気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ホオアカ?ホオジロ?

2022年02月13日 | ホオジロ

水鳥を観ようと訪れた池で ☝ ホオアカに会いました。
姿を見せてくれたのは束の間 写真は連写した数枚だけ。
それでも、思いがけない出会いは幸運を感じられて嬉しいものです。

頬の赤茶色が目立つのがホオアカ(頬赤)という和名の由来
でも、☟ ホオジロのメスも同じく頬が赤茶色に見えます。




珍しく木のてっぺんに止まっていたメス♀のホオジロ
風に揺れる枝の上で上手にバランスをとっています。
何度見ても頬白というより頬赤と呼びたくなる見た目です。



もう一羽のメスは植え込みのそばの草地で食べ物探し


ホオジロ(頬白)Meadow Bunting 全長約17㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属



ホオアカ(頬赤) Chestnut-eared bunting/Grey-headed bunting 全長約16㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属



チッ・チッ・チッ・・・近くで地鳴きがするので茂みの中を探しましたが声の主が見つからず
ふっと頭上に目をやると すぐ上の電線にホオアカが止まっていました。



この日も別の池に水鳥を見に行く途中でした。
ホオアカとの出会いはいつも唐突です。


遠く小さくキャベツ畑にいるのが見えました。


野鳥観察を始めたばかりの頃は、ホオジロの♀とホオアカの識別に悩みましたが
当地ではホオアカは稀だと知ってからは迷うことがなくなりました。



◆サントリー愛鳥活動 ホオジロ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1487.html

◆サントリー愛鳥活動 ホオアカ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4615.html


日々の小さな幸せ、うれしかったことなどを文末に記していますが
今日はもう本文に書いてしまったので。

最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (8)
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オオヒシクイ お一人様

2022年02月12日 | ガン・ハクチョウの仲間

地域の池でオオヒシクイが一羽だけ越冬しています。

ガンやハクチョウの仲間は群で行動することが多いそうですが
仲間はおらず、オオバンやカモ、カワウといっしょに過ごしています。

当地では珍しい存在なのでヒシクイかオオヒシクイか 識別できずにいましたが
前回の記事の4羽のヒシクイと見比べて亜種オオヒシクイと判断しました。


初めて見たのは昨年、秋の終わりごろだったと記憶しています。
すぐに抜けてしまうかと思いましたが、予想外の長逗留で愛着が湧いています。



環境になじんできたのか? 顔を覚えられたのか?
行くたびごとに距離が縮まっていくように感じます。

 
鮮やかなだいだい色の足と水掻き 爪は黒いです。



池の周りは田畑が広がっていて落穂ひろいだけでなく「ひこばえ」から育った二番穂などを食べているようです。
上陸する際にはオオバンやカモたちに交じって採食しています。








ヒシクイ(菱喰)  Bean goose 全長80~100㎝
カモ目カモ科マガン属 


冬に日本に渡来するヒシクイ(種)は、亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイに分けられるそうです。
      ↓ 前回の記事からヒシクイを再掲載
      


☟ クチバシが太く短い 亜種ヒシクイ


☟ 亜種オオヒシクイ 上の個体と比べてクチバシが細く長いです。



ヒシクイとオオヒシクイの見分け方など詳しい解説が載っています。

◆ヒシクイってどんな鳥?
http://relaxbach.sakura.ne.jp/hisikui/menu/donna.html



先日、家でたこ焼きを作って食べたのですが
タネを多く作りすぎてタコが足りなくなってしまいました。
代わりに魚肉ソーセージをちぎって入れてみたのですが、
これが予想外に美味しくて! タコ焼きとはひと味違った旨味がありました。
次回からは、タコだけでなく魚肉ソーセージ入りも作ることにします。
タコよりずっとお値段も安く家計にやさしいのもうれしいところです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (4)
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ヒシクイ・カルテット 

2022年02月11日 | ガン・ハクチョウの仲間

この冬はヒシクイが4羽 広大な溜池に滞在していました。

池の真ん中あたりにいると遠く小さくしか観られませんが
幸いこの日は岸からそれほど遠くない水面に浮いていました。


人間がやって来たので警戒モード ヒシクイたちから品定めされています。







危険人物ではない、と判断してくれたのはうれしいですが、
安心したヒシクイは寝姿ばかりで動きがありません。



小春日和であたたかく もうどうにも眠くって眠くって・・・



なんとか4羽そろって写せました。
このヒシクイたちも二月に入ると池から姿を消しました。
繁殖地に向けて旅立っていったと思われます。



ヒシクイ(菱喰)  Bean goose 全長80~100㎝
カモ目カモ科マガン属 

越冬するため日本に渡来するヒシクイ(種)は、亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイに分けられるそうです。

