現在二子玉川のカルチャースクールで開講中の『~鼻歌から始める作詞作曲~つくって歌おうオリジナル・ソング 』、8名の受講生のみなさん、それぞれのペースでオリジナルソング作りが進行中です♪
タイトなスケジュールですが、質問や悩みにお答えしつつ、アカペラで歌ってもらったメロディにコード(伴奏)を付けて、みんなで盛り上がっています。
理屈がわからなくても、とりあえず書いて、歌ってしまえ!という思い切りが大切☆
その勢いとイメージがあれば、技術的なことなんてご本人が思ってるより、サポートできちゃうものです。
その上で、「自分にはこれが必要、、」と思うことを、このあとじっくり学んでいっていただければと思っています。
まずは、歌を作る喜びを体験することから。
こりゃやめられない!と思えたら、そのあと楽器を学んでも理論を学んでも、とても楽しい努力になると信じています。
6月末の最終回には、とっても楽しみな発表会が!!またご報告しますね。
そして、この講座、7月期は作詞に特化した講座に生まれ変わります。
3ヶ月、全6回という短い中で、歌詞を書く楽しさや奥深さを、できる限り伝えたいと思っています。
歌詞は音楽の一部。
あくまでも耳で聴くもの、という観点で、音楽的に言葉をとらえてゆく講座です。
ここで学ぶのはポエム(詩)ではないので、その点だけご了承下さい。
歌詞に興味がある方なら、どんな方でも歓迎です!
たとえば、
●作詞に興味があるけれど、書くのが全く初めての方
●ポエムと歌詞は何が違うの?と、気になる方
●「これってどういう意味なんだろう?」と歌詞を分析したり、深読みするのが好きな方
●書く側の気持ちを知ることで、歌詞への理解を深め、もっと歌を楽しみたいと思っている方
●作詞家を目指しているが、何からして良いかわからない方
●自己流の作詞に煮詰まっているシンガーソングライターの方
などなど。
作詞法の本は沢山出版されていて、素晴らしい本もありますが、結構偏った視点のものも多く、選ぶのも大変ですよね。
また、「どんな歌詞を書きたいのか?」によって、必要な本が変わってきます。
シンガーソングライターとして自分で歌う歌詞をとことん書きたいのか、
それとも作詞家として、他の歌手に提供する歌詞を書きたいのか。
それは大きな違いです。
音楽愛好家として、自分の好きなように書いていきたいのか、
それともプロになりたいのか。
そこも大事なポイントだと思います。
すべてに共通した作詞の技術もあるし、その人がどんな個性なのかにもよりますが、自分の目的に合った学び方をするのが大事だと思います。
過去、いくつかのスクールで作詞の授業を担当しましたが、
てっきりアドバイスが欲しいのかと思って一生懸命具体的なアドバイスをすると、癪にさわったり傷付いてしまう、という人がたまにいました。
もしその人が、自分の好きに書きたいだけ、という人だったら、私は必要のないアドバイスをしてしまったことになります。
「この人は、歌詞を褒められたいだけだったんだなー」ということに、後から気付きました(笑)。
言葉ってその人そのものだし、繊細だから、自分の歌詞に自信がある反面、実はちょっと不安で、褒められて安心したかったのでしょうね。
しかしあいにく、私は優しいけど甘くはない先生だったのでした(笑)。
「すごくいいね!」と褒めるのも、「これは違うんじゃない?」と意見するのも、私の主観だと思っています。
常に、「私が思っているよりこの作品はずっといいのかも知れないし、よくないのかも知れない」ということは、頭の片隅に置いて教えるようにしています。
また、歌詞の「直した方がいいところ」にはあまり注目せず、「突出して良いところ」にまず注目することにしています。
Bad Pointを直して直して直しまくっても、小さな◯になってしまって、つまらなくなったり煮詰まってしまうように思うからです。
Good Pointに着眼すれば、そこをもっと輝かせる為に、ほかの部分をあーしてこーして、と、とても前向きな創作になっていきます。
また、特別良くも悪くもない歌詞、っていうのもあります。
批判されるのを怖がったり、気持ちをさらけ出すパワーが不足していて、本心で書けていない場合が多いようです。
通信などでも、作詞の添削って先生によって全く違って混乱しちゃう、なんて話を聞きますが、そりゃそうだと思います。
添削する人も人間だから、違って当然。
