・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第18週( 5月 2日~ 8日)・GW・3つの県が注意報レベル継続。
・第19週( 5月 9日~15日)
・第20週( 5月16日~22日) ・・・・今週・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・第22週~23週(6月上旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(3週移動平均)%
13週 14週 15週 16週 17週 18週
A(H1)pdm 3 0 0 1 2 2
A(H3) 52 55 33 35 41 42
B 45 45 65 64 57 56
新型が2%で、A香港型も42%で横ばい継続です。
B型も56%で横ばいです。
今シーズンの現状累積での占有率です。
A(H1)pdm 55.8%
A(H3) 32.0%
B 12.2%
・定点状況推移(人)
13週 14週 15週 16週 17週 18週
2011年定点データ 10.02 6.35 6.42 7.56 6.75 3.38
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第16週( 4月18日~24日) 7.56人 36993人 35万人
・第17週( 4月25日~ 1日) 6.75人 32966人 32万人
・第18週( 5月 2日~ 8日) 3.38人 16531人 17万人
・患者報告数の予報です。
・第19週( 5月 9日~15日) 3.22人 15605人 15.8万人
・18日 0.31人 1.5万人
・19日 0.30人 1.5万人
・第20週( 5月16日~22日) 2.11人 10228人 10.3万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1369.3万人
(今シーズンの合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 690.8万人
新型インフルエンザの累積患者数
(2009年第28週以降の合計)
本日終了時点 2765.7万人 100人に21.7人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第20週( 5月22日) 1374.8万人
・入院状況(第18週)
今シーズン
・重症化(合計) 451人( 5月 8日現在) 重症化率 0.0033%
・重症化(新型分) 240人( 5月 8日現在) 重症化率 0.0035%
・死亡(含む疑い例) 182人( 5月 8日現在) 致死率 0.0013%
今シーズン 先シーズン
重症化率・・・・0.0033% 0.0075%
致死率・・・・・・0.0013% 0.00097%
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第15週( 4月11日~17日) 4.02人 6.42人 -38.0%
・第16週( 4月18日~24日) 5.66人 7.56人 -25.9%
・第17週( 4月25日~ 1日) 7.49人 6.75人 +11.1%
今回の定点合計報告数は32966人で、当ブログ予報は36620人でした。
今回予報誤差は+11.1%になり、予報誤差範囲内でした。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.5%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は12万人程です。、
新型は2%、A香港型は42%、B型は56%の占有率です。
新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2765.7万人で、
これまでに100人に21.7人が感染したことになります。
そのうち未成年者は1873万人で、100人に77.0人が感染したことになります。
成人は891万人で、100人に8.6人が感染したことになります。
PS
・・福島原発事故関係情報・・
・・5月17日状況・・
1号機、津波到着後16時間でメルトダウンか。
1号機の地下は、高濃度汚染水でいっぱいで、地下水に漏れだしている可能性大。
この状況が続けば、海にだって漏れ出します。
コメント
地震発生後津波到着までは「想定内」だったはず。
それなのに1号機では緊急炉心冷却装置を手動で止めた模様。
これは事前の訓練に従った結果なのか。
それとも「あわてふためいて」衝動的に止めたのか。
これは非常に大きな問題ですね。
東電さんの「原発運転技量」が問われていますよ、ホームズさん。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)
24日~4月4日の単純合計・・・881.7μ・Sv/H
5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H
13日~ 15日の単純合計 ・・・(131.6μ・Sv/H)
16日~ 22日の単純合計 ・・・312.5μ・Sv/H
23日~5月2日の単純合計 ・・・413.7μ・Sv/H
3日~ 12日の単純合計 ・・・449.4μ・Sv/H
