リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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歯科医院アピールに思うこと 

2009-07-25 13:39:37 | Weblog
近年、インターネットなどでいろいろな工夫して
医院をアピールしているホームページが多いです。

だけど、
  患者さんが一番知り得たい情報って何でしょう?

どうゆう治療を実際に行ってるかということです。


臨床例を提示されてる医院でも
たとえば当院ではこんなインプラント治療を行ってると
手術の最中の写真を提示してるのも、逆に患者に
不安をあおってる結果になりえます。

なので、初診の写真、処置後、治療終了時の写真だけで十分なので
自院の症例と考え方を提示する方がより効果があると思うのですが
いかがなものでしょう。







主訴の原因はなんでしょう!?

2009-07-17 07:58:01 | Weblog
新趣向でいきます。

歯科から原因の解明のため、整形や内科や耳鼻咽喉科、心療内科などへ受診を
すすめられるが、いろいろ精密検査され、薬の処方うけるも
一向に症状が軽快しない場合って結構耳にしますよね。
口腔顎顔面領域に関する何らかの主訴に対して
確かに歯科口腔外科ではアプローチできないものもありますが、
まず本当に原因は歯科に関係ないものか関連するものか
見極める正しい診断能力が必要になります。

ある歯科の先生のとこでは、20年来杖をつかないと歩けなかった人が
その先生の治療をうけたことで、杖が必要なくなり整形もびっくりするほど
歩行できるようになったくらい、意外に口腔内の機能は神秘を秘めてるのです。

今回のケース、原因は何だと思いますか。
わかる先生には即座に分かると思います。

私の日常臨床

2009-07-15 07:31:29 | Weblog
普段 私の臨床において、仮歯や仮義歯の使用頻度というものは
非常に多いです。
 たかが仮のものと思うかもしれませんが、意外に重要な役目を
もっているのです。

仮のものには、大きく分けてテンポラリーとプロビジョナルとありますが
テンポラリーは応急的な意味合いをもつ仮の物で
プロビジョナルは機能的見た目的などのある一定の基準を見据えた仮のものです。
そしてプロビジョナルはさらに3つのステージに分けられます。

初診から治療を行うにあたり、今日はここ、今度はそこ、その次はどこって
いうあたかも一連してるような治療をしていても、服で例えるとつぎはぎの
治療となって、最終的には全体的バランスがよくないものとなってしまいます。
そこでたくさんの問題を抱えた口腔内の場合、まず仮のもので
マイナスの現環境をできる限りゼロに近づけておけば、患者もドクターも
その後の処置において非常にスムーズに事が進行しますよね。

今回はそんな私の臨床をちょっとだけお見せします。
ファーストプロビジョナルによる機能を考えた仮歯です。