窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・島根で鳥インフルエンザが発生です。

2010-12-01 00:30:04 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第30週(7月26日~ 1日) ・定点最小値到達
        ・・・・・       
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第43週(10月25日~31日)・北海道が流行入り(確認)
        ・・・・・       
 ・第46週(11月15日~21日)・宮崎が流行入り(確認) 
 ・第47週(11月22日~28日)・上位数県が流行入りか(予報) 
 ・第48週(11月29日~ 5日) ・・・・・今週・・・・・東京が流行入りか(予報)
        ・・・・・       
      ・・・中期予報・・・
 ・第51週(12月20日~26日) ・全国平均が1.0人を超えて流行入り(予報) 

  現状の患者数増加の速さが継続した場合、今シーズンの日本全体が
  定点1.00人を超えて流行入りするのは第51週で年末頃と思われます。

  但し、このところ上昇のスピードが上がってきていますので、もう1週ほど早く
  流行入りする可能性も出てきたようです。

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               41週   42週   43週  44週   45週   46週
   A(H1)pdm     32    28    23    28    22    24
   A(H3)         64    67    73    68    76    75
   B              4     5     4     4     2     1

 45週はA香港型が増加で70%台にもどりました。

 新型が20%程に減少です。

 B型はついに1%台まで減少しました。

 今後もA香港型優位の状況が続いていくものと思われます。

 ・定点状況推移(人)
               41週   42週   43週  44週   45週   46週
  2010年定点データ  0.09  0.12  0.15   0.20  0.25  0.35

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人    (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
        ・・・・・       
 ・第44週(11月 1日~ 7日)     0.20人      942人    (1.05万人)
 ・第45週(11月 8日~14日)     0.25人     1216人    (1.35万人)
 ・第46週(11月15日~21日)     0.35人     1684人    (1.86万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第47週(11月22日~28日)     0.48人     2282人     2.52万人

  ・ 1日                      0.090人              0.48万人
  ・ 2日                      0.095人              0.50万人
  ・第48週(11月29日~ 5日)     0.66人     3183人     3.52万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)  11.6万人   
  (2010年第36週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数       3.1万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
   本日終了時点                  2078.0万人  100人に16.3人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第48週(12月 5日)                 13.9万人  
  ・第49週(12月12日)                 18.6万人  

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第44週(11月 1日~ 7日)  0.16人    0.20人   -18.5%
 ・第45週(11月 8日~14日)  0.22人    0.25人   -11.9%
 ・第46週(11月15日~21日)  0.31人    0.35人   -12.2%

 今回の定点合計報告数は1684人で、当ブログ予報は1478人でした。

 今回予報誤差はー12.2%になり、予報誤差範囲内です。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±21.6%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は28200人程で、
 2.5割ほどが新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7.5割程度で、
 新型が2.5割程度の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性のA香港型が優勢(7.5割程度)な状況です。

 B型は占有率が1%台にまで落ちて、減少傾向継続です。


 新型インフルの昨年の流行からの累積患者数は2078.0万人で、
 これまでに100人に16.3人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1517万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は557万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)

PS

島根県と鳥取県の県境の町で鳥インフルエンザが発生しました。

さすがに3度目の正直でしょうか、今回は初動が早かったですね。

それにしても宮崎の口蹄疫といい、今回の鳥インフルエンザといい、割と人間の
インフルエンザが流行しにくいエリアで発生しています。

なにやら関連があるのかないのか、少し気にはなりますが、、、。

PCR検査結果ではH5型までは分かった様ですが、その下の発表がありません。

N1かN2か注目していきたいと思います。

コメント
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