彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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本日リリース 春奈るなさんに歌詞提供しました

2015-03-25 10:11:04 | 歌詞提供
昨年末の渋谷公会堂ワンマンも大成功だった、春奈るなさんのニューアルバムに、2曲歌詞提供させて頂きました♪
「夜の虹を越えて」というバラードは、世界的に大人気のPS3/PS Vita 「ソードアート・オンライン -ロスト・ソング―」エンディングテーマとなっています。

もう1曲の「恋の期限は3年、愛の期限は何年?」は、今まで書いた中で一番の早口ソングです!
全編超絶早口言葉で感情をどわーっと歌い上げる、とても個性的な曲となっています。(BPM150で、ほとんど16分音符…)
歌詞は、‘感情’があまり無い真面目で理性的な男子が、感情的な女子の理解に苦しみながらも自分なりの答えを見付けて行く…と言った内容(説明難しいな…)です。
セロトニンとかドーパミンを歌詞に登場させることができて、なんか嬉しかったです笑。

どちらも力作ですのでぜひ、聞いてみて下さいね!

★2015年3月25日リリース
春奈るな 2nd Album「Candy Lips」
Sony Music Labels Inc. SME Records
初回限定版A SECL1664~1665 3611円+税

初回限定版B SECL1666~1667 3611円+税

通常版:SECL1668 2778円+税



M6「恋の期限は3年、愛の期限は何年?」
作詞:大塚利恵 
作曲&編曲&All Instruments:津波幸平

M12「夜の虹を越えて」(PS3/PS Vita 「ソードアート・オンライン -ロスト・ソング―」エンディングテーマ)
作詞:大塚利恵 作曲&編曲&All Instruments:安永龍平

Musicans’Coordination:今村公治


ニューアルバム『Candy Lips』特設ページ
コチラ


★2015年3月26日リリース
ソードアート・オンライン ―ロストソングー 
http://sao-lostsong.bngames.net

3月26日発売
PlayStation3版 7120円+税
PlayStationVita通常版 6170円+税
PlayStationVita初回限定生産版 9980円+税
株式会社バンダイナムコエンターテイメント
主題歌 春奈るな「夜の虹を越えて」
作詞:大塚利恵 作曲&編曲:安永龍平

奇跡のはる。

2015-03-23 23:51:03 | Weblog
ブログをもっと書く!と、新年に誓ったにも関わらず、3月は矢の如く過ぎ去り…
安定の不安定さです笑。すみません。

久々に、不本意にも禁酒したり、交感神経優位で夜寝付けなくなるくらい、とても忙しい月となりました。
でも不思議なくらいパワーが湧いて来る。。さすが春!

6日の満月は、とても特別だった感じがしました。
自分にもまわりにも不思議なこと(良い意味で)が色々起こったんだけど…
みなさんはどうでしたか?

私の場合、一番のニュースは、とあるきっかけで歌の練習を再開したら、10年以上ぶりに声がでたんです。
突然ガンガン歌えるようになった訳じゃないけど、10年ぶりに自分の自然な声を聞いた、って感じ。
理由は、ふと原因をひらめいちゃったから!

あー、なんでこれに今まで気付かなかった?!と愕然としました。
原因を突き止めるのに10年…というとアホみたいに長いけど、
ヨガやteateセラピー、アーユルヴェーダ、スピリチュアルな学び、素晴らしいセラピスト達との出会い、いつも友人や生徒さんたちからもらっているエネルギーとインスピレーション…
今までやってきた全てが一つの実を結んだと思いました。


その原因は、耳!
私はヘッドフォンが嫌いで、滅多にしないのでまさかと思ってたんだけど、思えばいろんなお知らせがあったなあと思って。
あれもこれも…耳だよ!気付けよ!と、身体が私に伝えようとしていたのだ、と今は分かります。

厳密に言うと、その奥の脳だと思う。
側頭葉って、記憶の貯蔵庫なんですって。ふとした時に、昔誰かに言われたネガティブなセリフが次々頭に浮かんできて、あ、まただ…と、ずっとそれが日常になってたんです。まあトラウマなんだろうからしょうがないか、と思ってたの。
セラピストの友人に言わせると、感覚器には記憶がしがみついてることあるよ~!とのこと。
そこを癒す必要があったんだと分かった。

もうここから先は私の中だけで了解してることなので、意味不明に感じさせちゃうとやだからやめます。
もし詳しく聞きたい方がいたら、今度会った時ぜひ声かけて下さい笑。

歌おうとすると(ひどい時はしゃべろうとするだけで)、耳が自分の声を拒絶するような、思えばずっとそんな感覚でした。
だから、練習すればするほど、自分の声がどうなってるのか聞こえなくなるという、意味不明な状態になってたんですね。

ライブも練習もストップして、違う方向から自分を整えることをし続けました。心も体も魂も。
中途半端なものを、これ以上お金を払って観て頂く訳にはいかなかったし、
コンディションが悪いだけなのかヘタクソなのか、傍目にはよく分からない声で歌うのは、発声や身体のしくみの知識だけが頭に蓄積してゆく中、自分でも死ぬ程苦しかった。

歌は自分が楽器だから。
壊れた楽器のままじゃ、がむしゃらに音を出し続けてもどうにもならない、と気付いたのです。


これは、残念ながらお医者さんに診せたところで分かることではありませんでした。いわゆる病気ではないから。
自分で気付かなきゃダメなことって、あるんですね。
気付きってすごいなあ!!
そして、ごまかしごまかし歌えちゃうような器用な人間じゃなくて良かったかも、とも思った。
100か0かの分かりやすいタイプだったからこそ、はっきりと本当のことに気付けたのだから。

グラグラ不安に揺れながらも、誰かにジャッジしてもらうんじゃなく、最終的には自分で気付かなきゃいけないんだ。


とはいえ、また人様の前で歌える日がくるのか、正直とても不安です。
もしかしたら、声が多少出るようになったとはいえ、ライブは無理かも知れないし。
だからほんとはもっともっと練習して自信持ってライブでも決まったら、そのときにご報告をと思ったのだけど…

でももし、同じような経験で苦しんでいる人がいたら、何かしらの希望になれたらいいなと思って、
そして、いまでも「ライブやらないの?」「待ってます」と嬉しい言葉をかけてくれる変わり者の…じゃなかった笑、私の歌を愛してくれるみなさんにはやく伝えたくて書きました。

温かく見守ってくれるみなさんに、あらためて心からありがとうございます。
どのくらいまでいけるか分からないけど、希望を捨てずにがんばるからね~!


(こないだ水戸の弘道館で撮った梅)