自信を持っていたフレーズに赤を入れられたから「この先生わかってない!」とか、自分の歌詞をべた褒めしてくれたから「この先生わかってる!」
というのはあまり意味がないと思います。
本人がこの先どんなふうに書いていきたいのか、しっかりビジョンを持って学んでいれば、どんな個性の先生の添削も役に立つのではないでしょうか。
私は、「どんなディレクターさんでもこう言うと思うよ」というような出来る限りフラットな意見と、「私だったらこう書くよ」という自分の頭の中を見てもらいひとつの基準にしてもらうような意見と、2つの側面からのアドバイスを心がけています。
歌詞は言葉だから、メロディ(音符)より自分は使いこなせている、という考えの人も多いようです。
でも、歌詞はやっぱり音楽の一部。
普段使っている言葉でも、ちょっと発想が違う面がある。
普段使っているものだからこそ、変に固執せず柔軟にとらえられることが大事。
こだわりは大切だけど、固執とは違う。いつも自分にそういい聞かせています。
今回の作詞講座は、誰でもWELCOME!という間口の広い講座です。
詳しい講座内容はまた追ってお知らせしますが、色々な歌詞を研究したり、課題曲に歌詞を乗せてみたり、様々な表現にチャレンジしてみたり。
メロディと一緒になって、どんなふうにその言葉が届いてゆくのか。
お一人お一人のスタンス(趣味で書く方、プロを目指す方など)を伺い、必要であればそれに応じたアドバイスをしたいと思っています。
課題曲への作詞の添削はする予定ですが、添削がメインの講座ではありません。
表現法や、アナライズや、メロディと歌詞の関係や、いろんなことをやっていきますので、その中でご自分の「作詞道」を進んで行くためのヒントを、
なるべく沢山持って帰って頂きたい。そんな感じの講座です。
そういう私は、というと、学校や講座で作詞を学んだ訳ではありません。
プロになって、実践の中で学んできました。
レコード会社のディレクターさんやプロデューサーさん、歌詞提供をしたことのなかった私に注目して育ててくれたミュージシャン仲間や出版社の方が、厳しくもあたたかい先生でした。
今でも、そうです。
そして、世の中の素晴らしい沢山の作品に教えられることは限りありません。
シンガーソングライターとしての大塚利恵の歌詞。
作詞家として、他のアーティストに提供する歌詞。
自分との対話である‘大塚利恵’の作詞と、「こういう歌詞を書いて下さい」というオーダーに精いっぱい答える作詞家としての歌詞。
別モノですが、どちらにも自分の個性が自然とあらわれるものです。
細かいオーダーなど、制限がある中で書く作詞家としての歌詞は、不自由で大変なようで、実はとても楽しいです。不自由の中の自由を見つける喜び。
個性を出そうなんて思わなくても、個性って勝手に、どんな状況でも乗っかって来ます。
なので、歌詞を提供することは、知らなかった自分との新たな出会いだったりもします。
歌詞を提供するようになって、自分の作品の幅も広がった、と言っているアーティストは多いですね。
つれづれと書いてしまいましたが、ご興味のある方はぜひ、いらっしゃいませ!
『作詞家&シンガーソングライター 大塚利恵の作詞講座』
東急セミナーBE 二子玉川校
詩(ポエム)と歌詞の違いは何か、考えたことはありますか?歌詞は、歌の一部。耳で聴いて流れてゆくものです。“読んで”良い歌詞なだけでなく、“聴いて”良い歌詞であることが大事です。どうやって書き始めればいいの?という基本から、五感をフルに使ったオリジナリティ溢れる表現法、メロディへの言葉の乗せ方などの実践的なコツまで、ユニークな講義と課題曲への作詞&添削を通して学んでゆきます。趣味で作詞を始めたい方、音楽鑑賞がお好きでもっと深く歌詞を理解したい方、自己流の作詞に煮詰まっている方、プロの作詞家を目指している方、作詞力を付けたいシンガーソングライターの方、歌詞に興味がある方ならどなたでも大歓迎です。様々な歌詞の解説、プロの現場でのエピソードなども交えながら楽しく進めて行きます。初心者からプロ指向の方まで。ジャンルは主にポップスです。
◎全6回 受講料:18,300円
◎第二、第四土曜日15:00~16:30 ※7/30のみ第五土曜日です。ご注意下さい。
◎日程:2011/7/9(土) 7/23(土) 7/30(土) 8/13(土) 9/10(土) 9/24(土)
☆初回7/9に体験受講できます。
◎東急セミナーBE HP
