「SFゾーン・トゥルーパーズ」
原題:ZONE TROOPERS
1985年 アメリカ 86分
■監督:
ダニー・ビルソン
■出演:
ティム・トマーソン
ティモシー・ヴァン・パタン
アート・ラフルー
ビフ・メイナード
●あらすじ
第二次世界大戦下のイタリアの森林地帯。
ドイツ軍の襲撃により部隊を散り散りにされたアメリカ兵4人は、
その地区でナチス親衛隊が不時着した宇宙船を調査しているのを知る。
兵士達は敵の居留地で捕らわれていた宇宙人ラキアンを助け出すことになり、
やがて彼らと宇宙人との間に共同戦線が実現する。
第二次世界大戦にSFの舞台を求めるなど、全体にセンス・オブ・ワンダーのあふれた良質な作品。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
レレレ好きにはお馴染みの、エンパイア・ピクチャーズ作品。
軍隊が森の中で宇宙人に遭遇する話は「プレデター」が有名だが
本作はそれよりも2年前の1985年制作。
だからと言う訳でもないが、内容の方は宇宙人と戦うストーリーではなく友達になって一緒にナチを倒す内容だった。
結構評判が良い本作だが、自分的には結構辛口な評価になった。
まず全体的にテンポが悪い。ストーリー自体は停滞していないので、そうなると演出がタルイのかな?
ストーリーの目的もいまいち良く分からないので、観ていてどういったゴールを目指しているのかが伝わりにくい。
それでいて各登場人物たちのキャラが無駄に濃く、コメディ風のキャラにしているのだが
ギャグみたいなのがことごとくスベっているので、見ていて辛くしかも長く感じる。
あと音楽が致命的に画面とあっていない。
ここまでくると、別の意味でセンス・オブ・ワンダーに溢れているとしか思えないが
それでもまあ帝国好きな貴方なら満足できるのかな?
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