ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

言い訳

2004年12月14日 22時43分01秒 | 古い日記
えーと。

カルピスの絵柄をチャーミングと言ってくれた方がいるので、
それを記念して、この絵柄について語ろう。

実はこのカルピスの絵柄は「人種差別」の問題を
含んでいるそうで(?)今は使われていないそうだ。

(これがダメならエスキモー氷菓の商標も
 もダメだと思うけどなあ。)

このデザインの歴史を紐解いてみると、
(以下、記憶で言うので、多少の間違いはあると思う)
大正時代に、「一般から公募した絵」であるそうだ。

一回、その元絵を見た記憶があるが、
子供が描いたような絵だったと思う。

ホーロー製の「昔の本物の看板」を見た事がある人は、
俺と同意見だと思うが、当時の物は「手描き」
だったと俺は推測している。

何故なら、第一に線が擦れていたり、色ムラがあったりで、
シルクスクリーンか何かで印刷したようには見えない。

また、色や文字にバリエーションがありすぎて、
「どれが正調なんだよ?」とツッコミの一つも入れたくなる。

俺が参考にした現物写真(インターネットで拾った)では、
「滋強飲料」と書いてあるが、「滋養強壮」ならともかく、
滋強と言う日本語は無い。(少なくとも、俺の辞書には載ってない)

よって、これらは、各地の販売店などが促販の為、
ホーロー看板の製作会社に依頼して、
作らせた物では?と思う次第である。

この画像も、実は俺のオリジナルだ。
「水玉入り」の看板は見た事が無いが、入れてみた。

デザイン的にホンモノ凌駕した、と自負している。
(他の人はどう言うか知らんがのう)

こんな事やっていて、もし、本家のカルピスから
苦情が来たらどうするか?

ちゃんと考えてある。

「これはカルピスでは無い。カノレピス(かのれぴす)です。
 ノとレが半角なんです。」

通用するとは思えないけどね。