、身の回りに起きた事件の相談をしてくる人たち
「オージー好みの村」は倶知安
「廃墟に乞う」は、栗山町に合併された昔の炭坑町
「兄の想い」は、女満別空港よりほど近い漁港
「消えた娘」は、札幌・厚田
「博労沢の殺人」は、日高の多分、静内
「復帰する朝」は、帯広 と
北海道各地で、休職中の仙道が事故に関わり合いながら
自らのPTSDからも少しずつ回復していく
短編なので、テンポよく物語は進んでいく
佐々木譲さんの警察小説は、間違いなく面白い

昨日、買ってきたBLUE NOTE 1 『MILES DAVES』

CD付きで創刊記念490円
CDには6曲も入って、冊子は1曲づつの解説や、
マイルス・デイヴィスの生い立ち
BLUE NOTEの軌跡など、読みごたえ満載
(横の折り紙は甥っ子が追った手裏剣

去年の初冬に満開になったうちのデンマークカクタスに
5つくらい蕾がついて、ひとつ花が咲きました

何か勘違いしたのか、のんびりしていたのか