もうすぐGWである。 が、私は人混みがきらいなので
普通にGW中も診療をする。(毎年、遊びに行く人が多く、診療は結構ヒマだが…)
さて、今回は臨床例を提示しよう。
症例は30代の女性。
左上6の補綴物脱離が主訴であるが、支台は残根状態で
根が分離された状態になっていた。
さすがに保存することは無理だったため、抜歯処置となるが
この部の欠損補綴治療をどのように行うかである。
通法ならブリッジ補綴もしくはインプラント補綴であろう。
しかし以前にも述べたように、私はインプラント治療は積極的にやらない。
かといって、隣在の天然歯をフルカバレッジで削ってブリッジ補綴もしたくない。
そこで親知らずに目をつけた。
このような事例の場合は、移植で欠損補綴することを第一選択とする。
しかし、レントゲンでも分かるように、左上6部の歯槽骨の骨量は2~3mm程度しかない。
ゆえ、この様な場合は、サイナスリフトを併用した方法で移植すればよい。
生着確認後、補綴した。まだ一年の予後であるが経過は極めて良好である。
通常、サイナスリフトはインプラント治療に用いる処置とされているが、
アドバンテージな外科手技は、インプラント治療だけのものではない。
骨がないから移植ができないということはあまり関係ないと考える。
インプラント治療において、骨がないから造骨する手技があるなら
移植においても、その手技は全然使えると考える。
私の臨床では、通法の移植処置以外に、
インプラント治療に用いられる造骨術式である、サイナスリフトや
スプリットクレストを併用して移植を行っている症例は数症例ある。
(最長今のところ5年経過←蒲郡の上田先生が矯正をやっている症例)
どれも予後経過は今のところすべて良好である。
ちなみに、もうすぐサイナスリフトを併用した歯の移植オペの予定がある。
私の独特のオペの行い方を、直に見てみたい先生はメールください。
日程はまだ決まっていないですが、オペは基本木曜日に行うことが多いので、
数日以内に連絡してもらえればと思います。(PGI名古屋会員限定)
普通にGW中も診療をする。(毎年、遊びに行く人が多く、診療は結構ヒマだが…)
さて、今回は臨床例を提示しよう。
症例は30代の女性。
左上6の補綴物脱離が主訴であるが、支台は残根状態で
根が分離された状態になっていた。
さすがに保存することは無理だったため、抜歯処置となるが
この部の欠損補綴治療をどのように行うかである。
通法ならブリッジ補綴もしくはインプラント補綴であろう。
しかし以前にも述べたように、私はインプラント治療は積極的にやらない。
かといって、隣在の天然歯をフルカバレッジで削ってブリッジ補綴もしたくない。
そこで親知らずに目をつけた。
このような事例の場合は、移植で欠損補綴することを第一選択とする。
しかし、レントゲンでも分かるように、左上6部の歯槽骨の骨量は2~3mm程度しかない。
ゆえ、この様な場合は、サイナスリフトを併用した方法で移植すればよい。
生着確認後、補綴した。まだ一年の予後であるが経過は極めて良好である。
通常、サイナスリフトはインプラント治療に用いる処置とされているが、
アドバンテージな外科手技は、インプラント治療だけのものではない。
骨がないから移植ができないということはあまり関係ないと考える。
インプラント治療において、骨がないから造骨する手技があるなら
移植においても、その手技は全然使えると考える。
私の臨床では、通法の移植処置以外に、
インプラント治療に用いられる造骨術式である、サイナスリフトや
スプリットクレストを併用して移植を行っている症例は数症例ある。
(最長今のところ5年経過←蒲郡の上田先生が矯正をやっている症例)
どれも予後経過は今のところすべて良好である。
ちなみに、もうすぐサイナスリフトを併用した歯の移植オペの予定がある。
私の独特のオペの行い方を、直に見てみたい先生はメールください。
日程はまだ決まっていないですが、オペは基本木曜日に行うことが多いので、
数日以内に連絡してもらえればと思います。(PGI名古屋会員限定)