リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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サーティフィケート

2012-05-30 14:58:23 | Weblog
去年の8月から前岡歯科医院にて私は100%磨きの訓練を受けていた。
そして約9カ月目にようやくブラッシング100%磨きを達成することができた。

前岡歯科医院ではスタッフも勤務医も、この100%みがきが達成できないと
臨床において患者をみることは許されていない。
この100%みがき、簡単なようでいざやってみるとそうそう簡単にできることでなく
また難易度も非常に高い。
また、DrやDhがまともに歯磨きができないで、どうやって患者にペリオコントロールの
指導ができるのか。 医療側の者が患者に指導するには、その指導する内容について
経験のもとで熟知していなければ、信念も意義も伝えることができるわけがない。
なので、あえて私は前岡先生に『私も挑戦したい』とアポイントをとったのが去年の8月だった。
自分の医院でやればいいじゃんといわれたが、この厳しい審査がある前岡歯科医院であえて
挑戦することに意味があると思い私の挑戦ははじまったのだ。

この課題の困難さは前岡歯科医院のスタッフから話をきいていた分、大変さは十分にわかっていたが
私を担当したDH小川さんの審査は厳しく、案の上、中々合格がもらえず、
日々ブラッシングに悪戦苦闘した。 しまいには両方の口角が傷まみれになり、数か月間
ただれたままになって大きい口が開けれない時期もあった。
しかし今年の5月にようやく100%磨きを達成することができた。 感無量である。

前岡歯科では、スタッフも勤務医も100%磨きを達成すれば、写真のような画用紙に手書きで
達成証明書を院内で発行してもらえる。 
スタッフさんにおいてはこれをもらった人は感無量で必ず泣き出すという。
この重みのある証明書、私も同じものがほしかった…。そしてもらうことができた。
お世辞でもかっこいいとはいえない証明書だが、やすっぽいサーティフィケートの背景にある苦労と
努力を考えると、このサーティフィケートの重みははかり知れない。

我々歯科医は、やれ研修会だ、講習会だ、どこどこの大学の短期研修だのいって そのたんびに
英語で華やかに書かれたサーティフィケートを受け取り、それを自慢気にしている。
はずかしながら以前の私も同様だったが、ここ数年はそんなことにむなしさを覚え、そのような
研修会に参加してもそれらのサーティフィケートをもらっても棚にしまったままである。

歯科の研修会に参加して、席に座って、話の内容が理解できてもできなくても、寝てても、実習があっても
(本人の自覚の問題で質がかわるが)出された模型になんとなく行う実習に参加しても 
金さえ払えばもらえる華やかなサーティフィケートと称号というものの価値って一体何なんだろう。。。

この100%磨き達成のサーティフィケート
私にとっては意味ある、そして重みのあるもので
久しぶりに心がときめいた証書である。 そんな”小さな幸せ”を今回は紹介したかった。

写真は私の担当DH小川さんとの証明書授与の写真。

ICOI学会 inベトナム にむけて準備中、、、

2012-05-09 13:32:44 | Weblog
来月下旬にベトナムで行われるICOI学会にて症例発表を行う準備をしているが
英語での口演のため、スライド編集と口演の準備を行なっているが、
なかなか進まない。。。 

私のポリシーとして、一般開業医として学会で発表を行うとき
大学の研究室講座の協力や、メーカーや大学と連携した内容のものを
行いたくないため、 ピン(一人で)自分の臨床症例から考え作成し、
それにみあった文献をリファレンスとする作業と、
自分が話したい内容を英語にする作業が、結構地味に時間がかかる。
他にもやることが山積みなのだが、どれから処理していけばいいのか
手つかずになってしまうのもこわい

ここ数箇月、ヒマな時間というものがいつあっただろうかと考えてしまうが、
最近はちょっと椅子に座って目を閉じるとすぐに睡眠してしまう。

さあ、ひさしぶりにブログもアップしたことだし、 息抜き完了。。。

4月29日30日は相模大野で研修

2012-05-01 08:23:57 | Weblog
2泊3日で相模大野に出張。 相変わらずハードな研修会であるが、
西川先生のタフさには、いつもながら驚かされる。
朝から夜まで講義、実習で皆の面倒をみて、そのあとの食事会でも
深夜までのんで、翌日も参加者より早く会場にきて準備し、参加者を
迎える。 上に立つ者の人物像として理想の姿である。

今回私は月末ということもあり、レセの総括やら事務処理などを
自分でやってるため、後ろめたさいっぱいで少し早めに2日目の研修会を
早退さしてもらったが、夕方の新幹線だったおかげで、この研修会での
帰路で久しぶりに座席に座ることができた。

同日程では西川先生と井上先生のはからいで、欲しかったレントゲン装置も
手にいれることが確定できたので、このお二人には感謝です。

来月のPGIまでに今回の復習をしておかないと…