2.七転八倒の九州満喫きっぷ
JR九州には「旅名人の九州満喫きっぷ」という企画切符がある。
これはJR九州だけでなく、九州に路線を持つほとんどの鉄道会社が利用可能で、
切符購入から3ヶ月の間のうち3回分普通列車自由席が利用できる。
JR九州のほかに大手私鉄の西日本鉄道、中小私鉄、第三セクター、
さらには路面電車や福岡市地下鉄なども利用範囲に入っている。
国鉄やJRから転換した第三セクターなどが利用可能な企画切符は他のJRグループでも存在するが、
鹿児島本線と競合する天神大牟田線を本線格とする西鉄までが利用可能というのは驚きである。
他社との顧客獲得競争よりは、互いに協力して九州に観光客を呼び寄せたいという、
九州人気質がこの企画切符を実現に結びつけたのであろう。
この切符も今まで何度か利用したことがあるし、2013年の夏休みもこの切符を使った。
そこで2015年の夏休みにこの切符を使って再び九州を旅しようと思った。
九州新幹線新新八代-鹿児島中央の部分開業に合わせ、
並行在来線である鹿児島本線川内-八代間が分離され、第三セクター化された。
その肥薩おれんじ鉄道については車両取材するチャンスは何度かあったのだが、
この区間を乗ったことは全くなかった。
そこで肥薩おれんじ鉄道の全線乗り潰しをしたい。
また観光列車「おれんじ食堂」の車両取材も実行したい。
北九州エリアの日田彦山線や福北ゆたか線などもほとんど手つかずの状態である。
乗り潰しをしながら駅取材にも挑戦したい。
まだ先のことだが入院中で時間を持て余していたこともあり、行動予定を作成してみた。
いろいろの可能性を考え、幾つもの予定案を作成していった。
最初に考えたのは土曜日に空路で鹿児島まで行き、
鹿児島中央から肥薩おれんじ鉄道直通の「快速オーシャンライナーさつま2号」に乗り込む。
途中の阿久根で下車して駅取材と「おれんじ食堂」の車両取材する。
「おれんじ食堂」はその名の通り、車内で食事が楽しめる観光列車なのだが、
料理は車内で調理するのではなく、沿線の料理店で用意して停車駅で積み込みをする方式。
つまり停車駅では客扱いだけでなく、料理の積み込みに時間を掛けるため車両取材の時間も取れる。
阿久根での停車時間は18分もあり、車両取材には充分である。
そのあと八代まで完乗して熊本で一泊、2日目は三角線の完乗と駅取材、熊本電鉄の完乗と駅取材をする。
博多まで九州新幹線で当日移動して一泊、福北ゆたか線と日田彦山線の乗りつぶしをして、
由布院から特急「ゆふいんの森4号」で博多に戻り、夕方福岡空港から帰京する。
第2案および第3案は最終日の予定を変更、「ゆふいんの森」の久大本線完乗を断念し、
その分筑豊本線の原田線や若松線などの乗りつぶしを目指した。
第4案および第5案、第6案は2日目の大分まで移動して「ゆふいんの森」に頼らず久大本線の完乗を目指した。
第7案では熊本電鉄の完乗を諦め、1日目に無理して三角線の乗りつぶしを実行、
博多まで新幹線で当日移動し、2日目、3日目の2日間に分けて日田彦山線、久大本線、筑豊本線の乗りつぶしを実行する。
JR九州には「旅名人の九州満喫きっぷ」という企画切符がある。
これはJR九州だけでなく、九州に路線を持つほとんどの鉄道会社が利用可能で、
切符購入から3ヶ月の間のうち3回分普通列車自由席が利用できる。
JR九州のほかに大手私鉄の西日本鉄道、中小私鉄、第三セクター、
さらには路面電車や福岡市地下鉄なども利用範囲に入っている。
国鉄やJRから転換した第三セクターなどが利用可能な企画切符は他のJRグループでも存在するが、
鹿児島本線と競合する天神大牟田線を本線格とする西鉄までが利用可能というのは驚きである。
他社との顧客獲得競争よりは、互いに協力して九州に観光客を呼び寄せたいという、
九州人気質がこの企画切符を実現に結びつけたのであろう。
この切符も今まで何度か利用したことがあるし、2013年の夏休みもこの切符を使った。
そこで2015年の夏休みにこの切符を使って再び九州を旅しようと思った。
九州新幹線新新八代-鹿児島中央の部分開業に合わせ、
並行在来線である鹿児島本線川内-八代間が分離され、第三セクター化された。
その肥薩おれんじ鉄道については車両取材するチャンスは何度かあったのだが、
この区間を乗ったことは全くなかった。
そこで肥薩おれんじ鉄道の全線乗り潰しをしたい。
また観光列車「おれんじ食堂」の車両取材も実行したい。
北九州エリアの日田彦山線や福北ゆたか線などもほとんど手つかずの状態である。
乗り潰しをしながら駅取材にも挑戦したい。
まだ先のことだが入院中で時間を持て余していたこともあり、行動予定を作成してみた。
いろいろの可能性を考え、幾つもの予定案を作成していった。
最初に考えたのは土曜日に空路で鹿児島まで行き、
鹿児島中央から肥薩おれんじ鉄道直通の「快速オーシャンライナーさつま2号」に乗り込む。
途中の阿久根で下車して駅取材と「おれんじ食堂」の車両取材する。
「おれんじ食堂」はその名の通り、車内で食事が楽しめる観光列車なのだが、
料理は車内で調理するのではなく、沿線の料理店で用意して停車駅で積み込みをする方式。
つまり停車駅では客扱いだけでなく、料理の積み込みに時間を掛けるため車両取材の時間も取れる。
阿久根での停車時間は18分もあり、車両取材には充分である。
そのあと八代まで完乗して熊本で一泊、2日目は三角線の完乗と駅取材、熊本電鉄の完乗と駅取材をする。
博多まで九州新幹線で当日移動して一泊、福北ゆたか線と日田彦山線の乗りつぶしをして、
由布院から特急「ゆふいんの森4号」で博多に戻り、夕方福岡空港から帰京する。
第2案および第3案は最終日の予定を変更、「ゆふいんの森」の久大本線完乗を断念し、
その分筑豊本線の原田線や若松線などの乗りつぶしを目指した。
第4案および第5案、第6案は2日目の大分まで移動して「ゆふいんの森」に頼らず久大本線の完乗を目指した。
第7案では熊本電鉄の完乗を諦め、1日目に無理して三角線の乗りつぶしを実行、
博多まで新幹線で当日移動し、2日目、3日目の2日間に分けて日田彦山線、久大本線、筑豊本線の乗りつぶしを実行する。