☟ 今回の4羽はクチバシが太く短いので亜種ヒシクイではないかと思っています。


↓ 亜種オオヒシクイ 上の個体と比べてクチバシが細く長いです。


次回は、このオオヒシクイのお話になります。


ヒシクイとオオヒシクイの見分け方など詳しい解説が載っています。

◆ヒシクイってどんな鳥?
http://relaxbach.sakura.ne.jp/hisikui/menu/donna.html


いつも閲覧して下さってありがとうございます。
オミクロン株の感染者が当地でも日増しに増えていきます。
いつどこでかかってもおかしくないような状況ですが、幸いにも今のところ家族全員 感染を免れています。
みなさまもどうぞお体大切にお過ごしくださいませ。

コメント (6)
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ズグロカモメ 点々と

2022年02月10日 | カモメの仲間

ズグロカモメは、日本や韓国、中国など東アジアの沿岸部に生息するカモメの仲間です。

夏羽では頭黒の名の通り、頭部が黒くなりますが
冬羽では頭もほぼ真っ白 耳羽のあたりの黒い班がチャームポイント


私の地域では、今年は数か所の池で一羽ずつ見かける程度
ミサゴが狩りをしていた池にいた一羽は成鳥のようです。



上空を注意
ハヤブサなどの猛禽類に狙われることもあります。


こちらは別の池で見かけたズグロカモメ
翼に褐色の羽が目立つので若鳥のようです。第一回冬羽?







こちらもまた別の池に一羽だけ




ズグロカモメは体に比べて翼が長く遠くからでも目立ちます。





ズグロカモメ(頭黒鴎) Chinese black-headed gull 全長約32㎝
チドリ目カモメ科カモメ属

◆e Bird  ズグロカモメ
https://ebird.org/species/saugul2?siteLanguage=ja



セグロカモメも一羽  やはり翼が長く翼開長は150㎝にもなるそうです。




セグロカモメ(背黒鴎)Herring Gull 全長約60㎝
チドリ目カモメ科カモメ属

カモメというと海のイメージが強いですが、セグロカモメは大河の上流にある湿原で繁殖するそうです。
こうして 淡水のため池で見られるのも不思議なことではないのですね。 


◆サントリー愛鳥活動 セグロカモメ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4657.html


通っているクリニックのそばに美味しいケーキ屋さんを見つけました。
これまであまたの数のケーキ屋さんで購入してきましたが、その中でも一番のおいしさです。
この病気にならなければ おそらく存在を知ることもなかったお店です。
月に2~3度は立ち寄るのですが、毎回、どのケーキを食べようか?
迷いに迷って決めるのも、楽しい悩みです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (6)
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ミサゴ 魚を獲るのも楽じゃない…

2022年02月09日 | 猛禽類

ミサゴが街中の池に魚を求めてやってきました。
冬季で水抜き中のため池は水位が下がって魚が見やすく格好の狩場です。

この時は狙いを定めた魚が大きすぎて うまく事が運ばず
ミサゴは何度も池の上を旋回し 二度三度と急降下を試みます。



長丁場になると空中で用を足すことも
白く長く尾を引いて~~空中散布!頭上に注意ですね・・・


濡れた羽の水切りも空中で
頭を激しく振り回して水しぶきを飛ばしていました。


今回ミサゴが狩りをしていたのは 住宅地のすぐ脇の池でした。
対岸は車の往来が激しい国道です。
一度は魚に爪がかかったのですが引き上げられず、この時は狩りを成功させずに飛び去りました。


在庫から別のミサゴ





このミサゴは見事狩りを成功させました。↓

▼ミサゴ大物GET!
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/d4657f861aa7fe7f1384a4a9b6220a35


ミサゴ(鶚、鵃)Osprey/Sea Hawk/Fish Eagle  全長55~63cm 翼開長157~174cm
タカ目ミサゴ科ミサゴ属
  (オスに比べてメスの方が一回り体格の大きい個体が多いそうです)


◆ミサゴのえさ取り NHK
  見えにくい水中の魚をミサゴはどうやって上空から見つけるのか ミサゴの目の秘密を解説
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401405_00000



午前中に探鳥などに出かけると、疲れ切って昼寝をせずにいられません。
泥のように眠り込んで 起きてもしばらくまともに活動できず。
体力のなさを嘆きそうになりましたが、そういえば!私は病人でした。
毎日10錠ほども薬を飲んで 週一で通院。
そんな体でも 好きな鳥を見に週に何度か出歩くことができる。
我が身の幸福に感謝しなければ。
支えてくれる家族、ドクターをはじめ通っている医院のスタッフのみなさま、ありがとうございます。


