煙草というのは、実に便利な麻薬だと思う。
(麻薬の定義については深く知らんが)
「集中して考え事をする時」その逆に「緊張から開放された時」
ダブルで効く。
こういう麻薬は、あまり無いだろう。
強いていうなら、カフェインを含んだ嗜好品が近いだろうか?
一方でアルコールは?
神経弛緩系の麻薬、と言えるだろう。
「緊張から開放されい時」や「何かを忘れたい時」にはいいが、
「何かを操縦する時」や「真剣にやる必要がある時」には向かない。
マリファナとかは、作用としてはほぼ、アルコールと一緒らしい。
ただ、副作用は若干、少なく、依存性も低いようだ。
一方、人類の歴史の中で、アルコールを禁止する事は、
「この上ない悪法」として知られている。
(近代では米国の禁酒法とか)
で、何故、マリファナがダメで、アルコールが許されるのか?
その辺を考えてみる事にしよう。
米国の禁酒法で、何が起きたのか?ズバリ、「密造」だ。
アルコールを作るのは別に難しくはない。
穀物でも果物でも何でもいいから、
発酵すれば、糖分→アルコールだ。
つまり、原材料を選ばずできるので、
密造され(味の方は保障できない)
マフィアなどの資金源になりやすい。
結局「酒造は許可制、密造は違法」というあたりで
折り合いが付いた。
コカイン、マリファナ、大麻は、「その植物」を栽培しなければならず、
「密造」は困難だ。こっそり裏庭で作るわけにもいかない。
こっちは取り締まりも簡単だ。
以上の理由で「神経弛緩系の麻薬」でありながら、
アルコールだけは「認めざるえない地位を得た」というのが、
俺の見解だ。
さて、思い出したついでに書いておく。
バリでの島の話だ。
ある場所に、怪しげな風体の日本人男性が長期滞在していた。
そいつに頼めば「マリファナ」が手に入る、
という噂がまことしやかに日本人観光客の間に広まった。
そいつは、三日と空けず、
「マリファナを売って下さい。」
とやってくるニーちゃんネーちゃんにウンザリしていた。
その日も、頭の軽そうなネーちゃんがやってきたので、
彼は、面倒になって近くにいた相棒にふった。
「おい。”草”だってよ。」
いきなり、「売人の相方」にされた方は、驚いたが、
黙って奥の方に行って、暫くすると”草”を持ってきた。
「イッポン、100エン、ニホンエン、オーケーヨ」
本当に売ってしまった。
「おい。何売ったんだ?」
「あん?手巻き煙草だよ。」
「お前が持ってたジタンか?」
「ああ。どーせわかりゃしないだろ?」
自分はバリでマリファナや大麻を吸った、
という人は、良く思い出してみるといい。
売ったのは、
怪しげな日本語を喋る「ニセ現地人」じゃなかったか?
詐欺に遭っているかもしれないから。
(麻薬の定義については深く知らんが)
「集中して考え事をする時」その逆に「緊張から開放された時」
ダブルで効く。
こういう麻薬は、あまり無いだろう。
強いていうなら、カフェインを含んだ嗜好品が近いだろうか?
一方でアルコールは?
神経弛緩系の麻薬、と言えるだろう。
「緊張から開放されい時」や「何かを忘れたい時」にはいいが、
「何かを操縦する時」や「真剣にやる必要がある時」には向かない。
マリファナとかは、作用としてはほぼ、アルコールと一緒らしい。
ただ、副作用は若干、少なく、依存性も低いようだ。
一方、人類の歴史の中で、アルコールを禁止する事は、
「この上ない悪法」として知られている。
(近代では米国の禁酒法とか)
で、何故、マリファナがダメで、アルコールが許されるのか?
その辺を考えてみる事にしよう。
米国の禁酒法で、何が起きたのか?ズバリ、「密造」だ。
アルコールを作るのは別に難しくはない。
穀物でも果物でも何でもいいから、
発酵すれば、糖分→アルコールだ。
つまり、原材料を選ばずできるので、
密造され(味の方は保障できない)
マフィアなどの資金源になりやすい。
結局「酒造は許可制、密造は違法」というあたりで
折り合いが付いた。
コカイン、マリファナ、大麻は、「その植物」を栽培しなければならず、
「密造」は困難だ。こっそり裏庭で作るわけにもいかない。
こっちは取り締まりも簡単だ。
以上の理由で「神経弛緩系の麻薬」でありながら、
アルコールだけは「認めざるえない地位を得た」というのが、
俺の見解だ。
さて、思い出したついでに書いておく。
バリでの島の話だ。
ある場所に、怪しげな風体の日本人男性が長期滞在していた。
そいつに頼めば「マリファナ」が手に入る、
という噂がまことしやかに日本人観光客の間に広まった。
そいつは、三日と空けず、
「マリファナを売って下さい。」
とやってくるニーちゃんネーちゃんにウンザリしていた。
その日も、頭の軽そうなネーちゃんがやってきたので、
彼は、面倒になって近くにいた相棒にふった。
「おい。”草”だってよ。」
いきなり、「売人の相方」にされた方は、驚いたが、
黙って奥の方に行って、暫くすると”草”を持ってきた。
「イッポン、100エン、ニホンエン、オーケーヨ」
本当に売ってしまった。
「おい。何売ったんだ?」
「あん?手巻き煙草だよ。」
「お前が持ってたジタンか?」
「ああ。どーせわかりゃしないだろ?」
自分はバリでマリファナや大麻を吸った、
という人は、良く思い出してみるといい。
売ったのは、
怪しげな日本語を喋る「ニセ現地人」じゃなかったか?
詐欺に遭っているかもしれないから。