猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

ある画家

2010-11-20 | アート
                  

       世の中にはすごい人がいる
       現在107歳のおばあちゃん
       お名前は後藤 はつのさん
       新潟県の妙高高原出身の旅館に生まれた

       なんと73歳で絵を描き始め現在も画いている
       そして海外旅行もする

                  

       朝日新聞の土曜版別紙beに連載されている医者の日野原 重明さんのコラムでの紹介者である

       後藤さんは毎年1枚100号(約1.6m×約1.1m)の大きな絵をかいて展覧会に出す
       それらがここに載せたもの
       テーマは昔なつかしい風景画のかずかず
       見ているとホッとする
       一度現物を見てみたい

                  



       下の写真は100号の絵画と後藤さんご本人

       



                        

神様のカルテ

2010-11-19 | 読書
                  



            友人の勧めで読んでみた1と2の上下2冊
            信州松本を舞台に地域医療の携わる医者と彼をとりまく人々との話

                            

            第一巻が良かったという人と第二巻が良かったという人がいて面白い
            私は第一巻の後半の安曇おばあちゃんの贈り物あたりがグッときてしまいとてもよかった
            激しい医療の壮絶な現場を表しているわけではない
            しかし、平易な文体の中に読者をやさしくしかもグイグイと読ませるパワーがある
            場面切り替えが早いが、人物描写がわかりやすく心情が直接的に伝わってくる
            
            第二巻は医療現場のトップで携わっていた古狐先生の死
            東京の医局から戻ってきた友人の辰也こと進藤 辰也
            天の川のシーンは、無理のない設定でとてもよかった
            おもわず自分が現場にいるのではないかとイメージできるほどの表現力

            時々出てくる夏目 漱石の引用などもわかりやすくてよかった

                            

            今までの医療の小説たとえば「ジェネラルルージュの伝言」などの好きな人
            には物足りなさを感じるかもしれないが、地域医療の現場の実態とクライアントとの
            関係など様々なことを考えさせてくれる小説だと思った
            次作にも期待したいと思う
            できれば、さらにクライアントとのさまざまなエピソードが読みたい

            月夜に照らされた松本城や
            居酒屋「九兵衛」で出される美味しそうな日本酒の数々
            常念岳に王が頭など
            どこも深い印象を残す舞台であった

                            

            

ある話・・・

2010-11-18 | 日記
                      

          先日、久しぶりに会った友達と飲んでいるときに驚いたことがある
          彼は古くからの友人で同じ年の56歳
          食品メーカーの子会社に勤務している
          昔から忙しい人で、今でも週2日完全に休むことはない

                          

          多忙な彼が飲みたいというので、何か報告があるなとウスウス気が付いていた
          娘が先日結婚したというビック・ニュースだった
          デジカメの動画で結婚式を見せてもらいながら楽しく飲んでいた

                          

          帰り際にふとした調子に彼が言う
          夜中にトイレで何回も起きる
          残尿感があり、また行きたくなるという
          私と同じ前立腺関係の病気である

          私の場合は寒くなると局部が痛くなるので、冬場は暖かくして
          辛くなったら、大学病院に行く

                      

          まさか、彼がそんなことで悩んでいるとは思いもよらなかった
          歳には勝てないが、一番大切な50代で健康管理には本当に注意しようと思う
          そんなことを思いながら帰途についた夜であった

                          

14年がかりで

2010-11-17 | 日記
                 

          世の中には、すごい夫婦がいるもんだ
          1996年から14年かけて日本百名山をすべて踏破した
          山岳会に所属せず、本を読んで独学で成し遂げたこと

                        

          定年退職翌年の61歳のご主人と
          奥様53歳のときの遅いスタート
          横浜市内に住むご夫婦だ


                        

          写真は先月10月11日に長野、富山両県にまたがる白馬岳を最後に踏破したものである
          達成感がにじみ出ている

                        

          驚くべきは難関の数々
          激流に流された奥様を助けたご主人
          沢で転倒して足を骨折し完治まで半年かかったご主人
          下山が遅れ日が暮れてしまい、野宿を余儀なくされ、冷え込む中で2人で抱き合ってしのいだ日
          など多数・・・・・
          夫婦ならではの体験の数々
          そんな体験をフィルム364本と日記8冊に記したという
          是非見て、読んでみたいものだと思った

          登るきっかけは、夢中で仕事をしてきた自分に欠けていたものは山ではないかと  
          ご主人が図書館でむさぼり読んだ中の一冊 深田久弥の名作「日本百名山」であった

          それにしても健康でうらやましい夫婦である

                        

          

早いもので・・・

2010-11-16 | 日記
               

           早いものでもう恵比寿ガーデンプレイスのバカラシャンデリアが点灯する時期
           今日はもう11月16日だ

           毎朝行くカフェの入り口には、昨日からクリスマスツリーが点灯している
           友人のお宅でももうクリスマスツリーを出して飾っているという

                          

           きのうは、昔からの友人から喪中案内のハガキが届いた
           今週中に来年の年賀状のデザインを決めて写真屋さんに持っていこうと思う
           今月発注すると割引になるらしい

                          

           忘年会の予定もはや3件入ってしまった

               

           
           このままだとあっという間に12月になってしまう
           今月中にあと3冊くらいは本を読みたい

                       

           しかし、きのうの帰りは雨と寒さでしんどかった
           今までが暖かすぎたのかと思う

           仕事はあいかわらず忙しいが、今週は読書週間にしようと思う