オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

絵のある風景・絵の中の風景

2014-04-29 09:47:51 | Weblog
アートはそれぞれの好みがあり、
日本画、洋画、油彩、水彩、版画・・・

お気に入りの絵に出会うと、
うれしい気分になります。

お気に入りの美術館で過ごすアート時間、
絵画の飾られたレストランやホテルのロビー、

風景を描いた絵、
絵の中の人や動物、風景・・・・
現実より、はるかにやさしく品の良い日本画。
油彩やその版画もまた、
光や影をやわらかく表現していて癒されます、

カシニョールの版画は一点だけあるけど、
23年前に手に入れたもので、
バガティーユ公園の芝生と花が描かれている。
珍しく女性が、人が描かれていない絵です。

画像はカシニョールの絵(版画)
独特の女性の描き方で、
帽子を被った女性が定番で、
絵の中は公園の森であったり海辺であったり。

娘がどこかで見かけて、
画像を送ってくれたのですが、
「カシニョールの絵はうちにもあったよね?」
まだ小さい頃だったのに、
ちゃんと覚えていました。
(額装し直していずれ、娘のところに)

バブルの頃はアートもブームで、
カシニョールやブラジリエ、ビュッフェ、シャガール、
ヒロヤマガタ、アイブンアールなど、
版画ブーム、
100万以上する絵も多かったけど、
今はどうでしょう?

絵画は自分の好み、
投資や財産的価値など求めるものではないと思います。

当時は、
花博のオープンに向けて、
大量のの草花苗を大規模花壇に植え込む作業。
サントリー館をメインに、
現場代理人(総監督)をしていました。

オープンすれば、
どどどーーと入場者で会場が溢れます。
植え替え、管理は夜間作業。
寝る間もないほどハードな仕事をしていました。

花など見るのも嫌なほど。
花は責任、花はビジネス、花はお金。

癒しもへったくれもありません。

オープンして1ヶ月ほどして、
ほっとひと息ついた頃、

出合った版画、
絵の中の風景の花や緑がどれほど、
新鮮に思えたか!

それから24年目、
毎年春になれば、
カシニョールの絵に架け替えます。