13日・・・37.2μ・Sv/H 14日・・・42.4μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
14日予測値・・39.0μ・Sv/H 実測42.4μ・Sv/H 予測誤差 -8.0%
15日予測値・・37.0μ・Sv/H 実測40.6μ・Sv/H 予測誤差 -8.9%
16日予測値・・42.1μ・Sv/H 実測39.8μ・Sv/H 予測誤差 +5.8%
17日予測値・・40.3μ・Sv/H
18日予測値・・39.6μ・Sv/H
・・・15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・113869μ・Sv (113.9m・Sv)
到達予報
118m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
149m・Sv・・・6月22日
345m・Sv・・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
392m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。
4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~ 25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H
5日~ 14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H
15日~ 24日の単純合計・・・244.0μ・Sv/H
25日~5月 4日の単純合計・・・197.9μ・Sv/H
5日・・・ 20.2μ・Sv/H 6日・・・20.5μ・Sv/H
7日・・・ 21.1μ・Sv/H 8日・・・19.3μ・Sv/H
9日・・・ 20.1μ・Sv/H 10日・・・22.4μ・Sv/H
11日・・・ 19.3μ・Sv/H 12日・・・23.4μ・Sv/H
13日・・・ 17.2μ・Sv/H 14日・・・22.6μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
14日予測値・・23.1μ・Sv/H 実測22.6μ・Sv/H 予測誤差 +2.2%
15日予測値・・16.9μ・Sv/H 実測17.3μ・Sv/H 予測誤差 -2.3%
16日予測値・・22.3μ・Sv/H 実測20.4μ・Sv/H 予測誤差 +9.3%
17日予測値・・17.0μ・Sv/H
18日予測値・・20.1μ・Sv/H
・・・15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・59103μ・Sv (59.1m・Sv)
到達予報
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
72m・Sv・・・6月22日
180m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208.3m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)
データは福島市役所の値と文科省データ、新聞データを使用。
15日・・・24μ・Sv/H
16日~ 26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H
6日~ 15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H
16日~ 25日の単純合計・・・18.70μ・Sv/H
26日~5月5日の単純合計・・・17.3μ・Sv/H
6日・・・1.70μ・Sv/H 7日・・・1.70μ・Sv/H
7日・・・1.70μ・Sv/H 8日・・・1.70μ・Sv/H
9日・・・1.70μ・Sv/H 10日・・・1.70μ・Sv/H
11日・・・1.70μ・Sv/H 12日・・・1.70μ・Sv/H
13日・・・1.70μ・Sv/H 14日・・・1.70μ・Sv/H
14日予測値・・1.68μ・Sv/H 実測1.70μ・Sv/H 予測誤差 -1.2%
15日予測値・・1.68μ・Sv/H 実測1.60μ・Sv/H 予測誤差 -1.2%
16日予測値・・1.68μ・Sv/H 実測1.70μ・Sv/H 予測誤差 -1.2%
17日予測値・・1.68μ・Sv/H
18日予測値・・1.68μ・Sv/H
・・・15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・5509μ・Sv (5.51m・Sv)
到達予報
6.1m・Sv・・・6月 2日
7.1m・Sv・・・7月 2日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
福島市を含めて、郡山、本宮、二本松、伊達など65km圏内は残念ですが場所に
よっては十分に安全とは言い切れずグレーゾーンの模様です。
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.896m・Sv
一般人で1m・Sv(日本の法律での取り決め。でも建前かい枝野さん?)
