彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

※こちらは旧ブログです。
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2006年ラスト・ブログ!

2006-12-31 22:08:46 | Weblog
みなさま、今年も応援ありがとうございました。来年はもっともっとご期待に沿えるよう頑張りたいと思います。
なるべくたくさんライブをやって、お会いできるのを楽しみにしています。
どうぞ宜しくお願いします。
2007年がみなさまにとって素晴らしい一年になりますように、お祈りしています。よいお年を!

『死ぬまでにしたい10 のこと』完結編

2006-12-30 14:06:13 | Weblog
みなさま、お久しぶりです!年末の忙しさの中、1週間もさぼってしまいました・・・毎日チェックしてくださってる方、ごめんなさい。反省。
さて、映画『死ぬまでにしたい10のこと』に感銘して始めたこのテーマ、先日の投稿は初め7つ目って書いちゃいましたが、8つ目でした。お詫びして訂正致します。ケーソクさん、御指摘ありがとうございました!
間が空いてしまったので、初めてご覧になる方にも趣旨が伝わるように、初回で書いた内容をコピペします。

【4年ほど前のカナダの映画。結構話題になったから、観た方も多いかも知れません。元のタイトルは、『My Life Without me』→わたしのいない人生。
アンという23歳の女性が、余命二ヵ月の宣告を受けてしまいます。二人のちいさな子供と優しい夫を残して‘死’を受け入れなければならなくなった彼女は、死ぬまでにしたいことを10、リストアップします。そして、自分の病のことは誰にも告げずにそのリストをこなしていきます。
映画を観たあと、わたしも「もし自分だったら?」と考えて、10のリストを作ってみました。自分の生に対する姿勢や、本質が見えた気がしました。
そして数年たった今、改めて考えてみました。今、余命二ヵ月と宣告されたら、わたしは何をするだろう?
そしたら、以前とほとんど内容が変わっていないことに気付きました。やりたいことがもともとクリアだったってことかなあ。

ということで、ひとつずつ書いてきましたが、最後の2つは、
「お世話になった人たちに会って感謝の気持ちを言う。できなければ手紙を書く。」
「明るく生前葬をする。」

感謝の気持ちを、ちゃんとその人に会って目を見て伝えたい。
メールみたいな便利なものがあったり、忙しさを理由になかなかできていないんだけど、やっぱり会って伝える以上の方法はないと思うから、できるだけそうしたい。
わたしは、言葉は決して完璧じゃないし、それを扱う自分の言語力も拙いと思う。
表情や声で伝わる部分のほうが大きいと思うんです。
歌詞を書いたりするわたしがこんなこと言うと「?」と思う方もいるかも知れないけど、もともと思ってることを言葉にするのは大の苦手なのです。

言葉の怖い面は、受け手側の解釈でどうにでもなってしまうということだと思う。
解釈を捻じ曲げられたり、誤解されたり、利用される可能性もある。
それと、感情に流されて不本意なことを言ってしまって後悔したところで、元には戻らないということ。これも怖い。
言葉はナイフっていうけど、ほんとうだと思う。
だけど、傷つけ傷つくのが怖いから何も言わないっていうのは違うと思う。
ひとりじゃ生きていけない、コミュニケーションを取らないと生きていけないワケだから、やっぱり拙くても言葉にしないと。
一生懸命考えて心をこめれば、拙い言葉でもちゃんと伝わるっていうのも確かだと思う。
わたしは「歌」という表現~言葉だけ剥き出しなのじゃなくて、音楽と声とともに言葉を伝える表現~は、自分に向いてたんだなと思うし、そういう表現方法があってほんとに幸せだと思っています。
でもね、いろんな人と付き合ったりする中で、普段の生活でもちょっとずつ自分の気持ちと口にする言葉の距離が近づくように努力して、昔よりはマシになってきたかも知れません。

こうやってブログを書くのも、言葉の向こう側にあるほんとうの気持ちがちゃんと伝わるのかな?!っていう不安といつも隣り合わせなんだけど、応援してくださるみなさんとなるべく繋がっていたいという気持ち、またこのブログをきっかけに新たにわたしの音楽に興味を持ってくれる方がひとりでもいらっしゃったらいいなという気持ちもあるので、がんばって続けていきたいと思っています。
やるからには不安を乗り越えて、本音で書くからよろしくね!

