林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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青春の旅立ち-飯田線の旅リベンジ19.

2023-05-30 | 鉄道・旅行

 19.緊急取材の元善光寺-“元”の意味

飯田で昼食を喰い、
駅に戻ると14:07駒ヶ根行きが停車していて、
何も考えずこれに飛び乗った。
車内でスマホを駆使し、下車する駅を選定する。
本来は飯田で乗る予定だった列車は、
14:41に飯田に到着し、14:44に飯田を出て、
15:09に天竜峡に到着する。
主な停車駅は、

 12:29岡谷※→13:33-35駒ヶ根→14:26市田→
 14:31-32元善光寺→14:36伊那上郷→14:38-39桜町→

乗り込んだ列車は、

 13:23天竜峡※→13:52-14-07飯田→14:09-10桜町→
 14:12伊那上郷→14:16-17元善光寺→14:23-27市田→

となっていて、市田で上下線が交換することが分かる。
元善光寺では乗り換え時間が16分確保出来る。
16分あれば駅取材には十分である。

そこで乗り込んだ213系を元善光寺で下車する。
この駅は岡谷から飯田に来る途中にも気になっていて駅である。

JR元善光寺駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する飯田線の駅である。
駅舎に隣接する単式ホームは1番線に付番され、下り辰野方面が使用、
島式ホームは2番線、3番線に付番され、2番線は上り天竜峡方面が使用する。

3番線は現在使用されておらず、フェンスが設置されていて、
実質的には相対式2面2線構造と云える。
単式ホームと島式ホームとは構内踏切で結ばれている。

駅で降りて初めて気付いたが、
駅前には「元善光寺 西へ500m」と看板が出ており、
元善光寺という寺が実在し、駅名はそれに由来するのだった。
家に帰ってから調べたのだが、
元善光寺はその名の通り、現在の善光寺が以前あった場所で、
以前は坐光寺と呼ばれていた。
坐光寺は602年にこの地に住んでいた本田善光が、
難波の堀江(現・大阪市)で一光三尊阿弥陀如来を見つけ、
自宅に持ち帰って臼の上に安置したところ、
その臼が燦然と光を放ったことから坐光寺と呼ばれるようになった。
642年、皇極天皇の勅命により、
現在の長野市に遷座され、そこが善光寺となった。
そのため、坐光寺は元善光寺と呼ばれるようになったという。

駅前には「田植え女の すねの白さよ 植残る 芙美緒」という句碑があった。
しかし“芙美緒”がだれなのかは調べても分からなかった。
予定通り、14:32元善光寺発の列車に乗り込んで、天竜峡を目指す。


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