原発作業員(女性、妊娠中)は年間で1m・Svが上限。
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で2.03m・Sv
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は5.51m・Sv
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
ドイツの原発作業員は20m・Svまで。
放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
消防署員は30m・Sv・・(今回ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量59.1m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
(がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量113.9m・Sv
200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇が認められる。
(国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)
コメント
地震発生以降の注目点の時系列まとめです。
3月
11日・・地震発生、原発トラブル発生
12日・・原発事故に発展・1号機爆発
・・・
14日・・3号機水素爆発
15日・・2号機水素爆発・4号機水素爆発、火災
・・・
19日・・保安院、「1m・Svは基準ではなく、努力目標」と発表
・・・
21日・・窓際日記、注意情報をブログに掲載始める
22日・・アメリカエネルギー省、上空からの測定結果公表
原発から北西~46kmぐらいに放射能レベルの高いバンド状のエリア確認
23日・・原子力安全委員会、放射能拡散濃度の計算結果公表(SPEEDI)
原発北西方向に放射能が集中的に流れているのが確認された
・・・
25日・・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値
1.0m・Svを超えていると発表
26日・・ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府に勧告
「一般人の年間許容量、1~20m・Svの間で妥当な数値に変更したら」と。
・・・
31日・・IAEA、日本政府に「飯館村は避難させたら。」の忠告
・・保安院さん、IAEAの忠告に「日本の一般人の許容量は50m・Svで、まだ
避難までには余裕がある。」と、つい本音の反論。(詳細は31日ブログに)
4月
4日・・30km以遠の場所で屋内退避基準の10m・Svを超えている事が公表された
・・・
6日・・政府、年間許容量基準1.0m・Svの見直しと避難エリア見直しに着手
・・・
8日・・米エネルギー省「40km以遠は(米国民にとって)安全になった。」と発表
・・・
11日・・計画的避難区域(20m・Svを年間許容量とする)を発表
斑目原安委員長、「20km超え地点ですでに34m・Svに到達」と発表。
・・・
15日・・米政府、日本への渡航を許可、ただし80km圏の退避勧告は継続。
・・・
19日・・校庭の放射線の上限3.8μ・Svに決定。屋外積算で年間33.3m・Sv
・・安全委員会係数を0.6に決定。家屋による放射線の減衰率は40%。
・・・
22日・・20km圏内は警戒区域指定により、封鎖開始。
・・計画的避難区域(20m・Svが年間許容量)を指定、1か月後までに避難。
・・計画避難、緊急時避難エリアの設定に伴い屋内退避エリアを解除。
・・・
27日・・原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限という事が判明。
・・・
29日・・内閣参与、子どもの年間許容量20m・Svに抗議して辞任。
5月
12日・・1号機、全燃料メルトダウンが発覚。
・・・
16日・・米原子力規制委員会、福島原発の24時間監視を解除
・・福島県内の通過(新幹線、高速道)は許可するも、滞在は認めず。
・・80km圏内退避勧告なまだ継続の模様。
コメント
16日付けで福島原発の24時間監視を解除とのこと。
当面は「寝耳に水」のような緊急事態の発生はなくなったという理解でしょうか。
それにしてもアメリカは目一杯の「保守的判断」をしていますね。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・23km以内 (・・・16Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・34Km以内 ・・・26Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・47km以内 ・・・39Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・57km以内 ・・・50Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・91km以遠 (・・・83Km以遠)
現時点での窓際計算では23km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)
26km以内では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。
ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。
