去年の8月から前岡歯科医院にて私は100%磨きの訓練を受けていた。
そして約9カ月目にようやくブラッシング100%磨きを達成することができた。
前岡歯科医院ではスタッフも勤務医も、この100%みがきが達成できないと
臨床において患者をみることは許されていない。
この100%みがき、簡単なようでいざやってみるとそうそう簡単にできることでなく
また難易度も非常に高い。
また、DrやDhがまともに歯磨きができないで、どうやって患者にペリオコントロールの
指導ができるのか。 医療側の者が患者に指導するには、その指導する内容について
経験のもとで熟知していなければ、信念も意義も伝えることができるわけがない。
なので、あえて私は前岡先生に『私も挑戦したい』とアポイントをとったのが去年の8月だった。
自分の医院でやればいいじゃんといわれたが、この厳しい審査がある前岡歯科医院であえて
挑戦することに意味があると思い私の挑戦ははじまったのだ。
この課題の困難さは前岡歯科医院のスタッフから話をきいていた分、大変さは十分にわかっていたが
私を担当したDH小川さんの審査は厳しく、案の上、中々合格がもらえず、
日々ブラッシングに悪戦苦闘した。 しまいには両方の口角が傷まみれになり、数か月間
ただれたままになって大きい口が開けれない時期もあった。
しかし今年の5月にようやく100%磨きを達成することができた。 感無量である。
前岡歯科では、スタッフも勤務医も100%磨きを達成すれば、写真のような画用紙に手書きで
達成証明書を院内で発行してもらえる。
スタッフさんにおいてはこれをもらった人は感無量で必ず泣き出すという。
この重みのある証明書、私も同じものがほしかった…。そしてもらうことができた。
お世辞でもかっこいいとはいえない証明書だが、やすっぽいサーティフィケートの背景にある苦労と
努力を考えると、このサーティフィケートの重みははかり知れない。
我々歯科医は、やれ研修会だ、講習会だ、どこどこの大学の短期研修だのいって そのたんびに
英語で華やかに書かれたサーティフィケートを受け取り、それを自慢気にしている。
はずかしながら以前の私も同様だったが、ここ数年はそんなことにむなしさを覚え、そのような
研修会に参加してもそれらのサーティフィケートをもらっても棚にしまったままである。
歯科の研修会に参加して、席に座って、話の内容が理解できてもできなくても、寝てても、実習があっても
(本人の自覚の問題で質がかわるが)出された模型になんとなく行う実習に参加しても
金さえ払えばもらえる華やかなサーティフィケートと称号というものの価値って一体何なんだろう。。。
この100%磨き達成のサーティフィケート
私にとっては意味ある、そして重みのあるもので
久しぶりに心がときめいた証書である。 そんな”小さな幸せ”を今回は紹介したかった。
写真は私の担当DH小川さんとの証明書授与の写真。
そして約9カ月目にようやくブラッシング100%磨きを達成することができた。
前岡歯科医院ではスタッフも勤務医も、この100%みがきが達成できないと
臨床において患者をみることは許されていない。
この100%みがき、簡単なようでいざやってみるとそうそう簡単にできることでなく
また難易度も非常に高い。
また、DrやDhがまともに歯磨きができないで、どうやって患者にペリオコントロールの
指導ができるのか。 医療側の者が患者に指導するには、その指導する内容について
経験のもとで熟知していなければ、信念も意義も伝えることができるわけがない。
なので、あえて私は前岡先生に『私も挑戦したい』とアポイントをとったのが去年の8月だった。
自分の医院でやればいいじゃんといわれたが、この厳しい審査がある前岡歯科医院であえて
挑戦することに意味があると思い私の挑戦ははじまったのだ。
この課題の困難さは前岡歯科医院のスタッフから話をきいていた分、大変さは十分にわかっていたが
私を担当したDH小川さんの審査は厳しく、案の上、中々合格がもらえず、
日々ブラッシングに悪戦苦闘した。 しまいには両方の口角が傷まみれになり、数か月間
ただれたままになって大きい口が開けれない時期もあった。
しかし今年の5月にようやく100%磨きを達成することができた。 感無量である。
前岡歯科では、スタッフも勤務医も100%磨きを達成すれば、写真のような画用紙に手書きで
達成証明書を院内で発行してもらえる。
スタッフさんにおいてはこれをもらった人は感無量で必ず泣き出すという。
この重みのある証明書、私も同じものがほしかった…。そしてもらうことができた。
お世辞でもかっこいいとはいえない証明書だが、やすっぽいサーティフィケートの背景にある苦労と
努力を考えると、このサーティフィケートの重みははかり知れない。
我々歯科医は、やれ研修会だ、講習会だ、どこどこの大学の短期研修だのいって そのたんびに
英語で華やかに書かれたサーティフィケートを受け取り、それを自慢気にしている。
はずかしながら以前の私も同様だったが、ここ数年はそんなことにむなしさを覚え、そのような
研修会に参加してもそれらのサーティフィケートをもらっても棚にしまったままである。
歯科の研修会に参加して、席に座って、話の内容が理解できてもできなくても、寝てても、実習があっても
(本人の自覚の問題で質がかわるが)出された模型になんとなく行う実習に参加しても
金さえ払えばもらえる華やかなサーティフィケートと称号というものの価値って一体何なんだろう。。。
この100%磨き達成のサーティフィケート
私にとっては意味ある、そして重みのあるもので
久しぶりに心がときめいた証書である。 そんな”小さな幸せ”を今回は紹介したかった。
写真は私の担当DH小川さんとの証明書授与の写真。