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2018年1月20、21日 バド顎関節セッション

2018-01-22 08:03:57 | Weblog
先週末土日はバドの私が担当のセッション
顎機能の基礎と捉え方について。

今回もこのセッションの再聴講者は多く、3回目の参加者もいることは
一回だけでは理解しきれない奥深く、複雑な分野であることを意味している。
そのため今期からかなりかみ砕いて解説はしたが、どれだけ吸収してくれただろうか。
この分野は、臨床において重要であるにも関わらず、結構グレーな扱いにされている。
そのため症例発表などでは、この分野の診査は発表者が自分を正しくみせるために
平然と診査からえられたデーターを後々改変していることが散見される。
ゆえ今回は、症例報告論文や症例発表の例をとって、何がおかしな診査と診断を記しているか、
また、改変されている資料からも、何がおかしいかなどを見抜く眼力ももってほしいため
かなり詳細にそれらのその理由もからめて解説を行ったので、
参加者は非常に興味深く、また楽しそうに聞き入ってくれていた。
そして翌日の実習は私の医院で行った。
筋触診、顎機能診査、スプリント調整法とスプリントからの咬合診査法の実習。
今期も2名ほど、顎機能障害をもった参加者がいたので、デモ患者として
即日で症状を軽快させる処置を行い、その改善を目のあたりにし、皆が驚いていたこともあり
実習は真剣そのものであった。
ちなみに今回の実習では、本会の池上先生もお手伝いに来てくださり色々助かった。

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