年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、39km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
PS
16日の文科省発表の値をみると、窓際日記の推定とだいたい同じですね。
20m・Svや50m・Svを超えているエリアに対する緊急指示が無いのが困りもの
ですけどね。
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第18週( 5月 2日~ 8日)・GW・3つの県が注意報レベル継続。
・第19週( 5月 9日~15日)
・第20週( 5月16日~22日) ・・・・今週・・・・
・・・・・
・・・中期予報・・・
・第22週~23週(6月上旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
・・・・・
・ウイルス サーベイランス状況
・占有率(3週移動平均)%
13週 14週 15週 16週 17週 18週
A(H1)pdm 3 0 0 1 2 2
A(H3) 52 55 33 35 41 42
B 45 45 65 64 57 56
新型が2%で、A香港型も42%で横ばい継続です。
B型も56%で横ばいです。
今シーズンの現状累積での占有率です。
A(H1)pdm 55.8%
A(H3) 32.0%
B 12.2%
・定点状況推移(人)
13週 14週 15週 16週 17週 18週
2011年定点データ 10.02 6.35 6.42 7.56 6.75 3.38
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第16週( 4月18日~24日) 7.56人 36993人 35万人
・第17週( 4月25日~ 1日) 6.75人 32966人 32万人
・第18週( 5月 2日~ 8日) 3.38人 16531人 17万人
・患者報告数の予報です。
・第19週( 5月 9日~15日) 3.22人 15605人 15.8万人
・18日 0.31人 1.5万人
・19日 0.30人 1.5万人
・第20週( 5月16日~22日) 2.11人 10228人 10.3万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1369.3万人
(今シーズンの合計です。)
内、新型インフルエンザの累積患者数 690.8万人
新型インフルエンザの累積患者数
(2009年第28週以降の合計)
本日終了時点 2765.7万人 100人に21.7人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第20週( 5月22日) 1374.8万人
・入院状況(第18週)
今シーズン
・重症化(合計) 451人( 5月 8日現在) 重症化率 0.0033%
・重症化(新型分) 240人( 5月 8日現在) 重症化率 0.0035%
・死亡(含む疑い例) 182人( 5月 8日現在) 致死率 0.0013%
今シーズン 先シーズン
重症化率・・・・0.0033% 0.0075%
致死率・・・・・・0.0013% 0.00097%
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第15週( 4月11日~17日) 4.02人 6.42人 -38.0%
・第16週( 4月18日~24日) 5.66人 7.56人 -25.9%
・第17週( 4月25日~ 1日) 7.49人 6.75人 +11.1%
今回の定点合計報告数は32966人で、当ブログ予報は36620人でした。
今回予報誤差は+11.1%になり、予報誤差範囲内でした。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.5%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は12万人程です。、
新型は2%、A香港型は42%、B型は56%の占有率です。
新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2765.7万人で、
これまでに100人に21.7人が感染したことになります。
そのうち未成年者は1873万人で、100人に77.0人が感染したことになります。
成人は891万人で、100人に8.6人が感染したことになります。
PS
・・福島原発事故関係情報・・
・・5月17日状況・・
1号機、津波到着後16時間でメルトダウンか。
1号機の地下は、高濃度汚染水でいっぱいで、地下水に漏れだしている可能性大。
この状況が続けば、海にだって漏れ出します。
コメント
地震発生後津波到着までは「想定内」だったはず。
それなのに1号機では緊急炉心冷却装置を手動で止めた模様。
これは事前の訓練に従った結果なのか。
それとも「あわてふためいて」衝動的に止めたのか。
これは非常に大きな問題ですね。
東電さんの「原発運転技量」が問われていますよ、ホームズさん。
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~23日の単純合計・・・(1549.8μ・Sv/H)
24日~4月4日の単純合計・・・881.7μ・Sv/H
5日~ 12日の単純合計 ・・・414.9μ・Sv/H
13日~ 15日の単純合計 ・・・(131.6μ・Sv/H)
16日~ 22日の単純合計 ・・・312.5μ・Sv/H
23日~5月2日の単純合計 ・・・413.7μ・Sv/H
3日~ 12日の単純合計 ・・・449.4μ・Sv/H
