その1からの続きです。
○ 県道1号線→国道123号線
JR宇都宮駅に到着。
賑やかな繁華街の西口から東口に移動するとかなり静か。
宇都宮でギョーザを食べるなら、せっかくなので有名店がいいなと、友人に教えられた「みんみん」に行ってみましたが、なぜか開店していませんでした。

益子方面へと歩いていくと、道路に「1」の表示が出ています。
国道1号は、横浜で時々通る道。
(日本橋からの東海道路線じゃなかったっけ?こんなところも通ってたっけ?)と思ったら、こちらは県道でした。

通り沿いにチャペルが2つもある!とんがり屋根がステキ~!と思ったら、教会ではなく結婚式場でした。

見直しても、教会にしか思えません。よくできていますね~。

県道1号線が国道123号線に変わる辺りに、目的地の宇都宮大学峰キャンパスがありました。
○ 宇都宮大学構内散策
今回はここでの用事のために栃木にやって来ました。
宇都宮大学って栃木県にある国立なんですね。栃木大学はないんですね。
名古屋と同じパターンだとは知りませんでした。
駅前で餃子を食べ損ねたので、学食を探して行ってみましたが、料理の提供は15分前に終わったとのこと。
場所は使えるため、大勢たむろしている学生にまぎれて、休憩しました。

目の前に貼られているのは、マツコ・デラックスのポスター。
わあ、箸を持つ手が小さく見えるー。
シルエットだけで本人と分かるって、ある意味すごいですね。
ななつぼしってこの辺りのお米かな?と思いましたが、ホクレン、つまり北海道米でした。
ひと休みしてから、構内を散策します。
廃墟を発見。天気の悪さもあって、薄暗い中に立って見え、ちょっとこわい雰囲気です。
窓の奥から視線を感じない…?いやいや。
さきほど大谷でも見てきたので、宇都宮には廃墟が多いのかと思ってしまいそう。

廃墟そばにある古めかしい木造の建物は、峰ヶ丘講堂でした。
来る時に外からも見えましたが、ここが宇都宮大学のもとになった場所だそうです。
この大学は農業学部から始まったそうで、そういえばなんとなく北海道大学に感じが似ている気がします。

近くまで行って眺めていたら、中からトランペットを持った学生が出てきました。
中に誰もいないと思っていたので、ビックリ。
今ではここは、貸出ホールとして利用されているそうです。

きちんと整えられた庭園もありました。
フランス式庭園が大学にあるなんて、珍しいです。
アリスの世界に出てくるような、迷路風のガーデン。
その奥にはイギリス庭園と日本庭園もありました。
この大学は、今でも農学部が活躍しているようです。
ここの大学教員のお話を伺います。真面目な話をしているのに、お笑いのU字工事の二人とイントネーションがそっくりなので、なんだか楽しくなりました。
○ 逢魔が時の神社
用事が終わって建物の外に出た頃には、薄暗くなり、外気はかなり冷えこんでいました。
それでも、近くに神社があると知り、探してみることにします。
ウロウロと探して、林の中にあった鶏峯神社にたどり着きました。
まだ明るいものの、境内は木の枝にさえぎられて、夜のようにすっかり暗くなっています。
まさに逢魔が時にさしかかっていました。

狛犬の表情は(長居をするな)と言っているかのよう。
神社には、静けさを乱してはいけない時間があると思っている私。
頭の中でイエローサインが鳴ったので、早々においとましました。
怖いくらいに雰囲気のある神社。
以前ここで、嵐のメンバーが時代劇の撮影をしたことがあるそうです。
○ みぞれの中を歩く
林を出て再び車量の多い国道123号線に戻り、それが県道1号線に変わってからもずっと東へと歩いて行きます。
もうあとは帰るだけ。時間はたっぷりあります。
行きは新幹線に乗ってきたので、帰りは東武のスペーシアに乗りたいなと思いました。
東武線の宇都宮駅は、JRの宇都宮駅を超えた場所にあります。
1号線をひたすら歩いて行けばいいので、みぞれの降る中をどんどん歩いて行きましたが、車道沿いなので、おもしろくありません。
やがて、JRの線路を超えました。新幹線に乗るなら、右折してもと来たJR駅に向かうべきですが、そのまま進み続けます。
駅前大通りではないため、華やかさもにぎやかさもなく、単なる車通りの多い道筋。
単調になってきて、曲がり角の目安もわからないため、人に道を聞こうと思いました。
ただ、歩いている人はほとんどいません。
悪天候なので、あまり出歩いていないのかもしれませんが、自転車に乗っている人なら大勢見かけます。
みぞれが降っているのに!
駅の周辺が平坦だからでしょう。
自転車はすいすい通り過ぎていきますが、停めてまで聞こうとは思わず、通行人とすれ違うのを待ちながら、ずいぶん先まで歩いて行きました。
人の姿がちらほら見えるようになった時には、もう駅のそばまで来ていました。
○ 帰りは東武線
東武デパートに隣接している、というか建物内に東武駅はありました。
宇都宮大学からJR駅まで30分。それから東武駅まで20分。
計50分ほど歩いたことになります。
東京-宇都宮間の新幹線と同じ所要時間!
バスもありますが、バス通りではなかったため、結局みぞれの中を歩いていきました。
建物に入り、一息ついてから、氷雨がついて色が濃く変わったダウンコートの氷を払います。
身体はすっかり冷え切ってしまいました。