http://www.tokyu-be.jp/seminar/2011070005BE35001.html
タイトなスケジュールですが、質問や悩みにお答えしつつ、アカペラで歌ってもらったメロディにコード(伴奏)を付けて、みんなで盛り上がっています。
理屈がわからなくても、とりあえず書いて、歌ってしまえ!という思い切りが大切☆
その勢いとイメージがあれば、技術的なことなんてご本人が思ってるより、サポートできちゃうものです。
その上で、「自分にはこれが必要、、」と思うことを、このあとじっくり学んでいっていただければと思っています。
まずは、歌を作る喜びを体験することから。
こりゃやめられない!と思えたら、そのあと楽器を学んでも理論を学んでも、とても楽しい努力になると信じています。
6月末の最終回には、とっても楽しみな発表会が!!またご報告しますね。
そして、この講座、7月期は作詞に特化した講座に生まれ変わります。
3ヶ月、全6回という短い中で、歌詞を書く楽しさや奥深さを、できる限り伝えたいと思っています。
歌詞は音楽の一部。
あくまでも耳で聴くもの、という観点で、音楽的に言葉をとらえてゆく講座です。
ここで学ぶのはポエム(詩)ではないので、その点だけご了承下さい。
歌詞に興味がある方なら、どんな方でも歓迎です!
たとえば、
●作詞に興味があるけれど、書くのが全く初めての方
●ポエムと歌詞は何が違うの?と、気になる方
●「これってどういう意味なんだろう?」と歌詞を分析したり、深読みするのが好きな方
●書く側の気持ちを知ることで、歌詞への理解を深め、もっと歌を楽しみたいと思っている方
●作詞家を目指しているが、何からして良いかわからない方
●自己流の作詞に煮詰まっているシンガーソングライターの方
などなど。
作詞法の本は沢山出版されていて、素晴らしい本もありますが、結構偏った視点のものも多く、選ぶのも大変ですよね。
また、「どんな歌詞を書きたいのか?」によって、必要な本が変わってきます。
シンガーソングライターとして自分で歌う歌詞をとことん書きたいのか、
それとも作詞家として、他の歌手に提供する歌詞を書きたいのか。
それは大きな違いです。
音楽愛好家として、自分の好きなように書いていきたいのか、
それともプロになりたいのか。
そこも大事なポイントだと思います。
すべてに共通した作詞の技術もあるし、その人がどんな個性なのかにもよりますが、自分の目的に合った学び方をするのが大事だと思います。
過去、いくつかのスクールで作詞の授業を担当しましたが、
てっきりアドバイスが欲しいのかと思って一生懸命具体的なアドバイスをすると、癪にさわったり傷付いてしまう、という人がたまにいました。
もしその人が、自分の好きに書きたいだけ、という人だったら、私は必要のないアドバイスをしてしまったことになります。
「この人は、歌詞を褒められたいだけだったんだなー」ということに、後から気付きました(笑)。
言葉ってその人そのものだし、繊細だから、自分の歌詞に自信がある反面、実はちょっと不安で、褒められて安心したかったのでしょうね。
しかしあいにく、私は優しいけど甘くはない先生だったのでした(笑)。
「すごくいいね!」と褒めるのも、「これは違うんじゃない?」と意見するのも、私の主観だと思っています。
常に、「私が思っているよりこの作品はずっといいのかも知れないし、よくないのかも知れない」ということは、頭の片隅に置いて教えるようにしています。
また、歌詞の「直した方がいいところ」にはあまり注目せず、「突出して良いところ」にまず注目することにしています。
Bad Pointを直して直して直しまくっても、小さな◯になってしまって、つまらなくなったり煮詰まってしまうように思うからです。
Good Pointに着眼すれば、そこをもっと輝かせる為に、ほかの部分をあーしてこーして、と、とても前向きな創作になっていきます。
また、特別良くも悪くもない歌詞、っていうのもあります。
批判されるのを怖がったり、気持ちをさらけ出すパワーが不足していて、本心で書けていない場合が多いようです。
通信などでも、作詞の添削って先生によって全く違って混乱しちゃう、なんて話を聞きますが、そりゃそうだと思います。
添削する人も人間だから、違って当然。
自信を持っていたフレーズに赤を入れられたから「この先生わかってない!」とか、自分の歌詞をべた褒めしてくれたから「この先生わかってる!」
