林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

サントリー、ビール類売り上げが年間3位確実

2008-10-10 | 経済
ビールや発泡酒、“第3のビール”などのビール類の、
1-9月期の売り上げが出そろった。
その結果、1位がアサヒ、2位が麒麟となり、
第3位にサントリーが上がってきて、結果的にサッポロは4位に後退した。

サッポロは日本のビールの歴史そのものといってもいい伝統的な企業だが、
しかしビールの主力である「黒ラベル」も今ひとつの派手さはないし、
アサヒの「スーパードライ」や麒麟の「一番搾り」のような、
固有のブランドイメージが打ち出し切れていないのが原因であると思う。
また発泡酒の「北海道生搾り」も、“第3のビール”の「ドラフトワン」も、
製品のイメージ戦略が浸透しているとは言い難い。
製品的に劣っているということは決してないのだが、
営業戦略、ブランド戦略で負けているのかもしれない。
その点、サントリーは昔から広告で売ってきた企業で、
ブランド戦略は上手い会社だ。
ウイスキーメーカーとしては日本を代表する企業だが、
本格的にビール業界に参入したのは戦後のことで、
しかも味覚的に他の3社と明らかに劣る感じがした。
個人的には水に問題があると思っていたが、
最近になってサントリーは「天然水」ということを強調し始めてきて、
味覚的にも他の3社と互角に戦えるようになってきた。
そうなるとブランド戦略の上手いサントリーが、
広告やテレビCMなどを上手く活用して売り上げを伸ばすのは納得できる。

余談だが、ビール業界が“ドライ戦争”に突入する前に、
サントリーが「Penguin`s Ber」というビールを売り出したのを覚えている。
確か、松田聖子の「Sweet memories」という日本語と英語が混ざり合ったバラードをBGMに、
アニメのペンギンがほろりと涙を流すCMが使われていて、印象に残っている。

1―9月ビール類シェアはサントリー12.9%、サッポロ11.8%(トムソンロイター) - goo ニュース

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