いろいろやること山積みで、ブログ更新するのをすっかり忘れていた、、
さて、
先週末、学生時代に私を非常にかわいがってくれていた先輩が
大学の用事で岐阜に来られるということで、久しぶりに会おうという連絡をいただいた。
卒後2~3年はたまにお会いしていたのだが、実に約25年ぶりである。
ここ20年近くは学術関連の先生方ばかりと、どちらかというと固い話ばかりしていて
夜な夜なのみあるくことをまったくしていなかった私にとって、
若かりし学生時代のノスタルジーがよぎり、心の底から久しぶりに笑えた自分がいた。
この先輩は、学生時代も非常に怖いお方で、当時は大学でも有名であった。
風体からも倦厭されがちな人であったが、私はこの先輩の性格というものは
なんとなくではあったが、全然悪い人ではないと思っていた。
昔から、人と話するときは、おちゃらけたり、まじめな話を入り交えながら
相手を「観察」していることが分かる、頭がきれる人である。
会話していても、非常に色々なことを知っており、知識が豊富である。
なによりも義理人情にとても厚く、頼ってくる者には裏切らない。
逆にいえば、この先輩を嫌う人はよくよく考えてみると、
身なりはよくても悪くても、結局はズルい人や性格の悪い人ばかりである。
このことは現在でもいえていることであるが…
意見・主張の相違で“本気”で相手と対峙したことがある人でないと、
この先輩のことはまず理解できないであろう。
社会というものは、いやがおうにも第一印象で人を線引きしてしまう。
仕方ないことではあるが、もう少し踏み込んでから判断してみようよ。。。
昨今はびこる詐欺を行うような者は、第一印象で警戒心を緩めさすため
見た目は害がなさそうな紳士淑女の言動や風体である。
身だしなみは社会における礼儀ともいうが、それだけで判断が遅くなった場合は
自分自身がもしかしたら何かしらのチャンスを逃しているかもしれないであろう。
自分の利益に関与するか否かという根底的な考えで、私利私欲に走る人ほど
このような先輩とは距離を置きたがる。
Z世代の常識がどうこうと、しきりに今の若者に対して困惑する風潮がみられるが、
そもそもそのような世代を作ってしまったのは、彼らの世代より前の、
我々の義理や道義・礼節を重んじる心が薄れていっている社会にも原因があるのではないだろうか?
心の洗濯と充実した時間を与えていただけた先輩に感謝したい
ちなみに、真ん中の人は朝日大卒の歯科医なら知ってると思う。
この先生もこの先輩と非常に仲がよい。