というのはあまり意味がないと思います。
本人がこの先どんなふうに書いていきたいのか、しっかりビジョンを持って学んでいれば、どんな個性の先生の添削も役に立つのではないでしょうか。
私は、「どんなディレクターさんでもこう言うと思うよ」というような出来る限りフラットな意見と、「私だったらこう書くよ」という自分の頭の中を見てもらいひとつの基準にしてもらうような意見と、2つの側面からのアドバイスを心がけています。
歌詞は言葉だから、メロディ(音符)より自分は使いこなせている、という考えの人も多いようです。
でも、歌詞はやっぱり音楽の一部。
普段使っている言葉でも、ちょっと発想が違う面がある。
普段使っているものだからこそ、変に固執せず柔軟にとらえられることが大事。
こだわりは大切だけど、固執とは違う。いつも自分にそういい聞かせています。
今回の作詞講座は、誰でもWELCOME!という間口の広い講座です。
詳しい講座内容はまた追ってお知らせしますが、色々な歌詞を研究したり、課題曲に歌詞を乗せてみたり、様々な表現にチャレンジしてみたり。
メロディと一緒になって、どんなふうにその言葉が届いてゆくのか。
お一人お一人のスタンス(趣味で書く方、プロを目指す方など)を伺い、必要であればそれに応じたアドバイスをしたいと思っています。
課題曲への作詞の添削はする予定ですが、添削がメインの講座ではありません。
表現法や、アナライズや、メロディと歌詞の関係や、いろんなことをやっていきますので、その中でご自分の「作詞道」を進んで行くためのヒントを、
なるべく沢山持って帰って頂きたい。そんな感じの講座です。
そういう私は、というと、学校や講座で作詞を学んだ訳ではありません。
プロになって、実践の中で学んできました。
レコード会社のディレクターさんやプロデューサーさん、歌詞提供をしたことのなかった私に注目して育ててくれたミュージシャン仲間や出版社の方が、厳しくもあたたかい先生でした。
今でも、そうです。
そして、世の中の素晴らしい沢山の作品に教えられることは限りありません。
シンガーソングライターとしての大塚利恵の歌詞。
作詞家として、他のアーティストに提供する歌詞。
自分との対話である‘大塚利恵’の作詞と、「こういう歌詞を書いて下さい」というオーダーに精いっぱい答える作詞家としての歌詞。
別モノですが、どちらにも自分の個性が自然とあらわれるものです。
細かいオーダーなど、制限がある中で書く作詞家としての歌詞は、不自由で大変なようで、実はとても楽しいです。不自由の中の自由を見つける喜び。
個性を出そうなんて思わなくても、個性って勝手に、どんな状況でも乗っかって来ます。
なので、歌詞を提供することは、知らなかった自分との新たな出会いだったりもします。
歌詞を提供するようになって、自分の作品の幅も広がった、と言っているアーティストは多いですね。
つれづれと書いてしまいましたが、ご興味のある方はぜひ、いらっしゃいませ!
『作詞家&シンガーソングライター 大塚利恵の作詞講座』
東急セミナーBE 二子玉川校
詩(ポエム)と歌詞の違いは何か、考えたことはありますか?歌詞は、歌の一部。耳で聴いて流れてゆくものです。“読んで”良い歌詞なだけでなく、“聴いて”良い歌詞であることが大事です。どうやって書き始めればいいの?という基本から、五感をフルに使ったオリジナリティ溢れる表現法、メロディへの言葉の乗せ方などの実践的なコツまで、ユニークな講義と課題曲への作詞&添削を通して学んでゆきます。趣味で作詞を始めたい方、音楽鑑賞がお好きでもっと深く歌詞を理解したい方、自己流の作詞に煮詰まっている方、プロの作詞家を目指している方、作詞力を付けたいシンガーソングライターの方、歌詞に興味がある方ならどなたでも大歓迎です。様々な歌詞の解説、プロの現場でのエピソードなども交えながら楽しく進めて行きます。初心者からプロ指向の方まで。ジャンルは主にポップスです。
◎全6回 受講料:18,300円
◎第二、第四土曜日15:00~16:30 ※7/30のみ第五土曜日です。ご注意下さい。
◎日程:2011/7/9(土) 7/23(土) 7/30(土) 8/13(土) 9/10(土) 9/24(土)
☆初回7/9に体験受講できます。
◎東急セミナーBE HP
http://www.tokyu-be.jp/seminar/2011070005BE35001.html