気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ミコアイサ、カワアイサ 「世界湿地の日」

2022年02月02日 | カモ 2022年秋~

ため池を泳ぐミコアイサが 突然、水面に噛みつくようなしぐさを見せました。
パシャーン!と勢いよく水しぶきを上げて顔を横に振ったミコアイサ♂
べつに魚を獲るわけでもないのに 見たことのない不思議な動きでした。




何かが口の中にはさまっていたのでしょうか?
うがいでもしているかのよう?



こちらはメス♀のミコアイサ




ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属



カワアイサ(川秋沙) Common Merganser 全長約65㎝
カモ目カモ科ウミアイサ属

池の中央付近にはカワアイサの姿も



カワウに接近遭遇



光の加減でオスの頭部は深緑色にも見えます。





今日、2月2日は「世界湿地の日」
1971年2月2日に「ラムサール条約」が採択されたことを記念して制定されました。
「ラムサール条約」は、渡り鳥を保護するため国際的に協力して水辺の自然を守りましょうという条約です。

イランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択されたので、一般に「ラムサール条約」と呼ばれています。
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」というそうです。

「湿地」には湿原、湖沼、ダム湖、河川、ため池、湧水地、水田、遊水池、地下水系、
     塩性湿地、マングローブ林、干潟、藻場、サンゴ礁などが含まれます。

ため池や水田も「湿地」に含まれているのは、ちょっと意外ですが、とてもうれしいことです。
今回のミコアイサとカワアイサなど 私の撮影する水辺の野鳥たちの9割は水田やため池で写したものです。
身近な地域に豊かな水辺の自然が保たれているのは 実にありがたいことだと改めて感謝しています。

◆ラムサール条約 湿地とは
https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/About_RamsarSite.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
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