猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

あと1カ月・・・

2010-11-25 | 日記
                       

            もう11月も下旬
            あと1カ月でクリスマスである

            景気はよくならないし
            学生の内定率は最低の氷河期
            北朝鮮は戦争を始めた?

            それでもがんばっている人たちがたくさんいる
         
            せめて忘年会は安くても楽しく過ごし
            良かったと思える1年にしたい

            待ったなしの1カ月
            仕事は忙しいがなんとか頑張ってゆこう

            週末は気分転換にイトコに会って、近況報告をして来ようと思う


                          

堀 文子展 in 平塚

2010-11-24 | 堀 文子
                          


                なんとか時間を作って、最終日に平塚市美術館まで行き
                堀 文子の絵画展を見て来た
                作品数は80点にものぼり、あちこちの所有者からもお借りしている
                ここで壮大なドラマを目の当たりにした

                               

                                              
                  

                92歳の女流画家のストーリーが年代順に並べられている

                若い時の少しシュールな感じ・・どこかアンリ・ルソーを感じる
                アンデス地方の神秘的な絵
                トスカーナ地方の風景
                日本の四季折々の美しい風景
                花や木や鳥そして昆虫などが繊細な絵筆によって
                生き生きとキャンバスに描かれていた
                こどもたちの遊んでいる絵もすばらしい
                そして今はデカルコマニーによる新しい版画的手法によるかずかず

                               

                どの絵もすばらしくまた絵が私好みで大きいものが多かった
                大きいものは100号以上

                  

                最後に、約30分のドキュメンタリーを別室で拝見した
                トスカーナ地方での生活
                外に出てデッサンする彼女の横顔はとても真剣で美しかった


                               

   

約束の葡萄畑~あるワイン醸造家の物語~

2010-11-23 | 映画
                         

             久々に感動する映画に出会えた
             約束の葡萄畑~あるワイン醸造家の物語~

             監督は上の写真の前にも書いたが「クジラの島の少女」を制作したニキ・カーロ
             なかなかいい味の作品を作ってくれた
          
             原作はニュージーランドのエリザベス・ノックスの『THE VINTNER'S LUCK』という

                                

             ストーリーは理想のワインを作るために野心を燃やした主人公ソブランとその周囲の人々
             ある時、天使ザスと出会ってワイン作りの奥義を教えられ、毎年同じ日、同じ場所で会う
             約束をして精を出すソブラン

             そして1815年には最高のブルゴーニュ・ワインを作ることができたが・・・・
              
             しかし、貧しさゆえに娘を亡くしてしまったり、父を自分がロシア出兵して帰還したときに
             亡くしてしまったり、フィロキセラ(ブドウにつく病気)ですべてを亡くしてしまったり
             山あり谷ありの人生を歩む

             そして、ゼロからスタートし、ひと房のブドウから芽が出て、やっとブドウを収穫できる年になった
             その時にソブランは亡くなる

                                

             ワインのことがわからなくても十分楽しめるし、ハンカチが必要な映画である
             さらにワインが好きに、飲みたくなるような映画
             地味な風景だが、19世紀当時の衣装や建物の時代考証がきちんとできていて
             見ているものが引きこまれてしまう映画

                      

             私は特に、ワイナリーのオーナーを継いだ男爵夫人のオーロラの演技が好き
             ヴェラ・ファーミガというアメリカの女優
             ソブランとのワインのブラインド・テイスティングのシーンは記憶に残る

                      
                      

             そして、印象に残った言葉は天使ザスが語った言葉
             『人生には喜びも悲しみも必要だ』

                      

                                 

厄月

2010-11-22 | 日記
                       

          11月は私にとっては厄月である
        
                   

          理由がもちろんある
          前の会社で営業業務をやっていたとき
          11月にあまりの多忙で体がまいってしまったのか
          突然下腹部が痛くなり、どう考えても尋常でなかったので即大きな病院へ行った
          今からちょうど15年くらい前の話である


                        

          そうしたら、案の定盲腸(虫垂炎)だとわかった
          今すぐ入院だという
          ちょっと待ってほしい
          家族にも話していないし、下着の替えもないので一度帰らせてほしいと頼み
          やっと了解をもらった


                        

          結局、11月下旬ころ入院・手術して自宅待機
          12月上旬に退院してから約2週間休みをとり、結局正月明けから出社した

                        

          一緒に働いていた女性にだいぶ助けられ、なんとか仕事はうまく回っていた
          そのとき組織は何とかなるものだと思った

          しかし、残業続きでクタクタの毎日
          食事もロクにとれなかった
          やはり健康管理は一番大切だとその時感じた
          11月になると、その時のことを思い出し自分を戒めているのである

                        
                  

紫舟展 in GINZA

2010-11-21 | 紫舟
                       

             快晴の昨日(11/20)昼過ぎに銀座の三越伊勢丹新館8Fまで紫舟展を見に行った
             新館に行くのは初めてであった
             本館の入口はエスカレーターを利用するにも長蛇の列
             新館から上がっていった

                       

             スペースはそんなに広くなかったがとてもよかった
             やはり現物をみると書いた本人のエネルギーが強く感じられる
             紫舟の場合は書はアートとしての位置づけであり
             見るものに文字の美しさを教えてくれる
                        
                            
             
             今回見た中で良かったのは「龍」という字と「壺中天」
             朱色で書かれた東京タワーもなかなか面白い

                       

             しかしアーティストというのはやはりアーティザント(職人)だとあらためて感じた
             何かを作るという行為自体が好きなのだろう
             下の写真の皮靴や金属の器も彼女の作品
                 
                       

             11/30まで開催されていて、無料なので是非お時間がある方はご覧ください