さて、話を戻しますが、わたしはもしできるのなら生前葬がしたい。
ささやかな、でも心のこもった楽しいパーティーにしたい。
これはほんとに純粋な願いです。
死んでからの葬儀は、よく言われることだけど、残された人の為にあると思う。
けじめをつける為に。
だから自分で決めることじゃない気がするんだ。

☆☆☆わたしは誰にでも「死」についてちゃんと考える権利と義務があると思います。
だって、誰でもいつかは死ぬワケで、他人事ではないから。

わたしはデビュー曲『いいよ。』を作ったとき、20歳くらいだったのですが、初めて死について本気で考えました。
自分がいつかは死ぬんだという事実はとっても怖かった。でもこの曲を作って、その事実を前向きに受け入れることができたと思います。辛くても怖くても、目をそらさずに事実を見つめると、前向きな答えが出ると思うんです。
「死」を考えることは「生」を考えることだ。
これもよく言われることだけど、ほんとうだと思います。
自分がしたいこと、しなきゃならないこと、自分にできること、できないこと、譲れること、譲れないこと・・・全てリアルに見えてきます。

わたしがこの映画『死ぬまでにしたい10のこと』が好きなのは、とっても現実的で前向きで、きれいごとじゃない映画だからです。現実的にできることから具体的にやって、ビジョンをちゃんと持って生きていこうって思えるんです。
そういえば相田みつをさんも「がんばらなくていいからさあ、具体的にね。」のようなことを書かれていたような。すごく共感します。

さ、気を引き締めたところで、来年はもっとがんばるぞ~!いつも応援してくださるみなさま、ブログを読んでくださってるみなさま、どうもありがとうございます。来年もどうぞ宜しくお願いします!!









『死ぬまでにしたい10 のこと』その8

2006-12-23 13:49:31 | Weblog
続編です。
わたしが今、余命2ヵ月だとしたら、死ぬまでにしておきたいこと。
8つ目は、『作品をできるだけたくさん残して、信頼できる人に預けておく。』
詞や曲をなるべくたくさん、いろんな感情をいろんなカタチで、できるだけ残しておきたい。それを誰かがいつか歌って世に出してくれたらいいな。自分が歌うための作品とはまた別に、遺産代わりって感じです。

二ヵ月で、いったいどのくらい作れるんだろう?もしかしたら渾身の一曲を作って満足しちゃうかも知れないし、100曲位作るかも知れない… でも、どっちでもいいかも、いいものができれば。
普段から作品を作るときは、毎回「これが最後になってもいいや!」と思えるものを作ろうと心がけてるんだけど、ほんとうに最後だとしたらいったいどんな曲ができるんだろうなあ。

死に向かうとき、わたしはシンプルになっていくと思う。時間がないからこそ、ほんとうに究極にシンプルになって、後悔のないように冷静にやっておきたいことをこなしていくと思う。そういうことがきっと作るものにも反映されるだろうから、最後の曲はいちばんシンプルでいちばんむき出しで、コアな曲になるかも知れない。

ライブ報告♪

2006-12-20 01:44:01 | Weblog
12月18日下北沢440
‘12月のNAKED SONGS’
出演;岡本定義(coil)、大塚利恵、近藤智洋(ex.PEALOUT) +松村雄策

《大塚利恵メンバー》

大塚利恵(vocal&piano&shaker)
帆保博康(bass&chorus)
岩田裕樹(guitar&chorus)
田ノ岡三郎(accordion)

