リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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補綴モディフィケーション

2015-09-21 13:48:54 | Weblog
今回は久しぶりに臨床例を。
遊離端欠損がかかわる補綴治療は、
咬合の維持と安定を考慮しなければならない。
そのため処置前の補綴設計の状態を考察し、
時には義歯を用いた補綴設計を変更した方がよい場合が多々ある。
提示する写真は、審美的、機能的な点を考慮した
補綴のモディフィケーションを行った症例である。
まだ予後2年ほどの状態であるが
良好な経過を呈している。(全て保険診療にて行った)

27年9月 BADS

2015-09-14 08:46:29 | Weblog
今月のバドは2日間日程で基礎咬合学と
ワンランク上の臨床手技、欠損補綴について。
両日とも私が参加者に講演を行った。
30人用の部屋が座席が足りなくなったほど
参加者が集まった勉強会であったが、長丁場にも関わらず、
終始誰ひとりとしてうたた寝せず、
興味津津と聴講してくれていたことは話がいがあった。

ベーシックこそアドバンス
この真意を多くの臨床例で今回も提示した。

嘆息 w

2015-09-03 08:01:43 | Weblog
ある広告編集社から雑誌?に歯科特集を組むための
掲載案内の郵便物が届いた。前からたまにこの類のものは届くのだが、
いいかげんこういう類の記事を組むのはやめて欲しい。

安心できる歯科
患者が選ぶ良い歯科
最新治療を行っている歯科 などなど

編集者が十分な情報のもと、きめ細やかなリサーチをして
選定したものならまだしも、毎度毎度、全国各地の歯科医院から
適当な基準で掲載案内の連絡をして、
そこから掲載希望する歯科医院が掲載料を支払う。
そして歯科医院はお金を払って自分自身で、
良い歯科、患者から選ばれた歯科 と言っている…
虚しくはないだろうかww

このような類のメディアに本当に分かってもらいたい。
いかにこのような特集が医療に意味がないことか。
メディアのマーケティングによって
医療も経営主体と成り下がってしまった昨今において
医療の本質というものに回帰することを
メディアも我々医療人も患者も理解してほしい。

しかし、掲載料140万円って… 
そこまでして名医とよばれたい迷医が未だにいるんだ…