映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『アラビアの女王 愛と宿命の日々』

2018-05-17 10:09:53 | Weblog
2015年 アメリカ&モロッコ
監督:ベルナー・ヘルツォーク
出演:ニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコ、ロバート・パティンソン、ダミアン・ルイス、ジェイ・アブド、ジェニー・アガター、デビッド・コールダー、クリストファー・フルフォード、ニック・ウォーリング、ホリー・アール、マーク・ルイス・ジョーンズ、ベス・ゴダード、マイケル・ジェン、、ウィリアム・エリス、ジョン・ウォーク、リチャード・グールディング、ソフィー・リンフィールド

20世紀初頭のイギリス。鉄鋼王を父に持ち、恵まれた環境で育ったガートルード・ベルは、オックスフォードで優秀な成績を修める才女に育った。けれど当時のイギリスでは、才能ある女性の活躍の場はなく、むしろ彼女の能力が良縁を遠ざけていた。ガートルードは、叔父を頼ってアラビアへと渡り、そこで若き外交官と恋に落ちるのだが、親は彼女の結婚を許さず、恋人は失意の中で亡くなってしまう。絶望した彼女はアラビアに戻り、イラン、ヨルダン、シリアなど、女性どころか英国人があまり足を踏み入れない地域を旅してまわる。そんな旅を通して、彼女は各地の部族と交流、誰よりもこの地のことを知る英国人となる・・・

アラビアの砂漠に魅せられ、かの地の人たちにも愛され、イラク建国にも尽力したの立役者として尽力したガートルード・ベルの伝記映画。ずいぶん端折ってあるので、これがそのまま彼女の半生かというと誤解を産むかもしれないけれど、ファンタジーとしてというか冒険物語としてというか・・・ワクワクする旅の物語としては楽しかったです。憧れますね、こういう生き方。でも、絶対に出来ないや・・・精神面でもそうだけど、体力的にもとんでもない女性ですよね。歴史ものとして真剣に見るより、ふわっと憧れをもって楽しむと、素敵な映画だと思います。
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