《大塚利恵SET LIST》
今回は作った順(リリースした順)に歌ってみました。大塚利恵ダイジェスト!みたいな(笑)
1.「いいよ。」
1st album収録のデビュー曲(98年)。
「死」をテーマに20歳くらいのとき書きました。何年ぶりに歌ったんでしょう?!
もともとピアノ弾き語りだったこの曲ですが、今回は敢えてピアノを弾かず、岩田さんの美しいギターをメインにしたアレンジで歌いました。
やっぱり自分にとって特別な思い入れの曲だったんだと、歌ってみて再確認しました。
2.東京
2nd album収録のシングル曲(99年)。
ちょうどこの曲の舞台である下北沢で歌えて、嬉しかった!イベントの主催者松村さんと出会ったのはこの曲のシングルが出た頃でした。
3.夢のひと
松村雄策さんといえばビートルズ。ということで、今回は出演者それぞれが1曲ずつ、ビートルズのカバーをしました。
わたしはアップテンポの曲がいいなあと思って、この曲「I've just seen a face」(夢の人)を自己流に意訳して日本語で歌いました。すっごく早口の歌詞だったけど、楽しかった!帆保さんのベース・ソロと田ノ岡さぶちゃんのアコーディオン・ソロがかっこよかった!リズム感バッチリの手拍子をしてくださった皆さん、ありがとうございました。感動です。
4.ラストコーヒー
3rd album『スミレ』収録(03年)。
今回、メンバーと息が合ってきたことを最も実感した曲。私達の仲の良さが伝わったでしょうか?!!
5.あいたくて
4th album『味彩遊園』収録(06年)。
最新アルバムの代表曲ということで、最近のライブでは欠かせない曲。
「いいよ。」と比べると、随分ストレートな楽曲を作れるようになったなあと思います。
自分が変わり続けているということがよくわかります。
6.Scissor Heart
「心と体は繋がってて ハサミなんかじゃ切れないの」っていう、最近作った曲。早くリリースしたいな!

~スペシャル・セッション~
『Christmas Rain』(作詞作曲:近藤智洋、岡本定義、大塚利恵)
今回のイベントのために出演者3人で作った曲。
Aメロが近藤さん、Bメロが岡本さん、サビは私が作りました。
リレー形式で曲を作って、ライブ前日にそれぞれ自分が作曲した部分の歌詞を付け終わり、微調整して当日初めて歌詞が付いた状態で合わせました!すごくスペシャルなクリスマスソングができたと思う♪ いつかリリースできるといいな。

下北沢440がとっても居心地のいい空間ということもあり、出演者同士気心が知れてることもあり、私達3人を引き合わせてくれた松村さんの人柄がにじみ出るトークの影響もあり、客席の皆さんがとっても温かかったこともあり、とってもアットホームなイベントになりました。来て頂いた皆さん、ありがとうございました。当日券を期待していた皆さん、ごめんなさい!
このイベントはぜひ続けていきたいね、という話になってるので、次回をお楽しみに・・・!

☆☆☆ところで‘440’って、どうして440なのか前から気になってたんですけど、多分、ロックピアノの調律でよくある440hzのことなのかな。クラシックとか、普通は441なんですけど、ロックなどの場合1低い440の場合が多いのです。
ちなみにアコーディオンは442とか3だったりするらしい。クラシックのコンサートでは、低いほうは低めに、高いほうは高めに調律して広がり感を出したりもするらしい。下北沢440の地下のライブハウス、下北沢251は、‘ツー・ファイブ・ワン’という超王道のコード進行のことかと思います。
ちなみに渋谷の‘まるきゅー(109)’は、東急グループの‘とうきゅう’なんだよね。
あ、余談が多くなってしまった。
次回ライブは2月1日恵比寿天窓・SWITCHと、3月22日南青山MANDALAです。1月14日には地元茨城でイベントもあります。ぜひHPでチェックしてください!それでは、おやすみなさい・・・☆☆☆


いよいよ明日

2006-12-17 16:07:20 | Weblog
今年最後のライブです☆出演者全員よく知ってることもあり、下北沢440という会場の雰囲気もあり、とってもアットホームなイベントになりそう。
出演者三人でこの日のために作った曲に、分担して歌詞を付けることになったんだけど、なんとまだ書いてないの!わたしはサビ担当です♪これからがんばって書くのでどうぞお楽しみに~!?
では、明日来てくださる方は会場でお会いしましょう!お越しになれない方も、ご報告するので待っててくださいね。

