きのうは、快晴、強風の中、千葉県の川村美術館に行ってきました
一緒に行った友人の会社DICが経営する美術館です
企業が美術館を1990年から設立・経営しております
常設展示を見ただけで二人とも足が痛くなってしまいました
とても広く、静かで平日はじっくり絵画鑑賞に適していました
そして今回の企画展のテーマは「フラワースケープ」(画家たちと旅する花の世界)です
9つに分けられて発想を変えた花々を見ることができました
森の中の花、庭の花、人物画の中の花、口に花をくわえている絵、日本画の花、花弁を撒く女性など
印象に残ったのは、H・ルソーに雰囲気の似た有元 利夫、花を擬人化したJJグランヴィル
ボッテチェリーを思わせる福田 美蘭、コラージュ手法の野中 ユリなどどれも素晴らしかった
でも、一番気に入ったのは、ジョージア・オキーフの「クチアオイの白と緑ーベダーナル山の見える」
(1937年)であった(上の絵画)
シンプルな中に雄大感があり自分の感性にピッタリ合っていた
しかも花と山とのコントラストの発想の大胆さ
一度見たら忘れられません
以前から好きなオキーフにさらにお気に入りが増えた一日でした