13日・・・37.2μ・Sv/H 14日・・・42.4μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
14日予測値・・39.0μ・Sv/H 実測42.4μ・Sv/H 予測誤差 -8.0%
15日予測値・・37.0μ・Sv/H 実測40.6μ・Sv/H 予測誤差 -8.9%
16日予測値・・42.1μ・Sv/H 実測39.8μ・Sv/H 予測誤差 +5.8%
17日予測値・・40.3μ・Sv/H
18日予測値・・39.6μ・Sv/H
・・・15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・113869μ・Sv (113.9m・Sv)
到達予報
118m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
149m・Sv・・・6月22日
345m・Sv・・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
392m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
3月20日終了時点で被ばく量が計画避難基準の20m・Svを超えてます。
4月19日終了時点で被ばく量が避難基準の50m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
・・・原発北西30km超え地点での推移(官房長官及び文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~ 25日の単純合計・・・1007μ・Sv/H
26日~4月 4日の単純合計・・・407.5μ・Sv/H
5日~ 14日の単純合計・・・259.7μ・Sv/H
15日~ 24日の単純合計・・・244.0μ・Sv/H
25日~5月 4日の単純合計・・・197.9μ・Sv/H
5日・・・ 20.2μ・Sv/H 6日・・・20.5μ・Sv/H
7日・・・ 21.1μ・Sv/H 8日・・・19.3μ・Sv/H
9日・・・ 20.1μ・Sv/H 10日・・・22.4μ・Sv/H
11日・・・ 19.3μ・Sv/H 12日・・・23.4μ・Sv/H
13日・・・ 17.2μ・Sv/H 14日・・・22.6μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
14日予測値・・23.1μ・Sv/H 実測22.6μ・Sv/H 予測誤差 +2.2%
15日予測値・・16.9μ・Sv/H 実測17.3μ・Sv/H 予測誤差 -2.3%
16日予測値・・22.3μ・Sv/H 実測20.4μ・Sv/H 予測誤差 +9.3%
17日予測値・・17.0μ・Sv/H
18日予測値・・20.1μ・Sv/H
・・・15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・59103μ・Sv (59.1m・Sv)
到達予報
61m・Sv・・・5月22日(計画避難最終日)
72m・Sv・・・6月22日
180m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208.3m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
4月2日終了時点で被ばく量がすでに計画避難基準の20m・Svを超えてます。
但し避難の日にちの推定には安全委員会係数0.6を使用
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)
データは福島市役所の値と文科省データ、新聞データを使用。
15日・・・24μ・Sv/H
16日~ 26日の単純合計・・・96.9μ・Sv/H
27日~4月 5日の単純合計・・・30.35μ・Sv/H
6日~ 15日の単純合計・・・20.44μ・Sv/H
16日~ 25日の単純合計・・・18.70μ・Sv/H
26日~5月5日の単純合計・・・17.3μ・Sv/H
6日・・・1.70μ・Sv/H 7日・・・1.70μ・Sv/H
7日・・・1.70μ・Sv/H 8日・・・1.70μ・Sv/H
9日・・・1.70μ・Sv/H 10日・・・1.70μ・Sv/H
11日・・・1.70μ・Sv/H 12日・・・1.70μ・Sv/H
13日・・・1.70μ・Sv/H 14日・・・1.70μ・Sv/H
14日予測値・・1.68μ・Sv/H 実測1.70μ・Sv/H 予測誤差 -1.2%
15日予測値・・1.68μ・Sv/H 実測1.60μ・Sv/H 予測誤差 -1.2%
16日予測値・・1.68μ・Sv/H 実測1.70μ・Sv/H 予測誤差 -1.2%
17日予測値・・1.68μ・Sv/H
18日予測値・・1.68μ・Sv/H
・・・15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・5509μ・Sv (5.51m・Sv)
到達予報
6.1m・Sv・・・6月 2日
7.1m・Sv・・・7月 2日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し4月27日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
福島市を含めて、郡山、本宮、二本松、伊達など65km圏内は残念ですが場所に
よっては十分に安全とは言い切れずグレーゾーンの模様です。
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の本日終了時被ばく量0.896m・Sv
一般人で1m・Sv(日本の法律での取り決め。でも建前かい枝野さん?)
