気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

バンのヒナ 2014年

2015年08月24日 | バン
昨年の5月末に同じ池で撮影したバンの親子です。
ヒナは小さい頃は、体も足も真っ黒な色をしているのがわかります。
親鳥の後姿、尾の下側~お尻の上の方の白さがくっきり鮮やかです。
もしや、ヒナが後追いしやすいよう目印になっているのでしょうか?


この頃のヒナは、おでこのあたりが禿げたようになっていますね。
生まれて間もないのでしょうか。

親鳥にぴったりついていきます。
小さなヒナは、あまり泳ぎが得意でないように見えました。


撮影時には、全部で5羽のヒナが確認できました。
体が小さくて軽いので、ハスの葉の上をひょいひょいと渡り歩いていました。
その後、この池を訪ねてもバンに遭遇する機会はありませんでした。
私がバンを見たのは、この時が初めてでした。

バンは警戒心の強い鳥だと聞いていたので、遊歩道の近くまで寄ってくることに驚きました。

以前、BSのワイルドライフという番組で、イギリスの運河で暮らす水鳥たちの特集がありました。
卵やヒナを狙うヘビやキツネなどの天敵から身を守るため、
水鳥たちは、敢えて人の行き交う運河沿いの遊歩道のそばに巣を作るそうです。
運河に密着して暮らす人々は水鳥を温かく見守ってくれる上に、
天敵は、人間を警戒して遊歩道にはあまり姿を現しません。
番組では、子育て中のハクチョウとバンのつがいが紹介されていました。

公園の池で子育てするバンにも、似たような意図があるのかもしれません。


▲2014年5月末 コンデジで撮影
コメント
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