コメント (10)
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ミコアイサとオオバン

2022年02月08日 | カモ 2022年秋~

ミコアイサとオオバン いっしょのお池でどんぶらこどんぶらこ
北風に吹かれて水面が波立ち どんぶらこどんぶらこ




白と黒
正面から見ると どちらも鏡餅のよう



こちらはメスのミコアイサ



ミコアイサの全長43cm オオバンの全長39cm
ミコアイサの方が全長が大きいのですが首を縮めているので オオバンの方が大きく見えました。



白装束のパンダ顔 🐼 
オスたちはすっかり美しい繁殖羽に変わっています。お別れの日も遠くなさそうです。




ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39cm
ツル目クイナ科オオバン属


このブログを始めて7年半ほど経ちます。
閲覧やコメントを下さる方々は どなたも気持ちがあたたかく
野鳥や自然へ優しいまなざしをむけていらっしゃることが伝わってきます。
みなさまとブログを通じて交流するのも日々の楽しみのひとつです。

いつも見ていただきありがとうございます。
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コチドリ 泥んこステップ

2022年02月07日 | チドリの仲間

水を抜いたため池の底でコチドリたちがしきりに足踏みしています。
見る見る足は泥だらけ よく見ると泥地の上には小さな鳥の足跡が無数に

くわしい仕組みはわかりませんが 足踏みの振動で虫の居場所をさぐっているようです。
主な獲物はユスリカの幼虫「アカムシ」と呼ばれる細長く微細な虫と思われます。






仲良く並んでステップステップ








じ~っと地表を見つめる二羽

この姿を見る限りでは、
足踏みの振動で驚いた地中の虫が動いたところを狙っているように思えます。


コチドリ(小千鳥)Little ringed plover  全長約16cm
チドリ目チドリ科チドリ属


昨日は北風が吹き荒れて日中も気温が上がらず
温暖な瀬戸内には珍しく一日を通して冷蔵庫の中のようでした。
土曜の晩にクリームシチューをたくさん作り置きしたので
寒い中、買い物に行かずに済みました。
シチューは小どんぶりに盛り付けるので冷めにくく
器を包む手のひらもあたたかく一石二鳥
これも日々の小さな幸せですね。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。




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クロツラヘラサギ 越冬中

2022年02月06日 | トキの仲間

クロツラヘラサギが地域に滞在して二か月以上経ちました。

世界中に5000羽ほどしかいない絶滅危惧種ですが
すっかりおなじみとなったのか CMさんの数も減りました。




この日は他に誰もおらず 岸辺近くまで採食にやってきます。
トリミングなしでこの大きさ 画面からはみ出しそうです。











観ている間に捕まえるのは小さなエビや魚ばかり
どれだけ食べればお腹いっぱいになれるのでしょう。




クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


参照サイト
↓クロツラヘラサギに関する詳しい情報はこちら!美しい成鳥の夏羽も見られます。
◆日本クロツラヘラサギネットワーク
http://kurotsura.ne.jp/index.html


今年の手帳は小鳥や野鳥の写真入りのものを選びました。
開いてみるのが楽しいので自然と記入する回数が多くなります。
忘れてはいけない予定は通院の予約くらいなのですが、
手帳に載った鳥たちの愛らしい写真を観るたび心が和みます。

寝室の壁には鳥のイラスト入りのカレンダーを飾っています。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヨシガモ 夫唱婦随

2022年02月05日 | カモ 2022年秋~

ハクチョウやツルの北帰行の報せが聞かれるようになりました。

渡りを前にヨシガモたちも次々カップル成立のようです。
オスのナポレオンハットは輝きを放ち 飾り羽もふさふさと豊か
美しい繁殖羽に変わって メスたちのハートを射止めています。


















ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆サントリー愛鳥活動 ヨシガモ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4673.html


北海道の知人から冷凍のジンギスカンが届きました。
瀬戸内の海で採れた海苔を送ったお返しです。
名産の海苔は黒々として香り高く「おいしい恵方巻が食べられた!」
と、うれしい御礼の電話がありました。
節分に間に合って良かったです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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バンとオオバン

2022年02月04日 | バン

仲睦まじい2羽のバンを見かけました。つがいでしょうか。
以前はこの池で毎年のようにバンのヒナが誕生して育っていましたが
近年では見られなくなり寂しく感じていました。

春にはまた黒い羽毛の禿げ頭のバンのヒナたちが見られるでしょうか?







