12.空での“空弁”と大混雑の“みどりの窓口”
ANA239便は早朝の羽田空港を離陸した。
窓からは離陸したD滑走路が見える。
羽田空港には多くの飛行機が見える。
こう見るとやはりD滑走路はかなり離れた場所にあるのがよく分かる。
離陸して暫くは上昇していたが、上空まで行くとベルト着用サインが消える。
機内アナウンスで「ベルト着用サインは消えましたが、
お客様の安全のため着席時はシートベルトをしっかりお絞めください。」と、
お決まりの台詞が放送される。
CAが着替えてドリンクサービスが始まる。
オーダーは何時ものコンソメスープにした。
このタイミングで羽田空港の売店で購入した空弁を喰う。
「5種の穴守おこわいなり」は名前の通り、
五目、赤飯、栗おこわ、山菜、梅の5種類の具が入ったいなり寿司が、
2つに切られてパック詰めされている。
一口で食べやすいようにとの配慮だろう。
福岡までの飛行時間は1時間55分で、
ほぼ定刻通り到着する。
福岡空港が近づくとどんどん陸が見えてくる。
ほぼ定刻に福岡空港に到着し、そのまま地下に降りて福岡空港駅に行く。
予定より1本遅い08:55始発の福岡市地下鉄空港線・姪浜行に乗り込む。
2つ先の博多駅には5分で到着する。
ここの移動はSuicaを利用した。
地上に出て先ずはコインロッカーを探し、旅行用のバッグを預けた。
そのあとみどりの窓口でぐるっと九州きっぷを購入する。
価格は15,800円で、3日間JR九州全線で利用可能で、
しかも追加で特急券を購入すれば、特急だけでなく、
九州新幹線、西九州新幹線も利用できる。
しかしここで大きな誤算だったのは、
想像以上に博多駅のみどりの窓口が大混雑だったのである。
それでも博多での乗り換え時間は40分を取っていて、
結果的には予定通りの電車に乗り込む事が出来た。