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DH高木の症例報告論文

2020-05-28 12:28:23 | Weblog
日本顎咬合学会の来月発刊される学会誌に、当院のDH高木の論文が掲載されます。
DH高木にとっては2つ目の論文執筆になりました。
日々の臨床において、歯科衛生士としての診る視点と考察点などを
けっこう詳しく論述しております。

何にフォーカスを当て、それをどのように考えることがよいか
歯科衛生士の視点ではあまり考えられていない項目についての内容です。

顎咬合学会会員の先生方におかれましては
学会誌がとどいたら、お時間あるときに読んであげてください。

愚痴

2020-05-25 11:41:47 | Weblog
いい加減 現政権には呆れかえる。。。
この記事みて、ふと思ったのだが、今どこかで誰かが賭け麻雀やったら逮捕されないのだろうか??
たぶん警察は注意するだけなんだろうね。

政府配布マスクの件といい、休業補償やらの給付の遅れといい、
国民の不満はつのる一方なのに、、、、、
いいたいこといっぱいあるが、あんまり言わないでおこう。。。

というか、内閣支持率がまだ29%もあることが信じられない。

他の党も頼りないから自民党を支持してる、という意見をよく聞くが、
多数の無所属の有識者が議員に立候補したらもっとまともな政治ってできると思うのだが…
「結党 老人党」という映画お勧めです(アマゾンプライムでみれます)

60年経過症例

2020-05-18 07:51:29 | Weblog
最近興味深い症例があった。
18歳の時に下顎前歯をぶつけて歯質がかけたため前装鋳造冠にて補綴したとのことだが
色が変色こそしているが、78歳になる今まで何も症状も問題もなく非常に満足しているとのこと。
1960年に装着しているので、60年経過症例(提示してる写真)、年季がはいった補綴物である。
私が生まれたのは1971年なので、この前装鋳造冠は私よりも年上である…

1961年に国民皆保険制度が始まっているため、1960年にこの治療をやったときは
医療保険は任意加入だったので、保険でこの前装鋳造冠を行ったかどうかは
本人曰く覚えていないとのことであったが、
いづれにせよ60年も何も問題なく口腔内にある超長期経過症例である。
60年代の歯科医療といえば、1977年の高速タービンカップリングが出回る前の時代である。
今とは比べ物にならない限られた器材の中で行う歯科治療。
支台歯形成を行うにも現代とは違い、やりにくかったと想像する。
そして歯科医が技工を当たり前に行う時代である。
まさしく歯科医の技術がすべての時代である。また、
この時代の先生方は写真やレントゲンなどで、記録をとり続ける方は少なかったと思うが、
名声や地位にこだわる治療でなく、
コツコツと地道にすべての患者の治療を丁寧に行っている姿が
この様な症例から滲みでている。心から敬意を抱く。

昨今は最新器具器材やらデジタル化が掲げられ、なんでもかんでも
最近の治療がうたい文句にされているが、物に頼らず自分の手技を磨く必要性を
この様な症例からも、我々はもっと再認識しなければならない。
基本を忠実に行う手技には確実性があり、それを実直に続けることほど困難なものはない。

私の持っている長期症例 最長でまだ18年。(開業したのが18年前なので仕方ない)
60年経過症例を前にすると、
「地道になんてことのない治療でもコツコツと丁寧に行う姿勢をもち続けない」
と、先人たちの声が聞こえてくるようで、改めて身が引きまる。

感動してしまったので、写真とレントゲンを撮らしてほしいとお願いした次第。

無題

2020-05-04 12:38:14 | Weblog
毎度ながら更新すっかり忘れていました

CV19の影響 いつまで続くのか、、
経済はボロボロになっているし、医科医療現場の健闘には脱帽ものであるが
歯科界も感染防止に配慮を懸命に行い日々の臨床を行っているが
皆もめげずにいてもらいたい

勉強会 学会が軒並み中止になり自粛ムードがさらに高まり
zoomなどのウェブ会議が盛んに行われているが
いまいち集中力がでないという話もきく。

自粛期間中の私は ここのところけっこうアマゾンプライムビデオで映画をみている。
こういう時間も大切だと思う。

自粛が絶対正義といわんばかりの時局で、
自粛警察などと比喩されるように住民同士の監視社会みたいなことが最近多くなっており、
アニメの世界で(サザエさんが)GW中に行楽地に行くことすら苦情がでる始末、、、
なんとも悲しいことではないだろうか
このような時局のときは、感染予防に留意すること、世の情勢や情報について注視するだけでなく
ゆっくり心温まる内容の本を読んだり、ドキュメンタリーや映画を観るのも中々よい。
この様な類のものにいつも触れることって、日々の臨床治療に繋がってくると信じてやまない。
ちなみに私は ビリギャル、殿 利息でござる、リトルプリンス などといった作品をみていた。
リトルプリンスなんかは感受性を研ぎ澄ますにはよい作品だと思う。
アントワーヌの小説「星の王子さま」を原作としたアニメだが、
非凡で奇抜な発想から展開される物語には驚かされる。

問題提起が重く、人との絆や人情を描写した心が洗われる
なんかお勧めの映画あったら教えてください。

PS:パチ屋 いつ自粛休業終わるのかな…。。。