なぜがオオバンが一羽だけ
冬のオオバンは群をなすことが多いのに、どうしたのでしょう。




単独行動を好むとはいえ、やはり休息中は数が多いほうが安心ですね。


バン(鷭)Common moorhen 全長約32cm
ツル目クイナ科バン属


オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属


今日の探鳥、出だしはさっぱり・・・だったのですが、
諦めてもう帰ろうと思った矢先に次々と鳥が飛んできてくれました。
ほんの5分ほどの違いで何も観れず、撮れずで引き上げる羽目になるところでした。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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思い出のセッカ・クイナ

2022年02月03日 | セッカ

今日は在庫からセッカ 2016年12月の撮影です。
実際に葦原でセッカを見たのですが、撮影に至らず。
下書きのままで残っていた記事を投稿しました。
最初に使っていたEOS X7i で撮った思い出の写真
こんなに愛想の良い越冬中のセッカに会ったのはこの時限りです。














セッカ(雪加、雪下) Zitting Cisticola 全長 約13㎝
スズメ目セッカ科セッカ属


こちらは、思いがけず葦原の中からひょっこり出てきたクイナです。


残念ながら、クイナの背後に空き缶がいくつか転がっていました。
溜池の端の小さな葦原、誰も見ていない目立たないと捨てたのでしょうか。



昨日はラムサール条約が結ばれた「世界湿地の日」
まずはゴミを捨てない、葦原や湿地に踏み込まない、それが環境保全の第一歩かもしれません。




クイナ(水鶏)Water rail  全長約29㎝
ツル目クイナ科クイナ属


今日は、夫が豚の角煮を調理しています。
市販の角煮の素を使った簡単・男の手料理です。
醤油と砂糖の甘辛い匂いが部屋の中に漂っています。
残っている大根とゆで卵を煮汁で煮込んでみましょうか。


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサ、カワアイサ 「世界湿地の日」

2022年02月02日 | カモ 2022年秋~

ため池を泳ぐミコアイサが 突然、水面に噛みつくようなしぐさを見せました。
パシャーン!と勢いよく水しぶきを上げて顔を横に振ったミコアイサ♂
べつに魚を獲るわけでもないのに 見たことのない不思議な動きでした。




何かが口の中にはさまっていたのでしょうか?
うがいでもしているかのよう?



こちらはメス♀のミコアイサ




ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属



カワアイサ(川秋沙) Common Merganser 全長約65㎝
カモ目カモ科ウミアイサ属

池の中央付近にはカワアイサの姿も



カワウに接近遭遇



光の加減でオスの頭部は深緑色にも見えます。





今日、2月2日は「世界湿地の日」
1971年2月2日に「ラムサール条約」が採択されたことを記念して制定されました。
「ラムサール条約」は、渡り鳥を保護するため国際的に協力して水辺の自然を守りましょうという条約です。

イランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択されたので、一般に「ラムサール条約」と呼ばれています。
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」というそうです。

「湿地」には湿原、湖沼、ダム湖、河川、ため池、湧水地、水田、遊水池、地下水系、
     塩性湿地、マングローブ林、干潟、藻場、サンゴ礁などが含まれます。

ため池や水田も「湿地」に含まれているのは、ちょっと意外ですが、とてもうれしいことです。
今回のミコアイサとカワアイサなど 私の撮影する水辺の野鳥たちの9割は水田やため池で写したものです。
身近な地域に豊かな水辺の自然が保たれているのは 実にありがたいことだと改めて感謝しています。

◆ラムサール条約 湿地とは
https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/About_RamsarSite.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
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近くからモズを観る

2022年02月01日 | モズ

モズ♀が桜の寄小枝に止まって 一心に羽の手入れをしていました。
フェンス越しに撮っていたので どうやら私に気づいていない様子

モズは目立つところに止まりますが 警戒心が強い個体が多く
人から見られていることに気づくと、さっと隠れてしまうことが多いように感じます。




北風の強い日だったので モズもふっくら丸くなっています。
腹部のうろこ模様が毛糸で編んだように見えました。




こちらのモズ♂も 私の存在に気づいていませんでした。


農地の一角に大切に植えられた花木
四方をしっかりとロープで囲われていました。
その中なら安心、と思ったのか? あまりにも近すぎて私は死角に入ってしまったのか?



しばらくして ぎょっ!としたように私を見て弾丸のように草むらに飛び込みました。
草の中からギチギチギチギチ!といかにも腹立たしそうな鳴き声が聞こえてきました。


こちらのモズ♀は高い電線の上


地上にいる私には「届かない」とわかっているらしいく 余裕の表情
晴れ渡る青空のもと いかにも気持ち良さそうですね。




モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


今日から二月ですね。
寒さは本番ですが、冬物の衣類や寝具は一月半ばごろから早くも安売りがはじまります。
三割引きの文字にひかれて、新しく冬物のふわふわパジャマとふかふかと厚いベッドパットを買いました。
おかげで寒い夜でもあたたかく眠れます。
私は眠りが浅いので 夜中に何度も目が覚めてしまいますが、
新品の優しい手触りを感じると夜の闇の中でも気持ちが穏やかでいられます。
これも、日々の小さな幸せですね。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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