猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

川村美術館

2012-06-21 | アート
       

   きのうは、快晴、強風の中、千葉県の川村美術館に行ってきました
   一緒に行った友人の会社DICが経営する美術館です
   企業が美術館を1990年から設立・経営しております

                   

   常設展示を見ただけで二人とも足が痛くなってしまいました
   とても広く、静かで平日はじっくり絵画鑑賞に適していました

   そして今回の企画展のテーマは「フラワースケープ」(画家たちと旅する花の世界)です
   9つに分けられて発想を変えた花々を見ることができました
   森の中の花、庭の花、人物画の中の花、口に花をくわえている絵、日本画の花、花弁を撒く女性など

   印象に残ったのは、H・ルソーに雰囲気の似た有元 利夫、花を擬人化したJJグランヴィル
   ボッテチェリーを思わせる福田 美蘭、コラージュ手法の野中 ユリなどどれも素晴らしかった

 
       



   でも、一番気に入ったのは、ジョージア・オキーフの「クチアオイの白と緑ーベダーナル山の見える」
   (1937年)であった(上の絵画)
   シンプルな中に雄大感があり自分の感性にピッタリ合っていた
   しかも花と山とのコントラストの発想の大胆さ
   一度見たら忘れられません
   以前から好きなオキーフにさらにお気に入りが増えた一日でした