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平塚市美術館で堀 文子展を見に行ったときに買ってきた本
ちょうど昨日読み終わった
タイトルは「ひとりで生きる」堀 文子著(求龍堂)
堀さんの重みのある言葉がシンプルに記されている
とても感動した
毎月雑誌「サライ」の巻末で貴重な文章と本人の絵画を載せていて
楽しみにしている
それとはまた違った味わいの言葉のかずかず
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終の棲家を神奈川県の大磯にかまえ
今でも自然の中で絵を描き続けている
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圧倒される言葉の中から1つだけ書いてみた
自然を観察するその感性がそのまま文章になったようでとても味わい深い
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以下原文のまま引用
先を争って地に還っていく落葉の美しさはたとえようもない。
傷一つない幸せだったもの。患ったもの。虫に食われ穴だらけのもの。
神はどの葉にもへだてなく、その生きた姿を褒め称え美しい装いを与えて終焉を飾ってくださるのだ。
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