ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

クローン猫

2004年12月25日 14時13分47秒 | 古い日記
また、時事ネタだが、クローンペットについて。

http://www.asahi.com/science/update/1223/002.html

かつて、その筋の研究者が、

「自然に生まれる一卵性の双子は、完璧なクローンです。
 人間の技術ではそこまで及びません。」

と言っているのを聞いて、
「そんなもんか?」
と思った。

一卵性の双子は、何組か知っているが、
「顔から体から性格まで」
全部同じ、というのは見た事がない。

そっくりな所はあっても、全く違う部分もある。

要するに遺伝子が同じでも、
同じ人間になるわけでは無いし、
多分彼等は「違う人間になろう」と(無意識の内に)
努力しているのだと思う。

同じ家で生まれて、同じ学校へ行って、
「姿形まで同じ」では、誰だって
いや、周囲も、区別が付かなくて迷惑だろう。


さて、世界初のクローン猫「リトルニッキー」は、
姿形も性格も「ニッキー」にソックリと飼い主は言う。

「猫にしては珍しく、水が好き」な所も共通しているそうだ。

ところで、写真の猫は以前飼っていた俺の猫だが、
コイツも、水が好きだった。

庭で水を撒いていれば、突進してきて、ずぶ濡れになるし、
雨でも小雨の日なら平気で外出していた。

帰ってくると、濡れた体を人間に体を拭いてもらうのが好きだった。

問題は、ニッキーもコイツも、「キジトラ」だ、
と言う事で、前から気になっていた疑問を思い出した。

「猫の性格は『柄』である程度わかる」という説。

確かに「キジトラ」は野性味が強い感じがする。

三毛や鉢かぶりはそうでもなく、
黒猫、白猫はさらにペット的で、
一番、家猫っぽいのが「アメショー」みたいなタビー班だ。

理由?さあ? 性格をつかさどる遺伝子と、
班の遺伝子が関係あるのかも知れない。

ちなみに、参考URLにも書いてあったが、
三毛猫などは、クローンでも
「全く同じ柄にはならない」そうだ。

500万円以上かけて、クローンを作って、
「違う!」
といわれても、責任は持てないだろうな。コリャ。

それに、一番問題だと、思うのは...

「性格までソックリ」というのは、
「クローンである事」とは、
直接関係ないのかも知れんぞ。

まあ、俺が責任感じる筋合いじゃないけど。