今日はちょっと短め日記♪

2006-12-15 00:17:43 | Weblog
実は、おととい嘔吐&高熱で久々にぶっ倒れてしまいました。一日寝てほぼ回復したのですが、吐き気と下痢の風邪が流行ってるそうなので、(あとノロもね!)みなさんも気を付けて下さいね。

今日は18日のリハでした。メンバーとは一緒に演奏すればするほど息が合って、それぞれのいいところが出てくるのが実感できて、いつもとても楽しいリハになります。
そのあとは、先週のブログで書いた「すぱいす」というカレー屋にまた行きました。
激辛にしたかったけど、かわいそうな胃腸のために中辛(とはいってもけっこうスパイシーなんだけど)で我慢しておきました。おいしかった!ドライカレー温玉のせ!中央線沿線の方はぜひ行ってみて下さい。



『死ぬまでにしたい10 のこと』その7

2006-12-13 22:58:27 | Weblog
7つ目は「いちばん好きな人とあったかいところに行って1週間のんびり過ごす。それで、『ありがとう』をいっぱい言う。」
できればハワイがいいなあ。一度吸ったら忘れられない、あの空気。
海を見てのんびりしたいです。
『ありがとう』をいっぱい言うっていうのは普段から心掛けていることなんだけど、『ありがとう』も『ごめんね』も、たくさん口にするほど希薄になってしまう気がするので、一回一回心を込めるように気を付けています。
個人的には、『ごめんね』はたくさん言うべきことばじゃないと思うんだ。だって、簡単に謝れるようなことなら初めからしなけりゃいいじゃん、と思ってしまうから。
それでも人間だから、失敗や後悔することがある。そういうどうしようもないときに心の底から『ごめんね』を言いたい。

話を本題に戻すと、、ハワイの優しい空気を吸って、好きな人にしみじみと『ありがとう』を言って、海の風景と波の音を楽しみながら多少ビールでも飲んで1週間くらい過ごせたら、言う事無いかも・・・。すごく贅沢な理想だけどね。

『死ぬまでにしたい10 のこと』その6

2006-12-11 23:28:41 | Weblog
6つ目は、「ぴあの(オス猫、6歳)のもらい手を探す」
これはどうしてもやっておかねばなりません。
ぴあのはからだは大きいですが、とても繊細で優しい性格の可愛いやつです。基本的におとなしいですが、甘えん坊なのでかまってあげないと多少のいたずらや鳴いたりはします。お尻はいたってお利口です。人見知りしますが、一対一で時間をかけて分かり合うと、とってもかわいらしくなついてきてくれます。
わたしにもしものことがあったら、なるべく気の合う飼い主を、ぴあののために見つけてあげたい…。
好きな食べ物はかにかまとかつお節です…。

『死ぬまでにしたい10 のこと』その5

2006-12-10 23:55:03 | Weblog
5つ目は、「残った仕事ややるべきことはできるだけ普通にこなす。全力で楽しんで、やる。」

残り二ヵ月の人生だとしても、なるべく普段通り過ごしたいっていう気持ちもある。
たとえ明日死ぬとしても、洗濯したりピアノの練習したり、残ってる仕事があればちゃんとやりたい。全部投げ出して遊びたいとは思わない。でも、あんまり無理はしたくないけどね。
日常を最大限楽しみたいっていうのは、わたしの人生の目標なのです。

『死ぬまでにしたい10 のこと』その4

2006-12-09 23:14:03 | Weblog
「ラスト・ライブを全力でやる。」
全曲やりたいなあ。自分が作った曲は全部!子供みたいなものだから。嫌いな曲や愛してない曲は1曲もないし。
最後となったら1曲1曲噛み締めて、全部やりたい。そして、自分の気持ちをいつも前に向かせてくれた楽曲達に感謝したい。

問題はお客さまとメンバー。
全員、呼びたいんです、観たいと言ってくれる人は皆!ひとりも連絡漏れがないようにしたいんだけど、できるかなあ?!メンバーは、どうしよう。これまた最後に一緒に演奏したい人がいっぱいいて困る。丸一日がかりの長ーいライブになることは間違い無しです。体力が持つのかなあ?!いや、持たなくてもなんとかやりたい!!



