只見線は磐越西線会津若松から上越線小出を結ぶ、
135.2km、非電化単線の地方交通線で、
JR東日本管区の路線で唯一乗り潰し出来ていない路線である。
2011年7月30日に新潟、福島を襲った豪雨により、
只見川が氾濫して橋梁や路盤も流出する大災害となり、
その後、会津川口から只見の区間が長期間不通となってしまった。
福島県とJR東日本が話し合い、上下分離で、
2022年10月1日に全区間での運転が再開した。
これを乗り潰すために2023年8月6日日曜日に出掛けた。
郡山まで東北新幹線で移動して、磐越西線で会津若松まで行き、
10:00会津若松始発の「只見線満喫号」で只見までの区間を乗り潰した。
ここから小出までは別の臨時列車に乗ることにしていたが、
乗り換え時間の1時間10分で駅取材や近隣に静態保存されたSLの取材のほか、
事前に調べていた食堂で昼食を喰うことにしていた。
しかしこの店が臨時休業していて昼食を喰うことが出来ず、
一時は只見での食事を諦めかけたが、
「純只見産お土産販売店 げんき村」で看板を見かけてここに入ることにした。
行きは気付かなかったが、帰りに見た時に“やきそば”と“げんき餅”を見かけて立ち止まった。
そこには「只見名物じゅうねん塩焼きそば」とあった。
並は500円、デカ盛り800円だった。
そこで急遽ここに入って昼食代わりに塩焼きそばを喰うことにした。
前客が何名かいて焼き上がりを待つことになった。
数分待たされて焼きそばが焼き上がってくる。
塩焼きそば・並500円は小腹を満たすのにはちょうどいい。
昼飯抜きも覚悟しただけに、余計に美味しく感じられた。