東武の駅は思ったより小さく、JRの駅とは比べ物にならないほど。
お土産コーナーもなく、改札の横にキオスクがあるだけでした。
時刻表を見て、スペーシアはここ東武宇都宮駅は通らないと知りました。
どうやら栃木駅まで行かないと乗れないようです。
乗り継ぎがスムーズではなかったため、今回スペーシアはやめて、新栃木駅経由の快速に乗ることにしました。
まず新栃木まで行き、そこから東武日光線の快速に乗り換えました。
ボックス席でうれしくなります。旅人気分~。
そこそこ空いており、乗客はめいめいがボックス席を独り占めできていました。

寒い外からぽかぽかした車内に乗り込むと、眠気を誘われ、気づいた時にはもう電車は都内を走っていました。
隅田川を見て、スカイツリーを見て、浅草に到着。家まではあともうちょっとです。
○ epilogue
今回は、用事にかこつけた、一人の気ままな宇都宮旅でした。
結局、餃子の店に入ら(れ)なかったため、宇都宮餃子ととちおとめを買って持ち帰り、帰宅してからいただきました。
餃子は、普段食べているものとの違いがよくわかりませんでしたが、イチゴはそのおいしさがはっきりと分かりました。
あま~い。

年末年始、私のもとに3回立て続けに栃木ウェーブがやってきましたが、近いうちにまた、訪れる機会がありそうです。
今回は、天気が悪い冬の日だったため、外で撮った画像はどれもどんよりしたものに。
次に訪れるのは、雪が降らない時にしたいですー。
○ 県道1号線→国道123号線
JR宇都宮駅に到着。
賑やかな繁華街の西口から東口に移動するとかなり静か。
宇都宮でギョーザを食べるなら、せっかくなので有名店がいいなと、友人に教えられた「みんみん」に行ってみましたが、なぜか開店していませんでした。

益子方面へと歩いていくと、道路に「1」の表示が出ています。
国道1号は、横浜で時々通る道。
(日本橋からの東海道路線じゃなかったっけ?こんなところも通ってたっけ?)と思ったら、こちらは県道でした。

通り沿いにチャペルが2つもある!とんがり屋根がステキ~!と思ったら、教会ではなく結婚式場でした。

見直しても、教会にしか思えません。よくできていますね~。

県道1号線が国道123号線に変わる辺りに、目的地の宇都宮大学峰キャンパスがありました。
○ 宇都宮大学構内散策
今回はここでの用事のために栃木にやって来ました。
宇都宮大学って栃木県にある国立なんですね。栃木大学はないんですね。
名古屋と同じパターンだとは知りませんでした。
駅前で餃子を食べ損ねたので、学食を探して行ってみましたが、料理の提供は15分前に終わったとのこと。
場所は使えるため、大勢たむろしている学生にまぎれて、休憩しました。

目の前に貼られているのは、マツコ・デラックスのポスター。
わあ、箸を持つ手が小さく見えるー。
シルエットだけで本人と分かるって、ある意味すごいですね。
ななつぼしってこの辺りのお米かな?と思いましたが、ホクレン、つまり北海道米でした。
ひと休みしてから、構内を散策します。
廃墟を発見。天気の悪さもあって、薄暗い中に立って見え、ちょっとこわい雰囲気です。
窓の奥から視線を感じない…?いやいや。
さきほど大谷でも見てきたので、宇都宮には廃墟が多いのかと思ってしまいそう。

廃墟そばにある古めかしい木造の建物は、峰ヶ丘講堂でした。
来る時に外からも見えましたが、ここが宇都宮大学のもとになった場所だそうです。
この大学は農業学部から始まったそうで、そういえばなんとなく北海道大学に感じが似ている気がします。

近くまで行って眺めていたら、中からトランペットを持った学生が出てきました。
中に誰もいないと思っていたので、ビックリ。
今ではここは、貸出ホールとして利用されているそうです。