原発作業員(女性、妊娠中)は年間で1m・Svが上限。
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で2.03m・Sv
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限。
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は5.51m・Sv
アメリカ国民は10m・Sまで。
原子力安全委員会ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
ドイツの原発作業員は20m・Svまで。
放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
自衛隊員で20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
消防署員は30m・Sv・・(今回ハイパー レスキュー隊員最大被ばく量27m・Sv)
原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原子力安全委員会ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量59.1m・Sv
TVにご出演の数名の先生方の意見では「100m・Svまでいいよ。」と。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
(がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量113.9m・Sv
200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇が認められる。
(国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)
コメント
地震発生以降の注目点の時系列まとめです。
3月
11日・・地震発生、原発トラブル発生
12日・・原発事故に発展・1号機爆発
・・・
14日・・3号機水素爆発
15日・・2号機水素爆発・4号機水素爆発、火災
・・・
19日・・保安院、「1m・Svは基準ではなく、努力目標」と発表
・・・
21日・・窓際日記、注意情報をブログに掲載始める
22日・・アメリカエネルギー省、上空からの測定結果公表
原発から北西~46kmぐらいに放射能レベルの高いバンド状のエリア確認
23日・・原子力安全委員会、放射能拡散濃度の計算結果公表(SPEEDI)
原発北西方向に放射能が集中的に流れているのが確認された
・・・
25日・・文科省、北西30km地点での1日の放射線量が年間許容基準値
1.0m・Svを超えていると発表
26日・・ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府に勧告
「一般人の年間許容量、1~20m・Svの間で妥当な数値に変更したら」と。
・・・
31日・・IAEA、日本政府に「飯館村は避難させたら。」の忠告
・・保安院さん、IAEAの忠告に「日本の一般人の許容量は50m・Svで、まだ
避難までには余裕がある。」と、つい本音の反論。(詳細は31日ブログに)
4月
4日・・30km以遠の場所で屋内退避基準の10m・Svを超えている事が公表された
・・・
6日・・政府、年間許容量基準1.0m・Svの見直しと避難エリア見直しに着手
・・・
8日・・米エネルギー省「40km以遠は(米国民にとって)安全になった。」と発表
・・・
11日・・計画的避難区域(20m・Svを年間許容量とする)を発表
斑目原安委員長、「20km超え地点ですでに34m・Svに到達」と発表。
・・・
15日・・米政府、日本への渡航を許可、ただし80km圏の退避勧告は継続。
・・・
19日・・校庭の放射線の上限3.8μ・Svに決定。屋外積算で年間33.3m・Sv
・・安全委員会係数を0.6に決定。家屋による放射線の減衰率は40%。
・・・
22日・・20km圏内は警戒区域指定により、封鎖開始。
・・計画的避難区域(20m・Svが年間許容量)を指定、1か月後までに避難。
・・計画避難、緊急時避難エリアの設定に伴い屋内退避エリアを解除。
・・・
27日・・原発作業員(女性)は3か月で5m・Svが上限という事が判明。
・・・
29日・・内閣参与、子どもの年間許容量20m・Svに抗議して辞任。
5月
12日・・1号機、全燃料メルトダウンが発覚。
・・・
16日・・米原子力規制委員会、福島原発の24時間監視を解除
・・福島県内の通過(新幹線、高速道)は許可するも、滞在は認めず。
・・80km圏内退避勧告なまだ継続の模様。
コメント
16日付けで福島原発の24時間監視を解除とのこと。
当面は「寝耳に水」のような緊急事態の発生はなくなったという理解でしょうか。
それにしてもアメリカは目一杯の「保守的判断」をしていますね。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・23km以内 (・・・16Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・34Km以内 ・・・26Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・47km以内 ・・・39Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・57km以内 ・・・50Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・91km以遠 (・・・83Km以遠)
現時点での窓際計算では23km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)
26km以内では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。
ですので1か月後とは言わずに、出来る限り速やかに避難されるのがよろしいかと
思われます。
年間で政府想定方法での20m・Svに放射線量を抑えるなら、39km以内の方は
即座に避難する必要がありそうです。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
PS
16日の文科省発表の値をみると、窓際日記の推定とだいたい同じですね。
20m・Svや50m・Svを超えているエリアに対する緊急指示が無いのが困りもの
ですけどね。