『死ぬまでにしたい10のこと』その3

2006-12-08 22:17:59 | Weblog
3つ目は、「ものを極限まで捨てる。または、誰かにあげる。」

わたしはものを捨てるのがほんとうに苦手で、掃除のときいつも困ります。
以前よりはだいぶ、‘捨て際’ってものがわかるようになったけど、それでも思い切るまでには相当悩みます。
捨てたものがゴミ収集車の後ろに袋ごとばこっと入れられて、ぺシャン!と潰れるところを想像しちゃって、ひどいときは板切れ一枚捨てるのに泣いたりします。(異常?!)
‘もの’は必ず思い出と結び付いてるから、その思い出が痛め付けられてるようで、悲しいのかも知れない。長く使ったものは愛着もあるしね。
要らなくなって捨てるのとは違うけど、一番古い記憶だと、6~7歳のときに他人に割られたカップとソーサー(確かピアノの発表会のご褒美でもらったものだった)のことを、いまだに思い出して切なくなります。そういう記憶が、今のわたしの‘捨て下手’の原因なのかも?

しかし、二ヵ月後に自分が死ぬとしたら・・・
どう考えても要らないもののほうが多いのです。
ほんとうーに生きていくために必要なものは、きっと少ない。
でも生きていると、いつの間にかどんどんものが増えてゆく。
‘生きる’ことを前提に考えると、なかなか捨てられない。
でも‘死ぬ’ことを前提に考えると、途端に捨てられるものは増える。
なんだか複雑。

先日から『大塚利恵 作詞の学校』を連載させて頂いている生活文化出版webマガジン「らいかる」に同じく連載されている占い師の紅龍さんによると、「お掃除」は頭の中がまとまり始めた時に出る症状、なのだそうです。興味深いお話なのでぜひ見てみてくださいね。http://www.seikatsubunka.co.jp/index.html





『死ぬまでにしたい10 のこと』その2

2006-12-07 20:06:13 | Weblog
昨日に引き続き、2つ目は、「ほんとうに一緒にいたい人とだけ一緒に居る。特にごはんのときは。」

いつもたいてい好きな人とごはんを食べているので、とても幸せなことだと思います。
あんまり「付き合いで」とかってこともないし。
うん、とっても幸せなことです。
だから死ぬまでそうでありたい。

今日は18日のライブのリハがあって、そのあと前から気になっていた荻窪の‘スパイス’というカレー屋さんでメンバーとごはんを食べました。具の骨付きチキンが柔らかくしかもジューシー、スープ状のカレーはただ辛いのではなく店名の通りスパイシーで、バケツで飲みたいくらい美味しかったです!‘カレーは飲物’っていうけど、ほんとだね。
いただきま~す!
辛っッ!


『死ぬまでにしたい10 のこと』その1

2006-12-06 23:58:28 | Weblog
4年ほど前のカナダの映画。結構話題になったから、観た方も多いかも知れません。元のタイトルは、『My Life Without me』→わたしのいない人生。
アンという23歳の女性が、余命二ヵ月の宣告を受けてしまいます。二人のちいさな子供と優しい夫を残して‘死’を受け入れなければならなくなった彼女は、死ぬまでにしたいことを10、リストアップします。そして、自分の病のことは誰にも告げずにそのリストをこなしていきます。
映画を観たあと、わたしも「もし自分だったら?」と考えて、10のリストを作ってみました。自分の生に対する姿勢や、本質が見えた気がしました。
そして数年たった今、改めて考えてみました。今、余命二ヵ月と宣告されたら、わたしは何をするだろう?
そしたら、以前とほとんど内容が変わっていないことに気付きました。やりたいことがもともとクリアだったってことかなあ。

今日から毎日ひとつずつ、この場で発表させて頂きたいと思います。
皆さんも映画を観て、一緒に考えてみませんか?

