リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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アートサイエンスな部分床義歯

2009-05-30 13:36:49 | Weblog
歯科医療は歯科医師の技術もそうだが、
欠損補綴治療においては技工士の技術も
医療の質に大きく関わってきます。

写真は欠損補綴における部分床義歯ですが
歯科界で知らない人はいないと言われるくらい
有名な技工士の川島哲先生の技工物です。
正直、ここまでくると技工物というより
作品と表現したいです。

私は昔、川島哲先生の弟子である、大阪の
技工士・奥森健次先生のパーシャルデンチャーコースを
受講したことがあるのですが、このグループの技工士さんたちの
部分床義歯を設計製作する哲学と技術はそれは尋常ではありません。

医院を広告・宣伝・アピールして増患をねらったとこで
それにみあったことをしなければ、これ医療でなくただのだまし商売です。
本当の医療ってどうあるべきか、
川島先生の作ってくださった技工物をみて
またまたふとこんな事を思う私でした。


21年5月13日~17日 東京出張

2009-05-19 12:21:02 | Weblog
この日程の間、中央の歯科事情とはいかなるものか
高等な技術をもつ医院の実際の臨床を生で見る機会をいただきました。

みさしていただけたのは、東京・赤坂の寺西歯科医院と
銀座・銀座アベニュー矯正歯科でした。

寺西歯科医院の臨床は多くのことで関心しましたが、
患者さんへの心くばり(配慮)が完璧です。
口腔内への手技において、ひとつひとつの動作が患者さんに
ストレスがないようにしてる様はさすがです。

寺西歯科、銀座アベニュー双方にいえることですが
東京という立地で、狭いスペースを非常に有効に効率よく
配置された器材、器具。その条件下で普段学会などで
発表されてる素晴らしいケースが行われているのですよね。

やっぱり東京はレベルが相当高いです。
私もそのレベルについていけるように奮起しないといけません。

でも、東京、焼肉屋高すぎ…
勘定びっくりしました。