彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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3.11から2年。

2013-03-11 14:02:16 | 地震
あの日から2年が経ちましたね。
改めて、東日本大震災と人災の犠牲者のみなさまのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
そして、まだ見付かっていない方々が一日も早くご家族のもとへ戻られますように。
ご遺族のみなさんのお気持ちが少しずつでも癒されてゆきますように。

運よく生かされているということ、改めて深く胸に刻みたいと思います。

やはり震災の被害が大きかったふるさと、茨城県北茨城市の市民による震災の記録集、「きたいばらき震災記」の発行からも1年が経ちました。
何度か増刷されて、「もうしない」(母も編集委員です)と言っていたのですが、この春また増刷されたそうです。
一切脚色されていない、本当の市民の記録、そして気持ちが詰まった本です。また新たに、沢山の方に手に取って頂けますように。

同じく茨城北部の日立市でラジオ番組のパーソナリティをつとめさせて頂いていますが、番組の中でずっとこの震災記を朗読するコーナーを行ってきました。
私も寄稿させて頂いたこの震災記には、実家の近所の方の記録も沢山載っていて、毎回お一人お一人の記録を朗読する時間は、私にとっての‘祈りの時間’となっています。
これからもずっと、朗読を続けてゆきます。

あの混乱の中、地元への物資集めに協力してくださったみなさんに、改めて感謝いたします。
京都のおとうさんとお友達、名古屋の南城さん、永島浩之さんに紹介して頂いて携行缶を見付けて下さったサンデーフォークの皆様、他にも携行缶探しに奔走して下さった皆様、物資を届けてくれたりおにぎりを作ってくれた東京のお友達、高速インターのおばちゃんたち・・・みなさんがいなかったら北茨城まで物資を届けられませんでした。
名前を挙げ切れないほどのみなさんのご協力により、地元に必要なものを届けることができました。
帰省してご近所の方に会うたびに、あの時のお礼を言われます。「あの時はありがとう、助かったよ」
その言葉を、この場を借りてご協力いただいたみなさんにお伝えさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
急なお願いだったにも関わらず、ぴあの(猫)をこころよく迎えてくれた鎌田さんにも、改めてありがとうございます。本当にお世話になりっぱなしで・・・。

地元の平潟港では名物のアンコウのモニュメントがお披露目。両親も慰霊式に出席だそうです。
間もなく14:46。
私は今年も自宅で黙祷を捧げます。

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