先だっての火曜日は当会のzoom月例会
今月は渡辺健人先生による症例検討。
日常臨床でよく遭遇しそうな、どうアプローチしたらよいか悩んでしまう
咬合の問題を抱えた症例である。
提示した症例は、見方と判断を間違えると
治療が迷走してしまうものであるため、よい事例を提示してくれたと思う。
色々な意見がでていたが、このことからも見方と判断が
いかにキーとなるかがポイントであることが分かる。
今回も内容の濃い勉強会であった。
ここの所、診療以外のことで調べものや
やらないといけないことが多くあり、ブログ更新をすっかり忘れていた。
さて、先だって当会のメンバーである歯科医が
どうしても診てあげてほしいという患者さんを私の医院に連れてきた。
不定愁訴と現状の口腔内の問題を何年も抱え解決できないということであった。
診察の結果、それほど大きな問題ではないと私は判断して
現主治医(連れて来た歯科医)が今後の治療の手順と、処置を行い易いようにする環境までを
当院で即日に対応しておいた。
この症例の詳細は今度紹介するとして、この歯科医が私に「手土産です!」って
大きな箱を持ってきていた。「治療の時に役立ててもらえればうれしいです」といっていたが
彼と患者が帰ったあとに中身を見て、「ん?…」
クッションであったが、デザイン、クッションの大きさなどから用途を考えると
患者の口腔内で前医が行った治療の思考と同じくらい、
これが一体どう治療に役立つのか、どう考えても分からない、、
この先生が私に与えた、創意工夫せよという課題なのであろうか
未だに分からない。。。