レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ダンプ渡り鳥

2024年01月17日 18時48分31秒 | ドラマ

「ダンプ渡り鳥」
1981年 日本 125分
■監督:
 関本郁夫
■出演:
 黒沢年男
 大西撤也
 ジョー山中
 原田美枝子
 宮下順子
 なべおさみ
 名和宏
 由利徹
 鳳啓助
 京唄子
 梅宮辰夫

●あらすじ
14tトレーラーを駆使する生粋のダンプ野郎・隆は、
仲間のウェスタンの事故死をきっかけに、遺骨を抱き一路北海道へ向け驀進した。
ウェスタンの妻・雪子は積丹で小料理屋を営んでいたが地元の船主から、補償金をきびしく取り立てられていた。
夫ウェスタンが轢き殺したのはこの船主の息子だったのだ。
雪子の力になろうと、北海道に残って仕事を姶めた隆。
いつしか二人の間に静かな共感が芽ばえ始める。
ある日、雪子の店に政が現われ隆に出ていくよう追った。
対峙する隆と政。
雪の海岸で凄まじい殴り合いをくりひろげる隆と政。
二人の肉弾が激突し、やがて双方が力尽きてうずくまった。
そして政はポツリと呟いたのであった…。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
東映のヒットシリーズだった「トラック野郎」が終了し、代わりとなる新シリーズ狙いとして作られた作品。
そういった背景があるから、てっきり「トラック野郎」シリーズのようにダンプアクションがあるのかと思いきや
全然そんな事はなかった。そもそもダンプに乗っているシーンが全然無いし。
シリーズ後期の真面目路線に変更した「トラック野郎」よりもさらにシリアスな作風にし
メインテーマも男女の恋愛物になっているため、むくつけき男たちのアクション映画を期待していると完全にスカされる。
黒沢年男に梅宮辰夫と、どちらも「トラック野郎」シリーズにライバル役で出演していたのに
今回は全然違う内容になっておりガッカリ。
シリーズ化を目論んでいたらしいが、ヒットしなかったためこれ一作で終わったらしい。
そう言えば映画序盤に若き日のツービートが出てきて、若さ一杯に身体を動かしているシーンは、ちょっと見ものだけどね。

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