まず一つ目。「ラスト・アルバムを作る。」
大好きなメンバーと、今作りたいものを、今できる最大限のチカラで!
どんな楽曲を作りたいか?というと、ほんとうにささやかなことをひとつひとつ丁寧に、いとおしく描きたい。小さなことでも、心から「しあわせ!」と実感できるような、そういう歌を書いて笑顔で歌いたい。
‘幸せ’を感じるレベルって人それぞれだと思うんですが、自分のアルバムを聴いた人が、身近なところにこんなにたくさん幸せが在るんだなあと感じてくれたらいいなと思います。
http://www.shinumade10.jp/main.html

松村雄策さんとの出会い

2006-12-04 03:11:21 | Weblog
99年4月にアンティノス・レコードからmaxi single「東京」がリリースされて、間もなく友人からの電話で「rockin'on」(洋楽のほう)に松村さんがわたしのことを書いてくださってるということを知りました。
なぜ洋楽誌に??と不思議に思いながら、本屋で買ってきました。
恐る恐る見てみると、なんと、褒めちぎられているではありませんか!
わたし、褒めちぎられるの、大好き!!

松村さんのことは、ビートルズのライターで有名な人だってことはちらっと知っていたのですが、
面識もない新人アーティストのわたしのことを、純粋にいいと思って書いてもらえたことがとっても嬉しかったです。だって、レコード会社のスタッフも事務所の人も、誰も記事のことを知らなかったんですよ!そのぐらい、サプライズだったのです。
「東京」を聴いてびっくりしたということ、その後1st albumの『Oh,Dear』を聴いて頂いたことが書かれていて、荒井由実さんの『ひこうき雲』、ジャックスの『ジャックスの世界』を例に、《完璧なファースト・アルバムである》と何度も書かれていました。
デビュー前はいろいろと大変で、「デビューして嬉しい!」みたいな当然の喜びさえ感じられなくなっていたわたしにとって、松村さんのこの記事は、死ぬ程嬉しい事件でした。
自分のことを「始まった旅」と例えられているのを見て、どれだけ勇気づけられたことか。
そして早速松村さんにお礼の手紙を書きました。そしてライブに来て頂きました。
それが松村さんとの出会いです。以来、ずっと変わらず応援して頂いています。

デビューの頃からのファンの方の中には、もしかしたらその松村さんの記事を読んだ方もいらっしゃるかも知れませんね。その記事をきっかけに聴いてくださった方もいるかも?もう6年も経つんだなあ!なんか、すごいねえ。
18日の下北沢440は松村さんとのトークもあり、松村さんを介して知り合った近藤智洋さん、COILの岡本定義さんとのコラボレートもあり、楽しいイベントになりそうです。
大塚利恵ライブは、今年夏からのメンバー~田ノ岡三郎さん(アコーディオン)、岩田裕樹さん(ギター)、帆保博康さん(ベース)~と一緒に、かなり久しぶりの懐かしい曲も織りまぜて、こだわりの選曲でお送りします。
これ書いてたら目が冴えてきた!練習しなきゃ~!!!



18日のライブ♪

2006-12-02 23:16:27 | Weblog
前売りチケットが完売してしまいました!予約していただいた皆さん、ありがとうございました。予約が間に合わなかった皆さん、ごめんなさい!当日券については、下北沢440にお問い合わせください♪(問)03-3422-9440 よろしくお願いします。

11月は忙しかったので、師走に入り慌ててライブの準備に取り掛かっています。今回はビートルズのライターとして第一人者である松村雄策さんプロデュースのイベントということで、ビートルズのカバーを1曲やるんですよ。昨日の夜、一生懸命選曲して、一気に得意の(というか趣味の)日本語詞を付けました。日本語詞を付けるとしたらどの曲が面白いか、松村さんに候補を5曲ほど挙げて頂いて、たぶんちょっと意外な?曲を選びました。
以前リッキー・リー・ジョーンズがカバーした「For No One」が大好きで、真似してよくライブで歌ってたんですが、今回は違う曲をやります!お楽しみに…!
松村さんとの出会いについてはまた明日、じっっくり書きます。つづく~