きちんと整えられた庭園もありました。
フランス式庭園が大学にあるなんて、珍しいです。
アリスの世界に出てくるような、迷路風のガーデン。
その奥にはイギリス庭園と日本庭園もありました。
この大学は、今でも農学部が活躍しているようです。
ここの大学教員のお話を伺います。真面目な話をしているのに、お笑いのU字工事の二人とイントネーションがそっくりなので、なんだか楽しくなりました。
○ 逢魔が時の神社
用事が終わって建物の外に出た頃には、薄暗くなり、外気はかなり冷えこんでいました。
それでも、近くに神社があると知り、探してみることにします。
ウロウロと探して、林の中にあった鶏峯神社にたどり着きました。
まだ明るいものの、境内は木の枝にさえぎられて、夜のようにすっかり暗くなっています。
まさに逢魔が時にさしかかっていました。

狛犬の表情は(長居をするな)と言っているかのよう。
神社には、静けさを乱してはいけない時間があると思っている私。
頭の中でイエローサインが鳴ったので、早々においとましました。
怖いくらいに雰囲気のある神社。
以前ここで、嵐のメンバーが時代劇の撮影をしたことがあるそうです。
○ みぞれの中を歩く
林を出て再び車量の多い国道123号線に戻り、それが県道1号線に変わってからもずっと東へと歩いて行きます。
もうあとは帰るだけ。時間はたっぷりあります。
行きは新幹線に乗ってきたので、帰りは東武のスペーシアに乗りたいなと思いました。
東武線の宇都宮駅は、JRの宇都宮駅を超えた場所にあります。
1号線をひたすら歩いて行けばいいので、みぞれの降る中をどんどん歩いて行きましたが、車道沿いなので、おもしろくありません。
やがて、JRの線路を超えました。新幹線に乗るなら、右折してもと来たJR駅に向かうべきですが、そのまま進み続けます。
駅前大通りではないため、華やかさもにぎやかさもなく、単なる車通りの多い道筋。
単調になってきて、曲がり角の目安もわからないため、人に道を聞こうと思いました。
ただ、歩いている人はほとんどいません。
悪天候なので、あまり出歩いていないのかもしれませんが、自転車に乗っている人なら大勢見かけます。
みぞれが降っているのに!
駅の周辺が平坦だからでしょう。
自転車はすいすい通り過ぎていきますが、停めてまで聞こうとは思わず、通行人とすれ違うのを待ちながら、ずいぶん先まで歩いて行きました。
人の姿がちらほら見えるようになった時には、もう駅のそばまで来ていました。
○ 帰りは東武線
東武デパートに隣接している、というか建物内に東武駅はありました。
宇都宮大学からJR駅まで30分。それから東武駅まで20分。
計50分ほど歩いたことになります。
東京-宇都宮間の新幹線と同じ所要時間!
バスもありますが、バス通りではなかったため、結局みぞれの中を歩いていきました。
建物に入り、一息ついてから、氷雨がついて色が濃く変わったダウンコートの氷を払います。
身体はすっかり冷え切ってしまいました。

東武の駅は思ったより小さく、JRの駅とは比べ物にならないほど。
お土産コーナーもなく、改札の横にキオスクがあるだけでした。
時刻表を見て、スペーシアはここ東武宇都宮駅は通らないと知りました。
どうやら栃木駅まで行かないと乗れないようです。
乗り継ぎがスムーズではなかったため、今回スペーシアはやめて、新栃木駅経由の快速に乗ることにしました。
まず新栃木まで行き、そこから東武日光線の快速に乗り換えました。
ボックス席でうれしくなります。旅人気分~。
そこそこ空いており、乗客はめいめいがボックス席を独り占めできていました。

寒い外からぽかぽかした車内に乗り込むと、眠気を誘われ、気づいた時にはもう電車は都内を走っていました。
隅田川を見て、スカイツリーを見て、浅草に到着。家まではあともうちょっとです。
○ epilogue
今回は、用事にかこつけた、一人の気ままな宇都宮旅でした。
結局、餃子の店に入ら(れ)なかったため、宇都宮餃子ととちおとめを買って持ち帰り、帰宅してからいただきました。
餃子は、普段食べているものとの違いがよくわかりませんでしたが、イチゴはそのおいしさがはっきりと分かりました。
あま~い。

年末年始、私のもとに3回立て続けに栃木ウェーブがやってきましたが、近いうちにまた、訪れる機会がありそうです。
今回は、天気が悪い冬の日だったため、外で撮った画像はどれもどんよりしたものに。
次に訪れるのは、雪が降らない時にしたいですー。
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